こんにちは、escapeです。
どうも、最近は年をとってきたせいか「小さい事」にぼやいてしまいます。
昨日も仕事途中に時間もできたので、千円カット的なところで髪の毛を少々
整えようとしたところ、想像以上に短くされてしまいました・・。
皆さんもご経験あると思いますが、全て切った後で鏡をだされ「こちらでよいですか」
と聞かれても9割は「はい」の回答しかないのではないでしょうか。1割は気持ち長ければ
「もう少し短めに・・」はありますが、すでに短くされたものは・・無理です。
私も一言余計ではありましたが、「短すぎますね」と返答したら
「あっ、短かったですか」の店員のリアクション。そして「とはいえ、もとに戻せ
ませんから、それで・・」という私。微妙な空気が流れましたが・・。昨日のブログの「感謝」の
言葉はいずこへ・・という感じで、ややトッチャン坊やのような髪型にされたescapeですが、
本日は「倒産」について現状を見てみようと思います。
このコロナ不況がまだ収束していない中、昨年の倒産件数は約50年ぶりほどの低水準だとニュースが
1月にありました。しかしながら、これはコロナのいわゆる「ゼロゼロ融資」で生き残った延命措置
が大分効いているところはあります。利息もゼロ、返済もゼロ(猶予期間を与えている)からその
ような名称がついたのだと記憶していますが・・。商売の業種によって当然営業利益なども異なり
ますが、基本的には借入とというのは、月商の5倍程度の融資額が適正であると言われています。
月商200万であれば1000万程の借入です。
コロナ以前では、4.7倍ほどの月商倍率が2021年3月期は8.2倍にまで増加
しています。業種で言えば、飲食や建設業などは当然多く、かなり厳しい業種にも入る
のが宿泊ホテル業です。コロナ以前は、12倍ほどでした。
当然ホテルや旅館などは設備費用にある程度資金がかかるので、
通常の他業種よりも多い借り入れというのも理解します。
しかしながら、今は30倍ほどになっており、更に年商1億未満は55倍にもなっているとの事でした。
これは、事業規模が小さくなるほど借入比率も高くなっている事でもあり、その傾向は宿泊業以外に
もみてとれます。
正直、通常であればこれだけの金額の貸付というのは、逆にコロナ以前は不可能でしたがコロナに
よって貸付が可能になったともとれます。ほぼ、この状態であれば返済自体は厳しく最終破綻という
形での不良債権という事になるのではないでしょうか。
そして、今年に入り倒産件数はじわじわと上がってきています。3月というのは企業決算的なもの
も多くあり、通常月よりも倒産件数が伸びたりしますが、結果はどうでしょうか。
現状、原油高であったり円安の傾向もあるので、コストも上がる中つい先週までまん延防止が
されていたことを考えると厳しい会社も多くあるのではないでしょうか。
コロナ倒産という括りで見ると、やはり飲食業と建設業の倒産件数が目立ちます。
勿論、今倒産をしているところの会社では、コロナ以前から厳しい状況の中で通常でも厳しい
状況にコロナ融資という「延命措置」をとったが、息途絶えたという会社も多くあると思います。
少なくとも、コロナ以前の会社の業績に戻せた割合はどのくらいあるのでしょうか。
恐らく、半分以上は戻せていないはずです。想定以上に、収束の期間が延びたことも上げられるし、
政府自体も「効果がない」と言われ続けれている対策をずっと継続している事にも
問題は多くあります。1年間であれば、我慢は効く部分はあるでしょうが、3年にもなってくる
とそもそもの「ライフスタイル」自体が変わってしまった事も多くあるのではないでしょうか。
私のいる会社でもすっかり、「飲み会」自体が消滅してしまいました。個人的には飲みにいって
いますが、以前の忘年会のような大規模なものは会社でやめてしまったところも多くあると
思います。出張などもオンラインの普及により、主張自体が少なくなった会社は多いのでは
ないでしょうか。色々な施設の入場制限は当たり前になり、競馬でさえ今は現地観戦は抽選
だったりもします。
そして飲食店などは、時間制限もだされ席数も間引かれという事で営業を続ければ、
テイクアウト需要がといっても回復するまでの売上をつくるのは大変な事だと思います。
調度、桜も開花をしている時期でもありますが、今年の花見客などはどうなのでしょうか。
そんな事で、コロナ当初は皆さんも違和感があった事も、今ではあまり不自然でなく受け入れて
いる事も多くあるのではないでしょうか。人間の慣れというのは怖いもので、それが日常に移り
変わっていきます。
今年は、そんな事情もあり年末を迎えるにしたがって倒産件数は増えていくイメージが
ありますが、皆さんの会社はどうでしょうか。
そのような、投げかけをしていながらも私のいる会社も実態、いつ倒産してもおかしくない
状況ではありますので、他人事では決してありません。
そのためには、いつどうなっても良いように、来るべき「冬の準備」を冬が明けた今
色々思案中でもあったりします・・・。同じ境遇の方、是非諦めずに頑張っていきましょう!
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