ゆでガエルへの危機感

天邪鬼な考察
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こんにちは、escapeです。

これは、会社であったり日本国であっても言われている事

ですが、いわゆる「ゆでガエル」理論です。

いきなり熱湯にカエルをいれてしまえば、その熱さに慌てて

飛び出し逃げてしまいますが、少しずつ温度を上げていくと

温度変化に気づかずゆであがって最後は死んでしまうというものです。

会社であってもぬるま湯につかって、一見居心地が良いのですが

変化に気づかず気づいた時には手遅れになるという例えでもあります。

私も、常々ブログでも変化をしていく事、行動をしていく事の重要性

を説いておりました。それでも、変化していく事やそれに伴い行動を

おこしていく事は非常にエネルギーもつかいます。

先週、とある旧知の経営者の方と話をする機会がありました。この方は、

今が第二創業のような形をとっており、その時からのお付き合いで色々

経過自体も私も知っている人です。当然、最初の事業も時代的な事からも

実質廃業を思い、新しい事業へ移行したことになります。それが、今の

事業でもあり10年以上前の事です。

当然、上手くいっていた時期もありました。そして、一度下降線をたどり

再び浮上した時期がありました。本人が言うには、そこが「逃げ場」だった

と振り返るとそういう話になりました。しかしながら、人間とは欲深いもの

で浮上をしてくると、また戻るのではないかという期待感などがでてきます。

これは、非常に株式投資などにも多くある事です。一度、暴落して浮上していくと

底はついたから後は、もとの水準以上にと期待をしてしまいます。勿論、以前の

価格を上回る事もありますが、大体更に暴落してしまい諦めて売る事になり、

かえって損失を膨らますことがあります。きっとこの経営者の方も気持ちは近い

ものがあったのでないでしょうか。もしくは、その浮上した時に次の種まきを

しておくことであったりと・・。本人も言ってましたが完全にゆでガエル状態

で浸かってしまったような事を話していました。

そして、今再びそれを考える時期にきたという事で、今後のビジネスプランの

話などもきかせてもらいました。私は物事を始める決断よりも辞める決断の方が

難しい気がします。私の場合は、全てをきっぱりやめなければいけないという「事情」

に背中を押され、一旦出戻りサラリーマンになった経緯があります。

この「事情」というものがもしなければ、私もズルズル続けていたのかもしれません・・。

そして、ズルズル続けるともう一度浮上するという期待感がたちこめてきます。

しかしながら、リスクとして往々に最悪の状況で辞めざるを得ないという先程の投資

のよううな事が起きてしまいます。恐らく、今はこのコロナ関係で業績を落とした飲食店

などが迷われているのではないかと思います。以前のような協力金がもうでることはなく、

かといって以前のような客が戻った状況での営業ができるかというのも難しいでしょう。

そうした中、潔く辞めた方もいたでしょう。本来、この協力金も継続するための資金ではなく

廃業のための資金として配られているとも言われていました。辞める事もそれなりに資金は

かかるのです。

この選択と決断が正に「経営者」には今問われているところなのでしょう。タイミングを

あやまると「傾営者」になってしまうのかもしれません。

個人的には、先程の旧知の経営者は同じ業界にもいるので、頑張って欲しい気持ちが

半分はあります。しかしながら、ある程度見切りをつけ再起をはかること自体は私も

否定はしません。私も一足先に似たような状況を経験しているので、十分理解できます。

この「ゆでガエル」という現象は本当に危険で、日本のこの30年は正にこういう状況

ではなかったでしょうか。時代自体は刻々と変化しており、なんとなくは国としては

過去の栄光まではいかないまでも、成立しているのでズルズルと・・。そして、気づくと

今は少子化や海外有事も含め、危機的な状況が盛り沢山になっています。

対して、アメリカなどは常に変化をしまくっている国にも見えてしまいます。

私も年明け位には、大きな変化の波がくる事が想定されていますのでのみこまれない

様にしないといけません。多くの人が、今も30年後も同じ環境や仕事というのは

考えにくい時代に入ってきています。常に自分の浸かっている温度を確認しながら、

いつでも逃げ出せる準備をしておく事が重要ではないでしょうか。

勇気をもって皆さん、行動をしていきましょう!

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