こんにちは、escapeです。
昨日は、大井で大井記念の重賞がありました。今年は、地方競馬の参戦
をほとんどしていないのですが、ネット競馬から少し手を出してしまいました・・。
結果は、撃沈とやはり余計なレースに手を出すと結果はよくないものです。
昨日に続きダービーを考察していきたいと思います。昨日の記事はこちらから。
ダービーの王道を考える
最近は色々なステップからダービーにくる事はありますが、
いわゆる王道というものがあります。
まず、「新馬戦」で勝つという事が重要でしょう。勿論、過去には
新馬戦で負け未勝利からダービーになった馬などもいます。
ただ、圧倒的に新馬を勝っている馬が多いです。やはり、クラッシクを
狙う馬は、新馬の勝ち方から騒がれたりする事が多く、少なくとも片鱗
をデビューでみせる位はないと厳しいのでしょう。
そして、その後1,2戦挟んで弥生賞から皐月賞というのが王道では
ないでしょうか。近年は、12月にホープフルSのG1も挟むので
難しいところではありますが、キャリア的にもダービーまでに
4,5戦ほどが王道ではないでしょうか。
昨年、2着のイクイノックスのように皐月賞が3戦目というのは少し
少ないローテションではありましたが。そういう意味では、現在
1番人気想定のソールオリエンスは皐月賞が3戦目でもありました。
トライアルレースの価値
トライアルレースとは、ご存知のように優先出走権の有るレースです。
皐月賞をトライアルレースととるのは、少々異なりますが優先権という
意味では上位4頭はダービーにいけます。青葉賞においては上位2頭、
プリンシパルステークスは上位1頭という事になります。圧倒的に
皐月賞組が多くはなりますが。では、青葉賞組が勝てないというジンクス
はどうでしょうか。過去、2着、3着もありダービーと同距離を走っている
レースです。このレースに注目がされるようになったのは、恐らく引退した
藤沢調教師ではなかったでしょうか。藤沢氏は当時のダービーまでの
ローテーションに対し異をとなえ、皐月賞は使わず、青葉賞からダービー
へのローテーションを唱えていました。シンボリクリスエスやゼンノロブロイ
などいわゆる名馬も2着に敗れてしまいました。私のイメージは青葉賞組は
古馬になってから強くなるイメージもあります。
2017年の青葉賞は、当時のレースレコードでアドミラブルが1着になりました。
ダービーでは1番人気に推されました。結果は3着でした。
この時勝ったのがレイデオロであり藤沢厩舎の馬です。これにより初の
ダービー制覇となりましたが、そのレイデオロは皐月賞からのローテという
皮肉な結果となりました。どうしても、青葉賞というのは最後のダービー
切符を争う場であり、有力馬は基本的に皐月賞へ行っている訳です。
従って、強い勝ち方をしてもどうしてもメンバー的な手薄のところがあるので
ダービーでは勝ち切れない結果になっているのではないでしょうか。
単なるジンクスだけにとどまる事でもないはずです。
現段階では、2番人気に想定されているスキルヴィングはどうでしょうか。
やはり、王道である皐月賞組から考える必要はあるのではないでしょうか。
皐月賞を回顧する
以上の内容から皐月賞を回顧する事が、ダービー的中への近道には
なるのでないでしょうか。今年の皐月賞は、非常に特殊な馬場でも
ありました。重馬場の中での皐月賞です。ここまで馬場が悪い皐月賞は
30年以上前の1989年の皐月賞までさかのぼる事になります。
この時は不良発表ではありましたが、勝ったのはドクタースパートと
いう馬です。では、この時の皐月賞5着までの馬のダービーの成績で
すが、1着⇒14着、2着⇒1着、3着⇒出走無、4着⇒12着、5着⇒13着
と2着のウイナーズサークル以外は大きく着順を落としています。
同様にあてはめられるかは置いておいても、皐月賞の順位が力通りに
ダービーもなるかといえば懐疑的にもなります。
そして、皐月賞は差し馬有利の展開ともなりソールオリエンスが
差し切ったというレースです。どこか、展開もはまった感もあり
私はあまり評価していないのです。
前半の1000mが58.5秒とこの馬場状態でかなりのハイペース
でもありました。基本的には外差しが伸びる馬場でもありました。
このレースで一番強いレースをしたのは、2着のタスティエーラです。
皐月賞でも私は本命にしていました。4コーナー4番手という先行馬
総崩れの中、直線抜け出しましたがソールにかわされはしました。
ただ、弥生賞も勝ってる事から力はある馬です。そして、
ファントムシーフも落鉄などの不利も有りの3着ですのでこの2頭が
皐月賞では強い競馬の中身ではないでしょうか。ただ、両馬とも
テン乗りになる騎手変更ではあります。ジンクス的な問題はあります。
従って皐月賞の着順通りに今年は評価もできないので、見直しの必要
はあるでしょう。全く、ダービーでは違う競馬になるはずです。
今日の段階では、サトノグランツ、シーズンリッチ、ノッキングポイント、
パクスオトマニカの4頭はローテション的にも消去したいと思います。
これで10頭に絞れてきました。次回をご期待ください。
コメント