こんにちは、escapeです。
昨日は、更新ができませんでした。すみません・・。
夏競馬と言えば、札幌記念や函館記念、新潟記念など名物重賞は
色々ありますが、新潟千メートル直線のアイビスサマーダッシュ
も独特のレースではないでしょうか。
今週から新潟開催が始まり、開幕週でこの重賞があります。
なぜ、独特といえばこの直線だけのレースはこの新潟でしか
ないところです。2001年に創設された重賞で、今年で22回目となり
意外にも歴史を重ねていました。
そして、恐らく一番枠順の内外の影響が
でるレースにもなります。秋天皇賞で有名な府中の2000mも
枠順の影響はありますが、それ以上にこのレースは影響がモロに
でてきます。外ラチ沿いに走らせることが勝つ事の定番でもあり、
どうしてもフルゲートの内では徐々に外にもっていかないことを
考えるとかなり厳しいです。そして、外側の芝の伸びが良いのも事実
であり、皆そこをめがけていくようではあります。
昨年、3着にバカラクイーンという14馬人気の馬が入りました。
1着、2着は人気通りでしたが、3着が荒れ3連複で5万円台となり私は
昨年、この馬券をなんとかしとめました。レース映像を観てもらうとわかり
ますが、内枠に入ったバカラクイーンは内ラチをめがけて走ります。
今までにない戦法です。最後は外に差されましたが、あわやという3着では
ありました。内と外とが離れた極端なレースです。鞍上は、今年活躍している
菅原騎手です。この騎乗は、人気がないのもありましたが相当大胆な騎乗では
あります。そういう意味では、今年同じような事をする馬がいるかもしれません。
いずれにしても、外枠は皆注意がまわっているので、いかに内枠を絡めた馬券
にするかで高配当に巡り合う事にもなります。
そして、上りも31秒台であったり普通の芝のレースにはない上がりタイムで
かけあがります。アイビスでは2回勝って最後にスプリンターSのG1まで
上りつめたカルストンライトオは思い出深いです。今でもコースレコードは
この馬の出したタイムではなかったかと思います。夏のローカル開催で活躍
する馬が、秋のG1レースで勝つことは少ないですが、その数少ない1頭では
あります。そして、騎手の腕はそんなに問われないコースとも思います。
現に勝馬の騎手をみると、そんなに活躍をしている騎手ばかりでない事に気づきます。
恐らく、コーナーがない分位置取りやレース不利、展開などがあまり影響を受けない
事からではないかと思います。馬のスピードの絶対値と枠順に恵まれれば、出遅れが
なければ新人騎手でもそのまま押し切れるところもあります。少し前に引退して、
現在調教師になりました西田騎手などは、現役時に新潟千直マイスターと呼ばれる
位千直が得意ではありました。今でも藤田騎手や津村騎手などそれなりに得意な騎手
はいるものの、通常レース程の技量の差はないように思います。
そして、脚質的には先行、逃げ馬の押し切りが多いので、あまり追い込みが効く
わけではありません。差しくらいは決まる事もありますが、基本先行勢です。
そんな目線で、アイビスサマーダッシュ及び千直レースを見ていくと馬券も
少しとりやすくなるのではないでしょうか。他の短距離レースとは少し一線を
引いて予想をした方が良いと思います。
コメント