こんにちは、escapeです。
色々な事が水面下で動いており、「変化」の兆しがあったりもします。
恐らく、時期の問題で5月くらいでしょうがコロナを「2類」から「5類」
に移行する話がでています。これは、私は以前からこれについては賛成派
ではあるのです。財源的にも厳しくなったのと、5類になれば医療逼迫も
解消されるのではないでしょうか。
マイナーなところでは、銀行の融資制度も変わる兆しがあります。
これは、海外からみると特殊な制度に近いのですが、基本日本での
融資は担保主義でもあります。事業について貸すという姿勢をあまり
とりません。そして法人融資の場合、多くは社長の個人保証を求めら
ます。従って、会社が倒産しても債務は社長がそのまま負う事が多く
結果、倒産プラス社長の個人破産をしないと負債がなくならない状態です。
今回、基本社長の個人保証を求めず、社長の連帯保証を外すという流れが
でてきており、創業の時にも保証を求めないようです。恐らく、春から実施
の予定です。起業時などは資金も厳しく信用もない中で、これがあれば
融資はしやすく起業もしやすくなりそうです。恐らくは、今後外国人の
起業なども促進したいため、このような保証制度を廃止の流れになった
気もします。現に、東京都では外国人の起業に関する無担保無保証融資
を行う流れがありますので。そして、コロナのゼロゼロ融資の返済猶予が
きれ、この春から返済が始まる会社が多く倒産懸念がありました。
当然、コロナ以前の業績に回復している企業は少なく、やや延命措置的
に借り換え融資を行い猶予期間もさらに延長できるような仕組みがなされる
ようです。利払いは発生するようですが、事実上のリスケにもなり助かる
会社も多くあるのではないでしょうか。このように、プラスの変化の兆しも
あります。波乱要素としては、今年に経済見通しなるものを私もしました。
記事はこちらから。基本的には、暴落もあり円高基調になるという見通しです。
先週、アメリカの国債発行が債務上限に達しました。日本よりアメリカは国債
の発行に関しては規律が厳しいです。過去にも上限に達した際に議会を通して
上限を上げたりします。さながら、個人のクレジット枠の上限をあげるようなもの
です。しかしながら、バイデン政権の2年はかなりのバラマキを行い、先日の
選挙で共和党が下院の議席を有しています。従って、トランプはじめ今のバラマキ的
な政策の転換になるのではないでしょうか。いずれにしても、上限引き上げの法案が
スムーズに通らない見通しではあります。これが、ずっと通らないと6月にアメリカは
デフォルトしてしまいます。さすがに、そこまではしないとは思いますが、色々制約が
つく事にはなるのではないでしょうか。
そして、バイデン自体もツイッターの関係
もあり失脚の可能性も大いにあります。今、世界的にはコロナの影響もありどこも
債務が積み上がっています。国債というのは国の信用力でもあるので、今売りが優勢でも
あり買い手があまりつかない状態です。アメリカ国債は、日本の保有比率が高く続いて
中国、イギリスの3か国でかなりのシェアになります。中国は非常に保有を減らしており
今の米中の関係からあまり買いをお願いできない構図ではないでしょうか。
新規の国債は恐らく、日本に買うような圧力は高まる気がします。しかしながら、日本の
財政状況も厳しく、自国の国債を買い支えるのが一杯のようであります。今は空売りが
入っているのか、先日も5兆円近くの買い支えを日銀がしている記事をみました。
他国の国債を購入するゆとりもないのではないでしょうか。
そして、日本の物価も世界的に見ればまだ低いでしょうが、12月の消費者物価指数など
は4％台に入っている事から、先日の日銀会合では金融緩和維持の話がでていまししたが
基本は、金利引き上げ路線ではあると思います。
そうした流れの中で、アメリカもウクライナ支援なども厳しくはなり、その中での
戦争の終結というのはある程度でてきそうです。
アメリカも実質は自転車操業的な部分もあり、最近では基軸通貨としてのドルの地位も
揺らいでいたり、新たな世界統一通貨構想などもでているためここ数年の内には、ドルは
崩壊するように思ったりもします。その流れで、今年のどこかのタイミングでドルが売られ
株価も暴落するようなタイミングがあるのではないかと考えています。
そうした中で、円が強いというよりはドルが売られての円高基調になるのではないかと
みていますが、どうでしょうか。
そういう意味では、国債、為替、金利の動きを見ていると世界の流れが少し理解できる
気がします。
いずれにしても、今年は色んな無理をしていた部分が一気に逆噴射しそうな気もするので
投資をされている方は、注意すべき年ではないでしょうか。
ただ、何も変化せず「ゆでガエル」になるよりは、色々動きがあった方が個人的には
チャンスも多くでてくるのではないかと思っています。
「ピンチ」が「チャンス」に変えられるように備えていきたいものです。
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