中高年のハザードは【プライド】にあり

天邪鬼な考察
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こんにちは、escapeです。

昨日は、定例の飲みなのですがどうも分量はいつも

と同じなのに、最近はアルコールのまわりが早い気が

します。今月、健康診断を受診予定でしたが、すでに

予約が一杯という事で、2軒ほど断れてしまいました。

どのみち、いつも再検査という事になるのですが、いずれに

しても、混雑しているようです。

さて、本日は私も含めた中高年の「プライド」について考え

たいと思います。

誰もが持つ「プライド」

基本的には、何かしらのプライドは皆さん持っている

と思います。そこが譲れるかどうかも含め重要であったりします。

どこか、譲れないプライドの琴線にふれた時に、ブチ切れて

しまったり、喧嘩になったり、不仲になったりなどあるのでしょう。

そして、年をとるにつれこの「プライド」が色んな邪魔をしていく

事になります。それは、会社の中でも発生したり、場合によっては

仕事自体にも影響を与えるところはあるのではないでしょうか。

特にある程度の年齢の人であれば、それなりの役職についている事も多く、

それが非常に足枷になる事が多くあります。

特に転職などを繰り返すと、基本役職というのは以前いた会社の

ポジションであり、新しい会社においては何の効力もありません。

また、その会社で認められれば然るべき役職につくのでしょうが、

そういう意味で苦汁を味わう方も多いのではないでしょうか。

リストラなども、その人のプライドがかなり傷ついたりもします。

会社に「いらない」と言われている訳ですから・・。

そして、上司が年下であったりすると非常にプライドが傷つく人も

多くいます。私自身は、今まで転職なども繰り返しましたが、まずは

プライドを持たないように心がけていました。

すると、すごく気が楽な部分はあります。

涙がとまらない中高年

私が、若い頃保険の営業職をしていました。その会社は、中途採用

であり、調度バブルが崩壊したような時期でも有りました。

私は、ほぼ最年少の20代でしたが、周りの人はほぼ45歳以上の年齢

人ばかり。そして、以前は有名会社の部長であったり、場合によっては役員

などされた方もいました。調度、不景気の中でリストラにあったような人が多く

在籍していました。私は、たまたま若いのもあって、そのおじさん達に非常に

可愛がってもらいました。少し生意気な若造というのも良かったみたいです。

毎朝、朝礼がありました。これは、毎日の業績に対して滅茶苦茶責められる

朝礼です。長いと1時間以上にもなります。内容はほぼ根性論と個人攻撃という

非常に厳しい内容でした。私も当然、毎日のように叱られていました。ある意味

見せしめもあり、非常に厳しいあたりできます。私自身は右から左にいつも流して

いました。しかしながら、おじさん達は過去のプライドもあるのか散々責められると

時には、涙をボロボロ流しているおじさんもいました。きっと、責められている自分

が情けなくもあり、ここまで言われるのかというほど悔しい想いもあったのだと

思います。そして、外に営業に行けば過去の知り合いなどは、会社が変われば

何の利害関係もない中でこちらも冷たい扱いをされます。会社の中も外もプライド

がズタズタになったのでしょう。そして、家に帰ればまた奥さんにも嫌味を言われ

本当に大変な状況ではあったのでしょう。ノイローゼになってしまった人も度々いました。

私も、ある時に仲良くなったおじさんに自宅に招かれたことがありました。その方は、

当時50歳ほどで外資系の銀行で役員までされた方でもあります。自宅に行くと奥さんにも

あからさまに嫌な顔をされ、リビングにいるのも厳しく、子供の勉強部屋につれていかれ

ました。「escapeちゃん、悪いね、女房もあたりが厳しくて・・」なんて言いながら、

お茶菓子もないのでカバンからアンパンを取り出し、二人で半分にしながら夕陽を眺め

食べていたことを懐かしく思います。「escapeちゃんも毎日あたりが厳しくて大変だよね」

とオジサンは言いました。私は「きっと、皆さんそれなりの役職に以前ついていた人達

だから、私はプライドもないので集中砲火の役割なんですよ」と答えたら、「大人だね」

なんて言われたのを覚えています。そこで過ごした5年弱というのは、後々自分の人生に

おいてすごく勉強になった期間と思いました。

プライドをいかに捨てるか

そんな私も、今ではその頃のおじさんと変わらない年となり、今私も当時の

ように責められたらきついだろうななどと想いにふけることもたまにあります。

プライドがあると、できる仕事もできなくなります。やはり、基本的には

プライドをいかに捨てるかが中高年では一大テーマのようにも思います。

それを捨てた時に、本当の力が発揮できるような気もします。

学歴や職歴など過去にとらわれないで、今の状況を受け入れる事が大事で

ないでしょうか。私も今は、築50年をこえるようなボロマンションに住み

たまに息子などからも揶揄される事もあります。それでも、笑いながら受け

流す余裕もあります。先日、会社の代表もお金が厳しいからと時計を売ったり

したようです。ただ、その事実も情けないと思ったか、しばらくして私に話を

してくれました。「高く売れて良かったですね」なんて事を私は話し、「余計な

プライドは捨てましょう」と私は返しました。

プライドを捨てるプライド」が重要なのではないでしょうか。

 

 

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