こんにちは、escapeです。
不況の風が吹く今日この頃ではありますが、今、会社はどのようなスキルを持っている人材
を求めているのだろうか。その辺を考察したいと思います。
技術職の人にはあてはまりませんが、又、全ててはないですが、そもそも文系と理系を大きく括り
わけをすると理系「物を作る側の人材」、文系「物を売る側の人材」と大別できます。
基本文系側の話です。私もそちら側の人間です。
よく、新卒のアンケートなどで求められる力でずっと1位は「コミュニケーション力」です。
当然、新卒で職歴がない訳で学歴以外の指標というのはこのようになります。この場合の
コミュニケーション力とは、単に誰とでも仲良くなれるという意味ではありません。
ビジネスにおけるコミュ力とは「傾聴(聞く力)」と「伝達力(提案力)」ということに
なります。でも、少々抽象的ですよね。もう少し必要なスキルを具体的に3つ挙げます。
これができる力があれば仕事に困る事はないでしょう。もっといえば、この3つあれば
そこをアピールすれば、企業はなびくに違いありません。即採用!です。因みに更に
スキルを裏付けするエビデンス(証拠)があれば尚良いでしょう。
①マーケティングスキル
マーケティングとは大きくとらえれば、市場や顧客ターゲットなど自社の商品を売る
分析や市場開拓ができる力です。例えば、あなたがマグロを釣ってきなさいと言われた
場合にやみくもに海に出て釣るわけではないですよね。どこの海にマグロが多くいるのか
やどのような餌をまけば釣れるのか、また時間や天候はどうなのかなどマグロを釣るための
情報などを収集しますよね。それで、魚群探知機などを使い更に精度を高めるという事です。
いわば、これがマーケティングです。売るための市場探しや売るための仕掛けなどです。
企業はどんな良い商材をつくっても、そもそもその「商材にニーズがあるのか」、「誰が買うの
か」「どこで知ってもらうのか」「競合品はあるのか」「どの価格帯でどのように売るか」という
事を考えないと売れない訳です。いわば、販売戦略です。そのような知識や知見があればスキル
になります。
②デジタルスキル
昨今、インターネット抜きでの商品販売はないと思います。デバイスとしては、
1人に1台スマホがある状態です。皆、PCを持っているようなものです。しかしながら、
ネットには大量の情報がひしめきあっています。ネット広告のやり方やアルゴリズムなども
変化が早いです。3.4年前に通用していた手法がすぐ風化してしまいます。その流れがしっかり
受け止められ、デジタルの対策が講じられるようなスキルのもっている人材は重宝されるでしょう
。しかしながら、この辺は外注する事も可能であるので単にITリテラシーが高いだけでは厳しくも
あります。
③営業スキル
営業自体も、昭和と今では手法も大分変化してきています。高額なものほど最後は人の営業力
は必要になります。仮に1000万の物を買うのにネットで購入する人はあまりいないでしょう。
しかしながら、昔のような「気合と根性」で売ってこいという事もないはずです。横道にそれます
が、よく先輩営業マンや他社の営業マンの苦労話で「俺は客に水をかけられた」などという事を
武勇伝的に話す人がいます。私はその大半は「嘘」だと思います。よく営業の本などにそのような
事が書かれ、それでも「断れてからが営業だ」というのを伝えるためによく出る話です。
いくらお客でも、他人に水をかけ追い返す人が日本に沢山いるでしょうか。ただ、私は水では
ないですが「物が飛んできて怒鳴られた」事は1度あります。ただ、そこは以前の営業マンから
揉めており訴訟などもおこしているような顧客の場合でした。私も長く営業はしましたが、その
1度だけです。因みにお笑い芸人の小説で、大ヒットしたもので貧乏で公園で寝ていたという話が
ありましたが、恐らくネタでもあり本当ではありません。私も貧乏の経験はありますが、本当の
貧乏のリアルさに欠けているようにみえましたが・・。
話は戻りますが、今の営業はゴリ押しでは売れません。しっかり提案ができ、課題が解決できるよ
うな営業スキルが必要になります。体育会系の営業が得意は、逆に会社としては敬遠されるのでは
ないかと思います。
以上3つのスキルが養われていれば転職も問題ないでしょう。逆に今の会社でこのようなスキル
が身につけば、ヘッドハンティングされることもあるのではないでしょうか。
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