永遠の世界チャンピオン

昭和ノスタルジー
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こんにちは、escapeです。

昨日は、youtubeを観ていましたら「知ってるつもり」という確か

1990年代に日曜日に放映されていた番組がでてきました。

色々、検索などをしているからなのかわかりませんが、たまにこういう

オススメ的なものがヒットしてでてきます。

この番組は、毎週偉人的な人や故人になった俳優などをとりあげ、いわゆる

生き様を振り返っていくような番組です。個人的には結構観ていた記憶があります。

そして、昨日ヒットしたのは「大場政夫」というボクシング選手でした。

1970年代初頭のボクサーであり、私もリアルタイムで観ていた訳ではないので

伝説のボクサーという事で名前などや経歴は簡単には知っていました。

なぜ、彼の試合は人々を魅了をしていったのかは、試合を観れば一目瞭然です。

今とは違い、昔のボクサーは階級も少なく団体も少なく世界チャンピオンに

なるという事は本当に大変な時代でした。そして、まだ日本が高度経済成長の

時期に貧乏に育った子供が金持ちになるという、アメリカンドリーム的なものは

野球を始めとしした人気スポーツ選手か芸能人になるか位の時代でした。

この大場選手も5人兄弟に育ち、極貧に近い家庭環境で育ちました。

そんな中、中学を卒業と同時にボクシングジムに通いながら昼間は菓子問屋

で働くという非常にストイックな生活をしていました。本人は、フライ級という

階級に所属し端正な顔立ちと闘志あふれる試合で人気をだしていた選手です。

また、時代的には私の好きな「あしたのジョー」も連載され、まさにリアル版

あしたのジョーという感じであったのでしょう。youtubeなどでも当時の試合が

アップされていますが、非常に気合のこもった試合が多くあります。今は12ラウンド

制ですが、当時は15ラウンド制という事も有り前半不利にはたらいても、後半に

諦めず闘志をむき出した試合が多くあり逆転勝ちをしていく内容です。まさに

、あしたのジョーの世界です。試合を観ていると、前半などは普通様子見のところ

もあるのですが、果敢に相手に向かっていきます。ペース配分などもあまり考えて

いないのではないかという感じで攻めていきます。世界チャンピオンになって5度

防衛をしています。身長も170センチ近くあり、この階級でやっていくには50キロ

ほどの体重に落とさなくていけなく、減量などもかなり大変であったようです。

これは、武豊騎手などもそうですが今でも身長が高く体重をキープしていくというのは

相当節制をしないといけないものですから、大変な事ではあると思います。

そして、世界チャンピオンになって実家に1軒家をプレゼントしたり兄弟の学費

出してあげたりなど、本当に家族想いの素晴らしい選手ではなかったのでしょうか。

特にボクサーになった時に母親に家をプレゼントするというのを目標にしていたようです。

正に、絵に書いたようなサクセスストーリーでもありました。

やはり、極貧で育ったために親孝行をしたいという思いが、人一倍に強くそして死に物狂いで

稼いでやるという気迫があった事だろうと推察します。いわゆる、「ハングリー精神」なのでしょう

がそのメンタルが、やはり試合にも多くでていたのではないかと思います。

特に印象深い試合は、5度目の防衛戦で1ラウンドにダウンを奪われてしまいます。その時に足を捻挫

してしまい、思うようにその後も動く事ができない状態です。しかしながら、12回に相手にダウン

させ、その後も連打でKO勝ちをするのです。その、試合の根性というか鬼気迫るものは観客の

心を打ったのではないでしょうか。不屈の精神力です。基本的には、軽量級のボクシングはヘビー級

などと比べ、パンチの重さなどから判定にもつれこむ事が多くありますが、しっかりこういう不利な

試合でもKO勝ちをするところが素晴らしくもあると思います。

この試合の3週間後、スポーツカーに乗っていた大場選手は首都高で事故をおこし、帰らぬ人と

なったのです。当時、シボレーコルベットに乗っておりこの車は当時日本では2人しか所有して

いなかったようです。もう1人は、キックボクシングで当時一世風靡をしていた沢村忠選手でした。

事故は特に飲酒運転などではなく、運転ミスによるものであったそうです。その後、この事故が

あってから沢村選手も車を手放したと言われています。

まだ、23歳という若さでこれからの活躍も期待されていた選手ですが、非常に

残念な結果です。今もなお「永遠のチャンピオン」と言われているのは、世界チャンピオンのまま

この事故にあったことで、伝説化しておりこのような愛称がついたのでしょう。

今の日本では、ある意味このようなハングリー精神を持ち合わせた選手も少なくなりました。

当然、プロスポーツは皆さん鍛え上げてリングなどにたっている訳です。そんな中でも、最後の

少しの差で勝敗を分ける事は非常に多くあります。この少しの差が「絶対に勝つ」という

ようなメンタル的な部分です。

昭和ならではの部分ではありますが、私自身は非常に「大切な要素」ではないかと思います。

 

 

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