こんにちは、escapeです。
今週は、菊花賞があります。秋のレースでは私も好きなレースです。
今年は、3冠などを狙える馬やダービー馬のドウデゥースも凱旋門賞に
出走したために不在での菊花賞とはなります。
また、通常は京都競馬場ですが改修工事の関係で今年も阪神競馬場という
ところが残念ではありますが・・。
私がやはり菊花賞で一番印象にあるのは、まだ私が競馬を始めたての頃の
菊花賞馬メジロマックイーンです。
よく皐月賞は「速い馬」ダービーは「運が強い馬」そして菊花賞は「強い馬」
が勝つと言われています。この言葉の意味には、恐らく古馬になった時の
活躍をみると菊花賞を勝っている馬が多くいます。その年の有馬記念で
菊花賞組の3歳馬の活躍というのは多くありますので、その点でも注意を
しています。思い出のメジロマックイーンにしても、夏から力をつけ菊花賞
を制し、その後もG1レースでは活躍した馬であります。
マックイーンは、春は全くクラッシク路線にのれずに新馬勝ちの後、なかなか
1勝を勝ち取るまでに時間を要しました。そして9月に入り、ようやくダートで
1勝クラスを卒業します。その後、連投での芝レースで2勝目をあげます。
そして、当時の主戦騎手は内田浩一騎手で目立った活躍もなく、当然G1レースの
勝利もありませんでした。今は3000ｍクラスの距離の条件戦というのは、ほとんど
なくなりましたが、当時は嵐山Sというレースがありました。これが、菊花賞と
同じ舞台と距離という事で、条件からの菊花賞ルートの１つとなっていました。
当然、条件戦という事もあり古馬との混合戦です。
今は、この嵐山Sはありませんが当時このレースでマックイーンは2着でした。
不利もあっての2着で、騎手も変わらずでの菊花賞の参戦となりました。
人気はダービー2着のメジロライアンや3着のホワイトストーンに集中していました。
マックイーンは4番人気と当然春の力関係からすれば、妥当な人気でもありました。
私は単勝と枠連（まだ馬連の発売がされていません）の馬券を握りしめ観戦していた
覚えがあります。比較的に人気馬は、差し系の馬でもあるのでマックイーンは
先行抜け出しタイプの馬でもあります。直線、抜け出したところに2頭がせまります。
また、馬場も雨でもあり重馬場という事もマックイーンにとっては好材料でした。
スピード決着は厳しい馬なので、スタミナを使うレースが向いています。
そして、2着のホワイトストーンには1馬身以上差をつけてのゴールとなりました。
杉本アナの「メジロでもマックイーンの方だ」という実況が今でも耳に残っています。
そんな、マックイーンも菊花賞後は武騎手に乗り替わり活躍をしましたが、どちらかと
いえば主戦騎手が武騎手というイメージを持っている人も多いかもしれません。
内田騎手にしては、悔しい想いはあったのでしょうが。調度、武騎手もこの辺りから
みるみる勝ち星を積み上げ、トップジョッキーになった頃でもあります。
秋の天皇賞の1着降着という汚名はありました。恐らく武騎手もステイヤーの
マックイーンで2000ｍの距離と府中の絶対不利な大外枠という焦りもあり降着に
なってしまったのではないかとは思います。
いずれにしても、メジロマックイーンは最初に私が競馬を始めた頃のファンになった
馬でもあります。馬名の由来のスティーブマックイーンという俳優も好きだった事から
思い出深い1頭となりました。
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