こんにちは、escapeです。
ここにきて、引退馬などがパラパラ出始めています。
イクイノックスについては、現状わかりませんが有馬記念という
話も少しでているようではあります。やはり、一線で活躍した
馬の引退は寂しいものです。以前、騎手についての引退を書きました。
記事はこちらから。
なかなか、休みの期間に引退する事も多く、レース後に引退が発表され
ることもあります。できれば、事前に発表があれば最後の雄姿を見届ける
事もできるのでしょうが。今回は、最近引退発表のあった気になる馬の
3頭をあげたいと思います。
ユニコーンライオン
12月の中日新聞杯がラストランという事で発表がありました。
ユニコーンライオンは、逃げ馬で個性的な馬です。7歳でもあるので
引退の時期としては頑張った方にも思います。
この馬が逃げ馬で力を発揮したのは5歳の鳴尾記念でした。
それまでは、番手競馬や先行脚質ではありました。
鳴尾記念は、8番人気でのいわゆる人気薄での逃げがはまり重賞初制覇
でした。続く宝塚記念では、前走のフロック感もあり人気は落とし7番人気
でしたが、クロノジェネシスの2着と好走をしました。
坂井騎手が乗ることが多かったですが、後半は国分騎手の騎乗が多くありました。
宝塚記念以降は重賞も2桁着順が続き、イマイチの成績でした。
元来、逃げ馬は他に絡む馬がいるかで大分成績が異なります。
基本的には、逃げ馬の大敗というのはあまり私もいつも気にしないことが
多くあります。そして、迎えた福島記念。小回り福島で絶好の狙いでも
ありました。10番人気と1枠という事もあり、逃げ切れるとみていました。
私も馬券は的中し確かブログの予想でもあげていたところでもあります。
今年に入り、大分行き脚もつかなくなり、時には出ムチをいれるような事も
ありました。確かに、以前のような逃げの力は落ちてしまいましたが、
ラストランは、せめて颯爽に逃げの姿を見せて欲しいところです。
テーオーケインズ
こちらは年内引退ですが、今週のチャンピオンズCにでてきます。
東京大賞典が最後になるか、今回が最後になるかはわかりません。
ダートの中距離路線では活躍しましたが、絶対王者的な部分でも
ありません。人気でコケタ事もしばしばあるところが何とも言えません。
現在6歳ですが、この馬が頭角をあらわしてきたのは、2年前の
帝王賞です。4番人気での1着でした。基本的にはテーオーケインズは
5,6番手あたりからの差し競馬です。続くJBCクラッシクでは、1番人気も
裏切り4着でした。迎えたチャンピオンズCでは5馬身差の圧勝で、この時点で
今後のダート中距離界の中心になりうる馬とみていました。
翌年の平安SやJBCクラッシックなども勝つものの、帝王賞では1.5倍の
1番人気に推されるものの4着だったりと安定感がイマイチないような馬でも
ありました。昨年のチャンピオンズCも1.5倍の1番人気に推され4着でした。
なかなか、1倍台の人気に推され馬券圏外にとぶという事は少なく、どこか
そんな脆さがこの馬の魅力であったりもします。
今年に入っても2着、3着が多くどうしても後1歩届かないところがあります。
今年のチャンピオンズCで最後の雄姿がみられるか期待したいところでもあります。
パンサラッサ
JCを盛り上げたパンサラッサも引退となりました。
今週のチャンピオンズCも出るのではという話もありましたが、
さすがにG1の連騰という無理な選択はしなかったようです。
JCにおいても吉田騎手は、矢作調教師からこのレースで引退
かもしれないと聞いていたようです。だから、余計にこの馬の
レースをしようと大逃げにでたのではないでしょうか。
この馬については、今更どうの言う話でもないですが、やはり近年
これだけの大逃げをG1でする馬は少なく非常に個性的な1頭ではあります。
私は、ハンドルネームからも非常に逃げ馬が好きでもあります。
その中でも個性的な逃げをするこの馬の魅力は何とも言えません。
国内のG1レースでは残念ながら勝利はありませんが、ドバイターフ
など海外での賞金の高いレースで稼ぎ、現在は歴代4位の獲得賞金馬
でもあります。国内G1を勝っていない馬では珍しいパターンではない
でしょうか。やはり、昨年秋の天皇賞での大逃げで、最後までイクイノックス
を苦しめたレースがベストレースではないでしょうか。
今回のJCでも、場内がどよめく逃げをうちそれを現場で観れたことは、自分なりには
非常に思い出に残ったレースでもありました。勝ったイクイノックスは素晴らしいの
一言ですが、レースを盛り上げたパンサラッサにも助演賞をあげたいくらいのとこ
ろではあります。
こういった、馬たちが引退していくのは寂しいところですが、新たな個性派の馬の
活躍を待ちたいと思います。
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