経営の神様【稲盛和夫】

天邪鬼な考察
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こんにちは、escapeです。

一昨日、経営の神様と言われた稲盛和夫氏が死去いたしました。

90歳とのことでしたが、ご冥福をお祈りいたします。

経営の神様と言われている人は、古くは渋沢栄一氏や松下幸之助氏や

盛田昭夫氏なども有名ですが、近年では稲盛氏以降はあまりその

ようなキャッチフレーズがつくような経営者は現れなくなったように

思います。私もうっすら稲盛氏の事はイメージにありましたが、

あらためて色々見てみると神様と言われる所以も理解した感じです。

少し、稲盛氏をご紹介しましょう。今はかなり大きな企業になっていますが、

京セラという会社を創業した方でもあります。稲盛氏自身は、エリート街道

を歩んでいた訳でもなく、当初は学校の卒業後倒産しそうな中小企業に入社

したところから社会人人生が始まります。そこから発展して、京セラを創業

しその後KDDIなども創業しました。まだ、NTTが1社独占的に電話事業をして

いた頃です。そして、晩年にはなりますが一旦経営破綻をしたJALの会長を

担い経営再建に尽力をつくしたというのが簡単なキャリアです。

私も、死去後にあらためて講演内容の動画などを観ると非常にリーダーに

相応しい立ち振る舞いであったと生意気ながら思います。

従業員の心を動かすような経営者でもあります。

会社経営者は損得だけでみるのでなく、善悪でみていく

事が重要だという事を言っていました。こういう、倫理観は一見当たり前に

も思えますが、なかなか難しいところもあります。特に組織が大きくなれば

なるほど、色々な事が隠蔽されたり汚職のような事は多く発生している

のは周知の通りです。これは、政治家もでしょうが、そもそもの善悪がしっかり

ついていないということですよね。例えば、儲かれば少々の嘘や偽りがあって

も良いと考えたりなどです。そして、経営哲学として「利他」という言葉

が良くでてきます。これは、周囲の従業員や顧客、他人に感謝されるように

行動していくというものです。それにおいて自分の欲などいうものを捨て

いくというものでもあります。やや宗教的でもありますが、どうしても

トップの私利私欲に走っている会社は多くあるのではないでしょうか。

その辺が、ご自身もKDDIの株を持たなかったり、JALの再建なども

お金をもらわず引き受けるなど非常に男気のある方と思いました。

また、JALの再建などは年齢も80近くで就任しておりそして3年で

再上場まで導いたというのは、素晴らしい経営手腕ではないでしょうか。

そんな稲盛氏の有名な方程式があります。

これは、「仕事や人生の結果=能力×熱意×考え方」というものです。

ポイントは全てが「掛け算」でありこの中でも重要なものとして

「考え方」があります。これは、プラスマイナス100の幅を持っている

との理論です。能力は生まれながらに備わっている素養のようなもの

です。運動や勉強然りです。仮に地頭が良く東大に進み能力的に100

のものを持っていても他がダメなら0以下にもなるのです。

考え方は、いわゆるマイナス思考的な要素です。どこか、怒りや妬み

や恨みや他責などといったものです。そして、他人を裏切ったり足を引っ張る様

なそんな気持ちや考え方でもあります。ここで、マイナス因子を持つと

最後は結果マイナスになるということです。誰かを出し抜いたり、詐欺的に

お金を引っ張ったりで一時的な成功などは納める事はあるかもしれませんが

恐らく最終的にはマイナスになる事は良くあるのではないでしょうか。

そして、成功に近道などはなく日々の努力の積み重ねとも言っています。

どことなく、私も足りていないものに気づかされたり、恐らく「利他」

的に動いている人に最後「運」や「チャンス」などが巡って来るようにも

思います。目先の損得にこだわるのが一番良くないように思います。

私もあらためて稲盛氏の本質的な経営哲学に見習おうと思い、まずは

氏の書いた本の1冊でもしっかり熟読をしようと思います。こういう

経営者の下で修業できたら良かったななどともつい思ってしまいます。

昨今、安部元総理の国葬問題で色々揺れていますが、稲盛氏のような

誰もがリスペクトするような経営者を国葬にするべきではないかと私は

思います。

 

 

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