こんにちは、escapeです。
昨日は、いつもの上役と久々に帰りに軽く吞んだのですが。
実は、2か月ほど前より事務所を移転した関係で、いつも立ち寄って
いた飲み屋もいかず、今は新しい事務所の近くでの飲みになっています。
ただ、そこは平日に行くとほとんど私達しかお客がいなく、大丈夫なのか
と心配する次第ではありますが・・。
さて、最近旧NHK党自体も揉めたままではありますが、NHK自体の存続も
今後どうなのかなと思う事もありました。
NHKの存在価値は・・。
ご存知のように、NHKは国営放送でありスポンサーがない分受信料という形で
運営がされています。しかしながら、その利用というのは先日とあるアンケートが
ありましたが、1週間に5分以上NHKを観るという人は約半数ではありました。
裏を返せば、半分の人はほとんど観ないという事でもあります。そして、週に5分と
いうアンケートであり、1日に5分かと私も勘違いした位非常に短い時間でもあります。
恐らく、しっかり何時間以上という事であれば多分3割もないような結果になるのでは
ないでしょうか。これは、NHKの番組の中身というよりは、そもそもが皆さんテレビを
観なくなったのではないでしょうか。私自身も1週間でテレビはNHKに限らず、2時間
観るかどうかという感じです。そのほとんども競馬中継だったりもしますが・・。
本来は、災害などの情報も含めという事でしょうが、大きな災害であれば民放でも
ずっと放送をしていたりもします。例えば、東日本大震災のような時はどの局も長々
報道していたのでないでしょうか。また、国会中継や相撲なども延々長時間放送を続けている
のもどうなのでしょうか。ダイジェストで十分にも思います。
そうした時に、昔のように皆がテレビを観る習慣でない限り、ほとんどNHKの存在価値
はないのでないでしょうか。
旧NHK党の意義
NHKも勿論、無料であればこんなに物議はでないのでしょうが、有料が故に
批判も多くあります。最近、旧NHK党の立花氏がチューナーレステレビの販売をしています。
単純にテレビが映らないというテレビです。画面としての機能のみのようなものです。
たた、今タイムリーにというわけにはいきませんが、ネット配信でTVerというものもあります。
見逃した番組などをこれを使用すれば観れてしまうという事です。先程のチューナレステレビに
接続すれば実質視聴は可能という事です。勿論、NHKは映りませんが先程のアンケートからすれば
それ自体なくても困る人はほとんどいないのでは、ないでしょうか。
また、ニュースなどはネットニュースを観ていれば特にその辺も困らないのではないでしょうか。
しかしながら最終コストは安くなるのでしょうが、このテレビを購入してまでNHKにお金を
支払わないとするならば、普通のテレビを購入して支払うのとあまり大差がないようにも
思ってしまう部分もあります。払わないために、あらたなコストをかけるというのも正直
賢明ではないような気もします。旧NHK党は、一石を投じるような功績はあったのでしょうが、
現状ではこのテレビだけでNHK自体の体制を変えるところまでは難しいように思います。
また、NHKの集金の問題については大分解決はしたのではないかと思いますが、その分
この4月から未払いの人には割増金のペナルティが課されるなど必ずしも状況が総体的に
良くなったのかと言えば疑問にも残ります。とはいえ、「NHKをぶっ壊す」というキャッチ
フレーズの中運営していた自身の政党自体が、今は内部分裂で先に政党の方が壊れて
しまっているような状況ではないでしょうか。
黒船の襲来
もう1つ大きな動きとして、グーグルが世界800チャンネルの放送を行うというもの
が報道されています。当然、インターネット放送的な感じになるのでしょうが。
民放であれば、当然これに参加をしていく事になるのでしょう。その場合、NHKは
どうなるのでしょうか。これに参加をして、受信料をとるというのは現実難しい話
でもあります。ましてや、何かの規制を加えるにしても、アメリカの圧力からも簡単に
規制をつくる事は難しくも思います。この時点で、有料放送としてのNHKの運営は
難しくなるのではないでしょうか。後は、コンテンツを充実してその視聴料で収益
をとるような本来の姿にしないと難しいようにも思います。
昔から、大きく物事を変えていくというのは結果的には外国の圧力だったりもします。
郵政民営化やカジノや水道民営化なども基本的には外圧によるものではないでしょうか。
グーグルのテレビは3年後などと言われていますので、10年も経てばNHKの存在は大分
変わらざるを得ない気もします。法的に守られている部分も、法律自体が現在の環境に
合わず、昔からの流れを無理矢理にあてはめ今に至っているものも多くあるのではない
でしょうか。競馬の税金問題などもその象徴ではないかと思います。今のネット競馬を
想定していない税制体系が継続されていたりもします。
従って、NHKという組織も時代に合わせかなり小さい団体に移行をしていくのでは
ないかとも思います。30年前私の頃の就職で言えば、テレビ局というのは花形職種
でもありました。ただ、最近ではテレビの衰退からテレビ局の就職というのも
必ずしも人気職種に今はなっていないようです。時代の変化で、産業も変わるべき
ですし、いつまでも既得権益だけで引っ張ろうというのも限界はあるのではない
でしょうか。いずれにしても、ここ10年でNHKも大きく変わらざるを得ない状況に
なるのは必須ではないでしょうか。
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