こんにちは、escapeです。
昨日は、船橋での日本テレビ盃でウシュバテソーロが秋始動で
しっかり勝ち切りました。この後は11月の米G1でのBCクラシックの
予定なので春のドバイに続き活躍をして欲しいところです。
今週は、凱旋門賞やG1スプリンターズSもあり競馬の季節に入って
きた感じがします。凱旋門賞は、結果日本馬の参戦は
スル―セブンシーズだけとなりましたので、厳しいところでしょうか。
今週、G1がスタートするスプリンターズSの思い出をと思います。
古くはサクラバクシンオーやロードカナロアも含めスプリンターの名馬
が連勝をしたりもありました。
配当的に印象が強かったのは、2000年のスプリンターズS。
16頭立てで16番人気のダイタクヤマトが勝ったレースです。
1番人気は、前年も2着にきていたアグネスワールド。
2番手につけてから、そのまま押し切り2着アグネスワールドに
1馬身以上つけての完勝でした。この馬が、なぜ人気がなかったといえば
すでに7歳馬でもあり、それまでの重賞成績と言っても、2走前に函館スプリントS
を2着になった程度の実績しかありませんでした。
そして、鞍上は穴男で有名な江田騎手でもありました。なかなか、今見直しても
買える要素が少ないです。しかしながら、これが単純にフロックでなかったのは、
この後スワンSや阪急杯の重賞も勝ちます。翌年のスプリンターズSも3着となり
その際は2番人気ではありましたが、活躍しています。短距離では珍しい大器晩成型の
馬ではありました。単勝配当は250倍でしたが、非常に印象深いレースでもありました。
そして、近年ではグランアレグリアの勝った2020年のレースも印象深いです。
こちらは、1番人気ではありました。グランアレグリアという馬は、どちらかという
とマイラーのイメージが強いです。この年の春の高松宮記念で1200mのG1に
でてのハナ差の2着ではありました。その後、安田記念を制し、秋初戦のレース
がスプリンターズSでした。マイルチャンピオンの叩きにも見えてしまうところ
ではあります。レースはまさに後方2番手からの圧巻の追い込み勝ちでした。
2着ダノンスマッシュに2馬身差をつける完勝です。先程のダイタクヤマトも
ですが、短距離のレースで1馬身以上の着差がつくのは完勝でもあります。
通常、距離が短いためハナ差クビ差などの僅差が多いですが、2000mのレース
などでの1馬身差とはまた価値が違う様な着差でもあります。
その後のマイルチャンピオンでも勝ち、翌年の引退レースのマイルチャンピン
も勝っており、歴史的な名牝ではなかったでしょうか。
今年のスプリンターズSは混戦模様ですので、どの馬に栄冠が輝く
でしょうか。馬同様、秋初戦のG1レースは的中したいところでもあります。
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