ジャンパンカップに思う事

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こんにちはescapeです。

今週の競馬はジャパンカップ。回数をみたら41回だった。

私がはじめてJCを買ったのは第9回のホーリックスが勝った時だ。

オグリとの接戦でのレコードタイム、ホーリックスの鞍上オサリバンの風車ムチ

こんな追い方があるんだと当時は感心しきりだった。当時、枠連の発売しかなく

「2-2」で60倍以上ついた。その頃、後楽園の場外馬券売り場をメインに後輩と

日曜日によく繰り出していた頃である。レース後反省も兼ねて喫茶店に入るのだが、

このJCの1か月後位に近くにいたオッサンがいかにこのJCを的中したかという話を

永遠1時間聞かされた事がある・・(昔は競馬場に行くとこういう人が沢山いたが)。

しかもこの人の予想の仕方が完全オカルト予想であり、内容は忘れたがベートーベンの

第九がどうのこうのと言っていた記憶が今でも残ってる・。

今はG1レースは26レースあり、私がはじめた頃はクラッシックをはじめ半分ほど

だった。最近は新設しすぎで数が多くなると価値が薄く感じる。

これはボクシングにも言える事である。今はボクシングの団体が増え(4団体)、又階級も増えた

事(17階級)から昔は10人ほどの世界チャンピオンが今は70人ほどいる。

従って「世界チャンピオン」の価値が薄れた感じがしてならない。

競馬もこうならないで欲しい。私もあまり新設のG1レースなどはやる気がしなくなる。

当時、ジャパンカップはまだ歴史も浅くそのような位置づけでみられていた。

特に最初の1回、2回などは今でこそほぼ日本馬独壇場になっているが、この頃は掲示板に

載るのがやっとで、日本馬は実力的にかなわず当面は勝てないとみられていた。

ヨーロッパなどは競馬の本場でもあり、歴史が違うと言われもしていた。また、情報も乏しく

海外とのトラックバイアスや海外騎手などもメジャーではなかった。

最近でこそ凱旋門賞も毎年日本馬が挑戦しているが、1990年以前は3頭しか挑戦していなく

ほぼどん尻に近い負けであった。そのような時代でのジャパンカップの創設では日本馬の活躍

は厳しくも誰もが思っていた時代だ。そこに風穴をあけたのが、第4回のカツラギエースであった

。前年キョウエイプロミスが2着しており、日本馬でもという空気が少しでてきた頃だ。

そしてカツラギエースの逃げ切り勝ちである。10番人気である。このレースには3冠馬の

ミスターシービーやシンボリルドルフも出ている。日本馬の中でもあまり期待されていなかった。

得てして最初に突破口を開くときはこういう事である。私は、日本馬が悲願の凱旋門賞を突破を

最初にするのはこういった意外な馬ではないかと思っている。

そんな中で、私がはじめた頃はまだ外国馬の方がJCを勝つ事も多く、よくJCは勝負するレース

ではないと予想家などが言っていた。

最近は、予想家もバラエティ化してあまり気骨のあるような予想家はみなくなったが、当時

「一馬(現、優馬)」の清水成駿というのは、気骨もあり人気も博した予想家だった。彼で

一馬の売上が大きく伸びたという事や、当時ラジオでの解説もしており非常に歯切れの良い

解説をしていた。基本穴党というスタンスで「スーパーショット 孤独の二重丸」というコラムが

好評であり、つい立ち読みをしたりもした(一馬を買えという声もあるが、当時は勝馬を使用して

いたのでつい立ち読みになってしまう)。この清水成駿が最も得意としてい予想が、JCであった。

よくコラムに政治的な内容や出走の意図なども絡めて書き、文才もあり読後感が他の予想家とは

格段に違った。そんな清水氏も5年ほど前に亡くなり、非常に残念でならない。毎年、JCがくる

と清水氏なら何を本命に据えるのだろうかなどと思いを巡らせるときがよくある。

JCで日本馬が勝つようになってからよく「地の利」と言われるようになった。これは欧州の重い

馬場と日本の高速馬場との比較や輸送などがない部分で言われている事である。

今年は日本の3冠馬コントレイルが引退レースでも有り、1番人気に支持されるであろうが

結果はいかに・・。歴史が積み重なりレースの価値がでててきたJCは楽しみなレースである。

そして、中央競馬の大きな戦略は「大きいG1レースは必ず給料日の後に日程が組まれている」

である。このしたたかさが、コロナ禍でも9年連続売上を伸ばし3兆円企業になる所以であろう。

 

 

 

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