競馬の八百長について考える①

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こんにちは、escapeです。

昨日、興味深い動画を観ました。内容は、競馬の八百長についての動画です。

少し、一部では話題にもなっておりそれなりの再生回数になっているとの事で

はあります。

内容は、後述しますが「八百長」について私なりにどう考えているかという見解も

あわせて書きたいとは思います。2回の記事になりますがお付き合いください。

私の見解

私自身は、競馬における八百長は少なからず、今も存在していると思います。

正確に言えば、地方競馬では存在しており中央競馬では存在していないというスタンスです。

まず、あるかないかで言えば過去事件になったものもあります。そして、いわゆる異常投票

という現象も少なからずあります。中央競馬のオッズを動かすにはそれなりの資金は必要

になりますが、地方競馬でも売上の少ない前半のレースなどはよく目にすることもあります。

勿論、異常投票=八百長という図式ではありませんが、少なからず変な動きは要注意ということ

でもあります。

そして、なぜ私が中央競馬は無いと言えるかというには理由が2つあります。1つは非常に

周囲の監視も厳しくレースのパトロールビデオなども公開されている今において非常に

八百長らしい行動をとるのは難しく思います。2つ目の理由としては、中央競馬は騎乗手当も

高く2020年のデータでの騎手の平均年収は2400万になっています。

あえて、八百長をして騎手生命を脅かす行為をするより、通常通り技術を磨いて騎乗

した方が稼げるのです。しかしながら、騎手の年収が低い人がするのではないかという

疑問もあるでしょう。そもそも年収が低いというのは

勝てない騎手でもあり、騎乗依頼も少ない訳です。そして、八百長の定番としては人気のない

馬を勝たせることは難しく、人気のある馬が負けるという図式が基本になります。

そうした場合に、勝てない騎手が人気馬に乗ることはほとんどありません。新人騎手位の

ものでしょう。そうした場合に、そもそもその機会が少なければ八百長自体を仕組むことは

回数的にも難しくなるでしょう。そのような理由から、中央競馬では存在しないと考えています。

対して地方競馬は以前より賞金は高くなったとはいえ、それほど騎手が厚遇された状況でもないで

す。開催の地方競馬にもよりますが、地方競馬の騎手の平均年収は300~500万と言われています。

これでは、違う部分でお金を稼ぎたいという事にもなり、悪事に手を染める騎手がいても不思議

はないのです。そのような観点から、私の見解は地方競馬では存在するという結論ではあります。

過去の八百長事件

以前書いた記事で、道川騎手という地方競馬騎手が八百長疑惑から干されたという

内容を書きました。記事はこちらから。

彼も基本的には、当時のまだ賞金の低い地方競馬で収入にも

不満もあり、海外に飛び出した騎手でもあります。

八百長事件で有名なものとして、山岡事件というのがあります。1965年にJRAで起きた

事件であります。事件の発端は、別件で逮捕をされた暴力団関係者が中央競馬の騎手を

まきこんで八百長行為を仕組んだという自白から発覚します。4名の騎手が逮捕をされ

地方競馬も絡んでおり2名の騎手が逮捕をされました。逮捕された騎手の山岡氏の名から

山岡事件とされています。また、天皇賞や有馬記念を制し名馬となったカブトシローという

馬がいました。3歳時のたちばな賞のレースでこの八百長が起きたと言われています。

JRAにとっては当時は一大事件でもあり、この時期は私も産まれる前です。

当然今のようなクリーンなイメージではなく、どこかこのような事件にみられる

危険なギャンブルというイメージの時代であったのでしょう。

つい最近では2021年に笠松競馬場で八百長が発覚しました。1975年にも同じ

笠松競馬で暴力団会社との事件が発覚し19名の競馬関係者が追放されたりもしました。

2021年の方は、競馬関係者の馬券の購入は禁止されているのですが、

騎手や調教師がグルになり勝敗を決め知人を介して馬券を購入していたのです。

結果的には3億円近い所得隠しという事からバレてしまい、数名の騎手や調教師が

追放されてしまっています。ただ、この事件は2012年~2020年の9年間にわたり

利益を得ていたようで、実に長期間八百長が見過ごされていたという事にもなります。

つい先日も、JRAの若手の騎手6名に中央競馬が携帯などの持ち込みが発覚し1か月の

騎乗停止の処分を下しています。これは、直接の八百長ではないですが、持ち込み禁止

などの規則に反したという事での制裁措置です。

このように、少なからず競馬界では八百長があったという事は

隠せない事実ではないでしょうか。今は、売上も堅調になっている中

尚の事競馬界もそのような不祥事がないように目を光らせているとは思います。

私の見た八百長とは

今では、怪しい騎乗などはかなり動画にあがっていたりもします。

そういう意味では抑止にも繋がるのではないでしょうか。私が目撃した

八百長で儲けた人がいたという話を紹介したいと思います。

時は30年ほど前、中央競馬の大きなレースで圧倒的な1番人気などが負けると場外馬券

売り場では、八百長の声が少なからず聞こえた時代です。

そんな中、地方競馬にたまに繰り出していた私は、平日の大井競馬場でその光景を

目の当たりにしました。当時の大井競馬場では、トウィンクルレースが調度はじまった

頃です。しかしながら、その期間は限られており平日の昼間開催などはまだガラガラ

の状態でした。よく、指定席券を買いガラガラのスタンドで観戦しながら馬券に興じて

いたところです。すると5日間開催で2回ほど出向いた時に、2回とも出くわした人物

がいました。当然、知り合いではありません。その人物は、私の席の3列後ろ程に2人組

でいました。何やら2人の会話が聞こえてくるのです。この間この騎手とは飲んでこの

レースが勝負みたいな話が聞こえました。レースは確か5レース位の早いレースです。

どうも、クラブのような飲み屋を経営しているような感じでもありました。

かなり、マイナーな騎手でもあり人気もそんなになかった馬です。それが、直線ぶっこ

抜いて1着となりました。なぜこの馬を買っているかを知ったのは、直線この2人が

かなりの声量で「そのまま」「できた」というような声援を連発しているのでわかり

ました。そして、この早いレースをしとめるとサッサと帰ってしまうのです。

2回目に遭遇した時も似たような光景でした。その2人が帰った後、近くにいた常連風の

オジサンに声をかけました。「あの2人すごいね、この間も私は見たよ」と話しかけたところ、

その2人の光景をオジサンは何度も見ていると返答がきました。

一説には一開催で、何千万の儲けをだしているなどという話も聞けました。

その時は、八百長というより「独自の情報網があるんだな」という解釈を

していた自分でもありました。レース自体でどこでどうかは当時はわかり

ませんでしたが、その時に「こういう世界もあるんだ」というのを再認識

した次第です。中央でもありますが、地方競馬ではよく人気馬が全くの

掲示板外の凡走をする光景がよくあります。そういう光景をみるとつい、

これは八百長ではないかなどと疑念を抱いてしまう自分がいたりもします。

とはいえ、今では大きなレースはそれなり注目もあるのでないとは思います。

先程の2人組ではないですが、するならば早目のレースなのでしょう。

ただ、問題は然るべき金額を入れた時にオッズが下がり目立つという部分は

あるのではないでしょうか。

次回は、私の見た動画について書きたいと思います。

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