思い出の天皇賞PART2

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こんにちは、escsapeです。

昨日は、色々トラブル事が続き少々面倒な1日ではありました。

なぜか、トラブルは不思議と続いたりするんですよね。

さて昨日、思い出に残る春の天皇賞を書きました。記事はこちらから。

本日も思い出に残るレースの続きですが、昨日に続いて的中はできなかった

ですが、大波乱のレースです。

2012年のビートブラックという馬が勝ったレースです。

この馬は、前年の春の天皇賞も出走はしていましたが、7着でありました。

それまでのキャリアというのは、菊花賞で3着という成績がある程度で

そもそも重賞を一度も勝っていない馬です。

確かに2400m以上のレースを中心に使われ、ステイヤーではあるものの

成績的には今一つです。

この年、日経新春杯は4着、ダイヤモンドSは6着と続き、直前の阪神大賞典

では10着でありました。当然、人気になるわけもなく天皇賞では14番人気

でした。そして、絶対的な人気の3冠馬オルフェーヴルが1.3倍でした。

オルフェーヴルがここまで人気になった要因の1つとして、前走の

阪神大賞典がありました。これは有名なレースでご存知方も多いとは思います。

このレースでオルフェーブルは、3コーナーで外ラチ沿いに逸走してしまったのです。

普通に観れば故障が発生して外側によけたと私は思いました。

実況も、「まさかのアクシデント発生か」と言っていた位です。

その後、再び走り出し最後ゴール前猛追しての半馬身差の2着でした。

レース序盤でのアクシデントでもなく後半でこのような形であれば

普通はほぼしんがり負けになるはずです。そこを負けたと言え2着まで

きたのは「怪物級」であったわけでもあり、その後の凱旋門賞において

も日本馬で最も惜しい2着というのは、このような規格外のポテンシャル

があっての事でしょう。

いすれにしても、このような背景もありオルフェーヴルが断然人気でした。

ビートブラックは、イングランディーレと違い単騎の逃げではありませんでした。

逃げたのはゴールデンハインドであり、2番手につけた競馬でした。

この2頭がレースを引っ張る中、オルフェーヴルは後方3番手あたりを進みます。

誰もが、オルフェーヴルを中心に競馬を観ていた事でしょう。

競馬での大穴というのは、後方から追い込んで差してくるより、圧倒的に

前残りの場合が多いのです。それは、後方では上がり3ハロンをかなりの

勢いで追うにしてもそもそもの馬の力がないとできない芸当です。しかし

ながら、逃げなどは展開面の利をいかすので、必ずしも馬自体の力に限らない

ところだと思います。そして、1頭単独のような場合とこの春天のように2頭が

後続を離すパターンです。これは、有馬記念でメジロパーマーの勝った時など

ダイタクヘリオスと2頭競り合うような逃げを打ち勝ったりしました。

騎手も恐らく、2頭がいけば競りかけて行っているとみているのではない

でしょうか。そんな中、ビートブラックとゴールデンハインドは決して

スローでもない平均ペースで流れていきます。向こう正面ではすでに20馬身

以上離しています。この時点でオルフェーヴルはまだ後方2頭目あたりです。

そして、3コーナーく下りからビートブラックがロングスパートをかけ先頭に

たちます。そして、直線でも20馬身以上離してのセーフティリードです。

実況の岡安アナも「後150mしかないが、オルフェーヴル届くのか」という

オルフェーヴル視点の実況でもありました。

そして、そのまま2着のトーセンジョーダンに4馬身差をつけ勝ちました。

逃げたゴールデンハインドが7着にそれなりに残っているのですごいハイペース

だったわけでもありません。

オルフェーヴルは11着と生涯2度目の2桁着順の時でもありました。

1度目はまだ馬が若い京王杯2歳Sの10着でした。それ以来の大敗です。

とはいえ、この後のオルフェーヴルは、凱旋門賞2着を2回はさみG1レースの

勝ちも含め2着以下はないのです。生涯唯一の大負けのレースといっても

良いのではないでしょうか。対して、ビートブラックはその後6回出走するも

4着が最高という着順で重賞はこの春の天皇賞のみの勝ちで引退をしました。

ビートブラックにとっては、生涯唯一の激走だったわけです。

引退後は、誘導馬をしていたようです。このような、大波乱というのは

人気馬の凡走と人気薄馬の激走が表裏一体の関係になっていたりもします。

今年は、どのような春の天皇賞になるのか楽しみです。

 

 

 

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