親の存在とは

徒然なるままに
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こんにちは、escapeです。

当初は、達成できるとは思いませんでしたがこの記事が

400回目の投稿になります。中身のないものも多くあり

ましたが、ともあれ昨年目標に掲げた400記事という事が達成できた

のは、何よりです。1年と少しで400というのはほぼ毎日書いた

でもあり、1年も続けると習慣となりある種のライフワークにも

なります。引き続き、更新をできる限りとは思いますが興味のある方は

引き続きお付き合いください。

さて、昨日は仕事を少し早めに切り上げ自宅で続きをしようと帰宅した

頃に、見知らぬ番号からの着信がありました。折り返すと、ほぼ私も

会った事のない親戚からの連絡でした。現在、私の父親は母親はすでに他界しており、

事情もあり都内で独りで暮らしています。

救急車で運ばれたとの連絡を受け、都内の病院に

慌てて向かいました。親戚の方も細かい事情は把握していなかったようです。

親戚の方も比較的に父親の近くに住んでおり、あまり子供に迷惑をかけたく

ないのもあり緊急の連絡先として親戚の人にしていたようです。

80歳を越え大分高齢の域にきているので、心配ではありました。到着すると

救急外来で処置されている事で、そこでもまだ何が原因でどうなったかも

全くわかりません。1時間程すると、父親が何食わぬ顔をしてでてきました。

「あれ、普通に元気じゃないか」と思い、本人も「久しぶり」といかにも

外で会うような感覚です・。どうも、銭湯に行った帰りに脳梗塞のような

感じにみまわれ、店主に救急車を呼んでもらい検査をずっと受けていたようでした。

幸い、無事でしたので良かったのですが、どこかこの安堵感の後に腹立たしさもでてき

ました。「相変わらずだな・・」という感覚が支配されていきました。

この相変わらずというのは、周りに心配をかけても本人にあまりその自覚がない

いうところでもあり、結構他人に迷惑をかける父親でもあります。

私も今では年に2回ほど会うのと数度の電話連絡位しかしていないのですが、

節々にその辺はでてきます。

しいていえば、無理して最悪の状態で家に帰らず、様子がおかしいなという時点で

病院に行った事は正解ではありましたが・・。

そんな折に、近くの病院でもないので通院するのは難しく、今後の事も含め検査結果など

近くの病院に送ってもらえるように紹介状などを依頼して書いてもらっていました。

2時間ほど待たされたいたのですが、病院では本当にさっき具合が悪かったのかと

思えるほど、饒舌に色々話しかけてきました。ただ、他の待っている人達もおり

会話が筒抜けなので、「会社の方大丈夫なのか」

「有馬記念どうだったか?」とか「お前、ワクチン打たないんだっけ」

などKYな会話が節々にでてきたので、その都度中断をしていましたが・。

本人なりには、私の事を心配して話してくれたのではあるのですが・・。

決して、周囲からは評価されるような父親ではありませんが、私にとっては少々問題ありの

老人になった父親ですが、それでも親は親ですよね。何かあれば、心配にもなって

しまいます。親が子供の事を心配するように、子供もまた親の事を心配しているものです。

そこは、同居せずともそんな関係がやはり親子なのかなとあらためて感じてしまったものです。

自宅まで送り届け大分夜遅くになり「おやすみ、お大事に」と別れましたが、どこか「大丈夫かな

とまだ心配している自分がいたりもしました。そして、子供時代には父親は体的にも大きく

映っていましたが、今日の父親は大分小さく映りました。「こんなに小さかったかな」とも

想いながら、寒空の中私も帰宅した次第です。年末の時期に、色々予期しないことが起きるので

皆さま方におかれましても、ご注意ください。

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