日本経済の曲がり角とは

徒然なるままに
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こんにちは、escapeです。

岸田総理が、就任して半年ほどが経過しましたがいかがでしょうか。

検討する止まりで、なかなか実行に移さない人というところが透けて

みえてきているのでないでしょうか。完全な「事なかれ主義」のようにも

思います。就任直後に話していた、「新資本主義」

というのも未だ具体的な形はない状況であります。しかしながら、野党の

低迷もあり、支持率は高いままというところで7月の参院選挙に入れば

圧勝となりそうな気配ではありますが・・。

現在、円安が非常に騒がれています1ドル130円は見えてきているところは

ありますが、日銀も容認しているところはあります。

ウクライナの戦争も終結していないのもあり、原油価格も高止まり的になっています。

この辺の事から、最近電気代含め値上がった印象を持たれている方も多いのではない

でしょうか。現状の円安は、アメリカの金利上昇を受けたものと日本の地政学リスク

というのが原因と言われています。金利の方は、当然アメリカの方が今年の利上げを

5回すると言われているので、当然日本は黒田総裁の任期中は上げないでしょうから

ドルが買われて然るべきです。地政学上は、中国、ロシア、北朝鮮などからきている

部分はありますが、どうでしょうか。今回の戦争で見えてきたことが2つあると私は

考えています。1つ目は、国連やアメリカ含め軍事的にはあてにならないという事。

これは、ウクライナ情勢を見ていれば、皆さんもお気づきではないでしょうか。

2つ目は西側諸国の経済圏の衰退の前触れではないでしょうか。今回,制裁に協力

をした国というのは50か国弱と言われています。全ての国が対象ではないにしても

「ロシア悪し」となっている状況の割に、4分1程度になっているのは報道と逆の構図

見えてしまいます。従って、今後は中国やインド、ロシアという経済圏の枠組みが強く

なるように思えます。少なくとも、中国とインドが中心となれば人口的には多いわけですから

経済的には強くなるのでないでしょうか。

日本経済が悪くなった要因は、バブル崩壊や消費税の増税、非正規雇用の拡大などが言われて

います。30年も停滞が続く中で、果たしてこれが本当の原因なのでしょうか。

私は、岸田政権ではないですが「事なかれ主義」における「変化を嫌う国民性」というのが

一番停滞の根っこにある部分のように思います。基本はそうなると、問題の先送り

時代の変化に対応していく事が難しくなります。そもそも、明治維新や戦後の復興などを

考えると本来「変化」ができた国民性ではなかったかと思います。

いつ頃からそのようになってきたかは、ハッキリいつとは言えませんが

「マニュアル至上主義」になってきた事が原因の1つと個人的には考えています。

私が、最初にマニュアルらしきものをみたのは、高校生の時にファミリーレストランで

アルバイトをした時でした。当時は、コンビニも少なく高校生ができるアルバイト

というは限定的で当時そんなアルバイトをしていました。その時に高校生のアルバイト

でもオペレーションができるようにマニュアルがありました。すべて、調理の過程や

時間なども含め、未経験者でもそれに沿って働けばできる状態となり、「便利」な印象

を持っていました。恐らく、マクドナルドはじめ外食では多かったのではないでしょうか。

やがて、コンビニなども店舗が増えマニュアルが拡大されたのではないかと思います。

よく、日本のセブンイレブンの創業者が海外から持ち込んだわけですが、マニュアルがほとんど

使い物にならず一から構築したような話を聞きます。

一見便利ではあるのですが、「マニュアル」というのは「均質化」を目的にしており

そこがベースになってくると「考えたり」「とがったこと」をする要素が失われてきます。

そして、昨今ではこれの延長に色々な物の「ルール化」があり尚の事「変化」ができない

仕組みになっているように思います。喫煙などは良い例で、どこもかしこもダメの

オンパレードとなり自宅のベランダさえもダメなどの条例がある位です。

当然、世の中色々なルールにしばられるとスケールダウンしていくところも多く

ある程度の「寛容さ」が必要ではないでしょうか。日本経済が停滞している

内的要因ではないかと思ったりもします。

先日、アントニオ猪木氏の記事を色々書きました。記事はこちらから。

プロレスは、よくアマレスや柔道、空手などの経験者が多くいます。

猪木氏はその辺の経験はなく、ブラジルから力道山に連れられプロレスを始めました。

よく猪木氏が、タックルや受け身などは当然できるがいわゆる格闘技経験がない

ので「基本」を習っていないから、人に教えることができないとよく言っていました。

勿論、自分で取得するのも試行錯誤で体得したようですが。

そして「自分の生き方にも基本がない」という事も言っています。

素晴らしい一言ではないかと思います。だからこそ、人のやらない事を多く猪木氏

はされたのではないかと思います。このような、縛られた中での社会活動が

日本の経済力に「活気」を失くし「失われた30年」をつくっていったのでは

ないかと個人的に考えています。また、子供の将来の夢にここ数年「公務員」

や「サラリーマン」などとでてしまうほど、子供も安全志向になっているのも

気になる点ではありますね。基本にとらわれず、とびでたところに次世代の

スティーブジョブス的な要素養われるのでないでしょうか。

子供に自由な発想でと言う大人が自由でない社会をつくっているので

まずはその辺の脱却が必要に思う今日この頃です。

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