こんにちは、escapeです。
最近、Youtube上でガーシーチャンネルというのが注目されて
いるようです。基本的に芸能関係にいた人が暴露話をしている
チャンネルのようです。基本的には、私もあまり芸能人に興味
もなく、どうも知らないような人ばかりの暴露話なので全く
私は興味がわきませんが・・。雑誌でいえばFRIDAYや文春の動画版
なのでしょうか・・。これだけうけているのは、皆さん「ゴシップ
ネタが好きなのでしょう」という事でしょうか。
必要以上に他人が気になったり「比較」する事が好きな人が
多くいます。これは、「傷つくことからの防衛反応」とも
言われているようです。比較対象を自分より優位にならない
ように設定し、そこで安心感を求め精神的余裕に浸りたい
というのがあるようです。わからない心理でもないでしょうが、
私はどこかの記事にも書きましたが、相対的にどうのというのを
基本気にせず、自分がどうかなのかしか考えていません。
勿論、物を買う場合は安いかどうかなどの比較はしますが、
人と比べることはほとんどしません。
そういう意味で「平均至上主義」という概念が小さい頃から
植え付けられているのかもしれません。テストなども平均など
ありますしね。運動でも平均タイムなどもあったりします。
勿論、テストなどは難易度の尺度としてもあるので必要である
場合もありますが、意味のない平均というのも多く存在しています。
その良い例が「年収」だったりもします。色々な指標で公表がされて
いるのは、それだけ気になる人が多いのでしょう。年齢別平均年収や
学歴別平均年収、大企業平均年収などなど・・。私は一言「つまらない」
と思います。他人の財布事情を知っても、自分のお金が増える訳でも
ありません。20万で満足いく生活ができる人もいれば100万でも借金だらけ
の人もいます。自分が満足できる額があれば良いのではないでしょうか。
自分の目標金額があれば良いのであって、他人と比べても何の意味もないと
思います。そういう意味では私も目標金額もあり、ある時に子供に「いくら
稼ぎたいの?」と聞かれ、「○○万」と答えたら「それは無理だ」「会社規模
はどうだ」「平均年齢の年収を考えろ」などとも言われたことがありました。
それだけ子供には現実味がないのでしょうが、私はある程度可能な額と思って答えています。
今は、金額はあえて伏せておきますが、そのように家族であっても大きく金銭
感覚が異なっているようではあります。しかし、その金額が稼げるかどうかは、
周りがどうだではなく、自分がどうだで達成できるかどうかというのもあります。
また、私もオンボロマンション(築40年以上)に住んでいますが、引っ越せばと
言われることもありますが、今はここで十分とも考えています。満足まではいかない
までも、特に不自由もないので本人が良ければそれで良いのではないでしょうか。
そして、比較をしながら「嫉妬」がうまれることもあります。
また比較する対象に「類似性の高い身近な他者」というのがキーワードのようです。
例えば、あまりに身近でなく二刀流の大谷選手や将棋の藤井棋士などと、このような
突き抜けているような人とあまりにもかけ離れている自分を比較しても嫉妬心もなく
素直に応援ができるようなのです。しかしながら、身近な「他者の優位」であると、
「嫉妬心」に変わる事が多いのです。例えば同僚や同級生や友達なのがその対象に
なるのではないでしょうか。この辺は、女性の方が強いようなイメージもあります。
近所のママ友の子が○○大学にいくからどうのとか、旦那の会社は上場でどうのとか
という話は多く、ゴシップネタも女性が好むように思います。そもそもブランド物など
も好きな人などは女性が多く、持ち物で優位性をだしたいなどがあるのでしょう。男性で言えば、
車や時計などもその類でしょう。プライドが高い場合の人が多いのではないでしょうか。
私がある程度納得できるものは、恋愛においての「嫉妬心」というのは理解できます。
ある程度は、独占欲もでてくるのでその辺は多少の「嫉妬」があるのはわかります。
そして、他人の悪いニュースにはやたらに興味津々の人もいます。
私も離婚をした時には、数人に「どうして」などとやたらに真相を聞かれ
困った時期もありました・・。良いニュースは、あまり食いついてきませんが・・。
話は戻り、私個人の事として「比較」することについて振り返ってみたいと思います。
恐らく人と比べない性格になったのは大学受験がきっかけのように
思います。以前の受験の記事はこちらから。第一志望には不合格ではありましたが、
自分でここまで勉強した結果だという事を素直に受け入れる事で、他人が上の大学に
行こうが下の大学に行こうが特に気にならなくなりました。そもそもが、それまでの
環境などの差もあるので比較自体もナンセンスと思ったのです。
就職活動も最初は会社規模はどうでもよく、自分のやりたい事で会社を探していました。
残念ながら、採用には至りませんでした。
とはいえ、学校も卒業するので就職はと思い、当時学校に来ている求人からあまり考えもなく
選んでの入社でした。比較的に同期の中では役職についたのも早い方でしたが、長くは
勤めないという意識が当時自分にあり、その事もあまり気にせず4年ほどで退社をします。
その後移った保険会社も、べらぼうに稼いでいる営業マンもいましたが、自分はどちらかと
いえば、いかにノルマをクリアして食べていけるかという事位しか頭にありませんでした。
そして、独立して10年ほどは周囲は全く気にならず「自分として稼ぎはどうするのか」という
事しか全く気になりませんでした。その後、出戻りサラリーマンとなりますが、たまたま入社
した会社も一応大手でもありそれなりの役職にはついていましたが、あっさり5年ほどで辞めて
しまいます。そして、今は吹けば飛ぶような零細企業にいますが特に前の会社を辞めた後悔も
なく、今も他人の会社や収入と比べてどうだという事は頭に全く有りません。むしろ、今後の
自分の人生設計ばかりを気にしてしまいます。子供も2人いますが、親元から将来独立して
稼げればそれで良いと思っていた位です。それには、最低限、強みがなければ学校や資格位は
とる位の事で、特に○○君が○○大学だからどうのというは一切ありませんでした。
現実、長男は大学には行かず資格を取得して今は就職もしており、下の子は今大学に行っている
状況でもあります。その進路を他人と比較してどうのという事もないですし、子供がそれで独立
して生きていければ、私はそれで良いと思います。後は、私自身が子供の世話になるような事だけ
は避けたいと思う位です。というように、自分の中での判断基準や価値基準を明確に持てれば、
特に他者と比較する事もなくなります。
また、ブログもですが、「競馬」をしているとそのような自己判断を養う事
ができると思います。私も他人の見解を参考にすることはあっても、最終自分の見解で馬券を
買います。よく、他人の予想にのって外した際にその予想家に文句を言う人がいます。
それに乗った自己責任なのですから、その人を責めるなら自分で予想して買えば良いの
です。自分で判断して動いた事に責任だけ他人のせいにする人が非常に多いように思います。
できれば皆さんも他人と比較して優劣をつけたりせず、自己判断を磨いて下さい。
それによって、嫉妬したり安心したりなどないように過ごして欲しいと思います。
そして、単純に他人に良い事があれば素直に「おめでとう」ですし、
悪いことあれば「残念だね」と思える心を養っておくことが重要ではないでしょうか・。
先週の小室氏の弁護士試験の不合格報道
を聞いて、「密の味」に思えた人は要注意でしょう・・。
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