教育現場に「坂路調教」の精神を

徒然なるままに
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こんにちはescapeです。

先日、このようなニュースを目にしました。

とある小学校の先生が、お楽しみ会の内容について生徒での

話し合いを行い、そこで決定したことで不満に思う生徒がいた

そうです。それに対して腹をたてチョークを教室の入口に投げ怒鳴り

教卓を蹴ったそうです。

この程度の事でニュースになったり学校側も懲戒を検討などと

いうのはどうなのでしょうか。今は、暴力などは禁止というのは

わかりますが、この程度の注意の暴言で懲戒まで検討されるのは

重すぎの処分に思います。昭和であれば、私の通っていた荒れている

学校では日常茶飯事であり、鉄拳制裁もとんでくるのも当然の時代でした。

正直、むやみに怒鳴る必要はありませんが、

このような事もしっかり注意できない先生であれば手足をしばられた

ような教育にもなってしまうようにも思います。社会にでれば、上司やお客などに

怒鳴られることなども、頻繁に経験します。今は、パワハラなどとも言われますが

そのような事は小さい会社ではよくある事です。私自身も怒鳴りちらかした事も

あります。このような、教育を受け社会にしっかり出て行けるものでしょうか。

馬と一緒にすると怒られるかもしれませんが、競走馬もそのために「調教」があるの

です。単に競争するまでの調整ではなく、若駒でしたらゲートの出やゴール版の位置など

も認識させる為に、追う箇所がどうなのかなども調教していくのです。

最近は、外厩での調教を行うケースもありますが、基本は関東は美浦トレセン、

関西は栗東トレセンになります。1980年代に栗東に坂路コースという上り坂の

調教コースが作られました。このコースでの調教を積極的に利用したのが

戸山調教師です。そんな中、ミホノブルボンという馬がでてきます。短距離向き

スピードはありましたが、スタミナをトレーニングによって鍛えようとしました。

通常の馬でしたら、1日に2回も坂路調教をすればバテるところを、ブルボンは

5回も坂路を上らせても疲れを見せなかったそうです。当時は、スパルタ調教とも

言われミホノブルボンも「坂路の申し子」と呼ばれていました。

皐月賞も制し5戦無敗の状況でダービーを迎えました。ダービーの距離からスタミナが

とわれるところです。そして、ダービーを逃げて勝つことも非常に難しく直線の長い

府中で脚質が逃げのブルボンにおいては通常は不利になります。しかしながら、2着の

ライスシャワーに4馬身差をつけ圧勝しました。坂路調教の成果でしょう。その後、秋の

菊花賞は稀代のステイヤーであるライスシャワーの成長力もあり、2着となり無敗の3冠馬

には届きませんでしたが、十分強かった馬であることは間違いないでしょう。

菊花賞後はケガをして引退となりました。残念ながら、子供は目立った活躍馬を輩出

できませんでしたが、私の中でも記憶に残る1頭でした。

その後、この坂路調教を利用する馬も増え、しばらく関東馬が全然勝てない時期も

ありました。関西馬が席巻していた時期です。馬の能力がある程度拮抗している中で

この差は、間違いなく坂路調教による効果でしょう。

今こそ小さいうちにスパルタではありませんが、「坂路調教」の精神を宿らせる事が

今後の日本の将来を子供に託すべく「力」となり得るのではないでしょうか。

 

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