立つ鳥跡を濁さずとは

天邪鬼な考察
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こんにちは、escapeです。

数年前から、退職代行会社というビジネスが

でてきています。当初は、こんなものを利用する人は

いるのだろうかと思いましたが、今では色んな会社が

でてきています。

先日、私の顧客先の社員で退職代行を利用して辞めた社員

いました。その2日前まで、電話で話しをしていましたが

当然ではありますがその素振りは全くありませんでした。

これは、3年程前ですが私の部下で同様に退職代行を使って

辞めた社員がいました。これも、前日までは普通に話をしていた

社員でもありました。

勿論、退職前まで普通にしていなさいという指導もあるのでしょうが。

退職すること自体は、私も転職をしてきたので全く否定的なところ

はありません。

しかしながら、いくら法的には許されているとはいえ個人的には

この「退職代行」を利用しての退職はモラル違反だと思っています。

よく、ブラック会社だからなかなか辞めさせてくれないなどの

意見もあります。勿論、どの会社でも引き留めの話はでるでしょう。

ましてや、ブラック会社などでは多くの社員が辞めているのです

から、辞める事に対しての免疫が会社側にもあると思います。

反社会勢力でもないのですから「けじめ」をつけて

などという事もないですし、それにより暴力がふるわれることも

ありません。もしくは、その意向を示しても無理であれば退職代行

を利用するのであれば有りではないでしょうか。

少なからず、辞めるにあたり本人しか分かっていない事もあったり

しますし、それこそPCの「パスワード」1つでも苦労する事はあります。

それを、いきなり連絡が遮断され一切の直接の連絡はとらない

下さいというのは、少々乱暴のように思います。

引継ぎが全くできない状態でのバトンタッチです。

そんな、逃げるような辞め方をする人はどんな人なのでしょうか。

私も2人しか経験がないので全体がわかるわけではないですが、

共通している事で言えば、若い社員であり、勤務年数は3年以内

というところでしょうか。性格的には、やや消極的という部分は

あります。恐らく、私のような昭和世代で利用

する人はいないのではないかと思います。勿論、退職を言うというのは

周囲にも迷惑のかかる事でもあり、言いにくい事であるのも理解は

できます。だからといって、急に来ないというのはどうでしょうか。

百歩譲って、アルバイトであればそのような子も度々みたりも

します。社員レベルで私はこの辞め方自体は、理解ができません。

願わくば、惜しまれつつ辞めるというのが理想でもあり、逆に

変な辞め方をすれば仮に同業種で働く場合には、ビハインド

なるのではないでしょうか。今のカッパ寿司の問題ではないですが、

意外に業界というのは狭いものです。

一応、私も5回ほど今までに大きく職場を変えていますが、3回は送別会

なども開いてもらいました。1社のみ辞める人は、目立たなく荷物を整理して

去るという風習の会社はありましたが・・。

そもそも、入社にしたのも自分の意志でもありそこで数年間働いた事に

対しては、少なからずお世話になった人もいたわけです。せめて、挨拶

位をして辞めていくのが最低限のモラルではないかと個人的には想う

わけです。「立つ鳥跡を濁さず」というのは、よく言った言葉でもあり、

逆に外資系などはもっとドライなのかもしれませんが。そういう意味で

は、日本人としての「去り際」というのは持っておくべきではないでしょうか。

若い世代からすれば、このような考え方も老害になってしまうかもしれ

ませんが。やはり、どこかの時点での学校教育やしつけなどが非常に

「やさしさ」だけを求めたものになってしまった結果ではないかとも

思います。社会に出れば、それなりに皆さん厳しい事を思い知らされます。

そこと対峙して生きていかないといけない訳です。まずは、その厳しさ

に耐える礎を教えていく事が、学校での教育ではないでしょうか。

いわば、学校というのは「社会の練習場」みたいなものに私は思います。

勉強が嫌いならしない、部活が大変なら辞める、自分の好きな事をみつけ

大事にしようだけでは、私は社会に出て苦労するのではないかと思って

しまいます。「嫌いだ、いやだ」という事は生きていく上では避けられない

事になりますので、まずはそこから「逃げない」メンタルを養う事が大切では

ないでしょうか。そういう意味では、先日亡くなられたアントニオ猪木

氏の「猪木イズム」を教育課程にいれて欲しいと個人的には望みます・・。

 

 

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