コンビと環境の力とは

徒然なるままに
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こんにちは、escapeです。

今はテレビも観る機会は、競馬中継位のものです。若干、W杯も観ましたが・・。

競馬も、来年の3月くらいから全レースネット配信があるようなので、

余計に観なくなるかもしれません。

そんな状況下、日曜にM1グランプリがあり途中から観てみました。どこか、

昨年の方が見応えがあった感じもしますが、ウエストランドというコンビが

優勝しました。毒舌漫才という事でしたが、なかなか今はテレビの放送コード

も厳しく賛否はあったようです。でも、苦節10年以上での優勝という事で

おめでとうございます。漫才は、特にコンビの力というのは重要ではない

でしょうか。一般的には、片方が話しまくる形が多いですが、やはりいなければ

漫談になるという部分はあり漫才が成立しなくなります。

今回のウエストランドの相方もあまり言葉は多くないですが、

存在価値は非常に大切なのでしょう。爆笑問題の事務所に所属して

いるようなので、どこかビートたけしや立川談志、爆笑問題という

毒舌の系譜に憧れ漫才の形ができたのではないでしょうか。

今週は、有馬記念もあるので月曜日にスポーツ新聞を買い

記事や想定出馬表を眺めていたところです。

そんな中テレビ欄をみていると、とある番組に目が留まりました。

2夜連続ですが、NHKで銀河テレビ小説の再放送がされていました。

夜の12:00~2:30位の放送で、2夜観てしまい少々寝不足です。

以前は夜の10時前位に20分程の連続ドラマでした。これを15回分

2夜で一挙に放送するものです。

内容は、藤子不二雄のトキワ荘時代を描いたドラマです。うっすらした記憶では

高校生の時に歯抜けながら観ていた記憶があり懐かしさもあり観ました。

私は、このトキワ荘の話が好きで以前も映画をみて記事を書きました。

記事はこちらから。漫画も昔読んでいたので、内容はわかっていても

どうにも私より前の時代になりますが、世界観がよく観てしまいます。

内容的にはご存知のように、藤子不二雄の修業時代での若手漫画家が

集まったアパートでの切磋琢磨していく模様が描かれています。

誰が演じていたかも忘れていましたが、長江健次と竹本孝之が演じて

いました。知らない人も多いでしょうが、長江健次氏は欽ちゃんの番組

に出ており、イモ欽トリオなども結成し歌などもヒットして活躍していました。

竹本孝之氏はもっと忘れている人も多く、当時ドラマにも良く出演しており

歌手でもあり、アイドル的な存在でした。そんな2人が演じていました。

本当に4畳半のような小さいアパートで、富山からでてきて漫画をひたすら

描き続ける日々なのです。まだ、今ほど漫画雑誌などが確立していない

黎明期の時期です。その中でもすでに手塚治虫氏は活躍しており、皆それに

憧れアパートに集まっている状況です。

この話の好きなところは、今は稀有になった「義理、人情」という部分が

非常に多くでてきます。いつもお世話になったり、お世話をしたりと・・。

貧乏ではあるのですが、「お金」の話がほとんど

でてこないのが素敵でもあります。例えば、手塚治虫氏から手伝いの依頼があれば、

喜んで引き受け、何日も徹夜をしたりその手塚氏の仕事ぶりをまじかに

見ながら手伝うのです。やがて、手塚氏が色んな雑誌社に推薦してくれたり

もあり仕事が増えていくのです。

この間に、手伝いの対価がいくらであるとか、紹介が得られるという打算的

な部分はなく、ひたすら尊敬する人の下で仕事をする喜びを噛みしめているのです。

アパートの世話役的なお兄さんの寺田ヒデオ氏なども、部屋に招いては食事や

お酒などをふるまったりしています。非常に皆が「志を持って良い関係」ができているのが、

お金には代え難い素敵なところでもあり、どこか私は羨ましくも感じます

自分の若かった頃に、そういう環境があったら良かったのにと思います。

印象に残ったシーンは、何日も徹夜を重ねようやくできた下書き原稿を編集者に

持っていくシーンがありました。そして、ダメ出しを食い全部書き直しになるのです。

しかも60ページ以上の長編物でのダメ出しです。通常では、やる気も失せるところです。

しかし、同じトキワ荘のメンバーでつのだじろう氏がいました。つのだ氏は、トキワ荘に

来る前に師匠のところで弟子修行のようにしていて、同じ漫画の書き直しを1年で30回以上

されたようなのです。そして、師匠の合格を得て編集者に持ち込むというものでした。

この話を聞いていた藤子不二雄は、一度くらいの書き直し位と奮起するのです。

これを観て、自分でも「何事も手抜きをせず全力で当たる大切さ」を今更ながら

実感しました。また、連載を多く抱えながら、田舎に帰った事で全ての原稿を

締め切りに間に合わず、落としてしまう事件もありました。そんな中、穴の開いた

原稿はトキワ荘のメンバーなどがフォローしてくれたりもありました。

しかしながら、この事で一度出版社から干されてしまいます。それでも、色んな人

の助けもあり、復帰していくのです。その時に「断る勇気」を持てという事を

教わります。一見、色々引き受ける事で一時的には評判はあがるのですが、

結果キャパオーバーになってしまったのです。そんな中、2人で励まし合いながら

再び漫画に向かう姿勢は何とも言い難い良さがあります。

漫画家でコンビで書いている人は少ないですが、藤子不二雄氏は

お互いが良い刺激になり正に「素敵なコンビ」と想うところです。

そして、トキワ荘での周囲も刺激できる良い環境もあり、

あれだけ良い作品の量産に繋がったのかと思います。

また、赤塚不二夫氏や石ノ森章太郎氏など同時期にすごしたメンバーが

皆、活躍をしていくというあらためて「環境」という部分は重要に思いました。

しかしながら、会社だけは「共同経営」というのは上手くいかないものです。

そこにおいての「コンビ」マイナスにはたらくので、注意しましょう。

いずれにしても、令和の時代にどこか今の日本では失われつつある「浪花節」

的なものを思い出させるそんな「トキワ荘」のドラマでした・・。

 

 

 

 

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