思い出の宝塚記念②

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こんにちは、escapeです。

昨日に続いて思い出の宝塚記念ですが、昨日の記事はこちらから。

宝塚記念は、どちらかというと脚質的には逃げ、先行馬が馬券に

絡んでくるイメージが強くあります。メジロパーマーが勝った

宝塚記念もそんな一頭ではあります。そして、メジロ―パーマー

大器晩成型の馬でG1を勝つまでに独特の使い方で勝ち上がってきて

きています。5歳時にようやく500万クラス(今の1勝クラス)を卒業

します。従って、クラッシック路線には縁遠い馬ではありました。

そして、その後札幌記念を制します。この頃はまだGⅢ競争でありました。

6歳も近くなる頃に、障害戦を使います。

通常、障害戦というのは平地で厳しくなった馬が流れていく事がほとんど

であり、それもダートを走っていた馬が多いのです。

最近では障害帰りで平地を勝つというのはオジュウチョウサン

であり、ましてやその後G1を勝つという事はないのです。

一応、障害で2戦戦い、こちらも未勝利を勝つのみで上のクラスは勝て

ませんでした。半分、調教替わりに使った点もあり、よく障害を使うと

腰がパンとするとも言われています。そんな、決してエリートコース

歩んでいた訳ではありませんが、6歳を迎えます。

そして、春の天皇賞に出場し7着となります。ここから、コンビを組むの

山田泰誠騎手です。まだ、この頃はデビュー4年目の若手騎手ではあり

ました。山田騎手は15年弱で引退し193勝で騎手人生を終えていますが、

G1レースはメジロパーマーのみの勝ちです。一般的に中堅騎手というのは、

10年以上騎乗し500勝以下の騎手が中心というイメージですが、生涯に

G1が勝てるというのは本当に1回あるかないかの場合がほとんどです。

どうしても、武騎手やルメール騎手をみているとG1レースをドンドン勝つ

イメージがありますが、通常は1回勝てるかどうかの方が多いです。

前回の記事での丸山騎手もオサイチジョージのみでのG1制覇でもあります。

今では、G1レースの数も増えましたが以前厳しいものではあります。

今年で言えば、丸田騎手がデビュー16年目ではじめて高松宮記念を

ナランフレグで勝利し泣いていた気持ちもよくわかります。

そして、ステップレースとは通常なりませんがGⅢの新潟大賞典を

勝ち宝塚記念に挑みます。この新潟大賞典も7番人気でしたので

宝塚記念でも人気にならないのはわかります。結果、9番人気ながらも

終始逃げに入り、2着カミノクレッセに3馬身差をつけ勝ちました。

有馬記念もでしたが、単騎の逃げというより2番手のダイタクヘリオスに

つっつかれながら2頭が後続に離すという展開でもあります。

調度、この頃はメジロマックイーンやメジロライアンなどの輩出もあり、

あらためてメジロ牧場の底力という感じで、杉本アナも実況でそのような

フレーズがありました。

とはいえ、人気のない逃げ馬でのフロック感というのも一部ありました。

そして、この年の有馬記念も15番人気ながら逃げ切り勝ちを決めます。

確かに秋2戦は惨敗もしていたので低評価はわかりますが、力がなければ

宝塚も有馬も勝つことは難しかったでしょう。

そんな力が一番発揮していたのが、有馬の後の阪神大賞典です。

このレースは、さして大逃げという形ではないですが直線明らかに

通常は捕まって垂れていくようなレースにもかかわらず、2の足、3の足

さらに差し返し2着タケノベルベットに半馬身差つけ勝つのです。

実況の杉本アナも「山田泰誠はこの馬の本当の力を知っている」という

フレーズが印象深くもありました。

その後は春の天皇賞3着であったり、最後は8歳でも日経新春杯2着で引退

となりましたが、十分年を重ねても活躍した馬でした。

今年もパンサラッサが大方逃げると思いますが、メジロパーマーのような

活躍はできるのか興味深いところであります。

 

 

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