こんにちは、escapeです。
最近の経済情勢をみてみますと、以前ブログにも書きましたが
北京オリンピック終了後にウクライナ情勢の緊張が増すというところで、
現状かなり緊張状態ですが、恐らく裏取引は色々行われているのでしょう。
バイデン大統領も年のせいか、ポロっと失言めいた事はでてきています。
これを対岸の火事と捉えてしまうと良くなく、ロシアに対してのアメリカの
出方を当然、中国はかなり見ている状況です。仮に、アメリカの介入
もなければ、恐らく台湾の方へ現在以上に侵攻してくることになるでしょう。
そうすれば、尖閣はじめ沖縄も含め色々脅かされる展開に発展していく可能性が
高いです。ウクライナの情勢を受け、株価も下落傾向にありますが、まだ完全に
おりこまれていないようにも思います。有事の金と言われるように金の価格は
上がってきています。原油価格も上昇が続いており1バレル96ドル台になってきました。
為替は115ドル台と大きな動きにはつながっていません。
しかしながら、徐々に色々な物が値上げ傾向にあり、インフレ傾向にはあります。
あの「うまい棒」ですら値上げを
せざるを得ない状況なので、今上がっているものもありますが、4月に値上げが色々
でてくるのではないでしょうか。因みにうまい棒は私が子供のころから10円なので、よく
40年以上もこの価格で販売ができている事は、すごい事でないでしょうか。
ただ、内容量などは当然見直しながらではあるのでしょうが。昔はもう少し長かったイメージ
があります。とはいえ、子供の買える金額で製造し続けるというのは、素晴らしいです。
政府も何でもかんでもすぐ値上げをするのでなく、うまい棒を見習って欲しいところではありますが
・・。そんな折に今年度の国民負担率は「48%」というニュースが先週でていました。
国民負担率とは、国民の所得に対する税金と健康保険や年金などの社会保障費の占める割合です。
この48%は過去最高であり、私が生まれた頃は24%ほどでしたので調度倍になったという形です。
これに「潜在国民負担率」というのもあり、これは国の財政赤字も勘案すると60%ほどになるという
事なので、今後も負担率は上がっても下がる見込みはないでしょう。特に岸田政権は、プライマリー
バランスの黒字化などを意識しているので、余計に負担は増えていくのではないでしょうか。
しかしながら、この水準は海外と比べてどうなのかというと、決して日本が高いとも言い切れません
。フランスなどは6割を越えておりドイツやスウェーデンなども5割を越えている状況です。
アメリカは3割と低いですが、先日の医療費なども書いたように保険がない分個人負担が大きく
なります。そういう意味では、日本はOECD加盟国ではまだ高い部類にはいっていないのも
事実です。この辺をどうとるかは難しいですが、その分海外は所得なども伸びていたり一概に
この数字だけで語れないところはあります。基本、良い福祉や医療などを求めれば税負担は
高くなるのは必然なので、個人的には日本の医療など安心して受けられ事を考えると極力維持
して欲しいところです。ただ、人口の占める割合が高齢化しているのは事実ですから負担増は
ある程度仕方がないことでしょう。ただ、現状税金は仕方がないにしても、社会保険というのは
基本労使折半になっているので、最低時給の上昇や社会保険料のアップというのはより「雇用」
していく事が特に中小、零細企業では難しくなるように思います。
非正規社員の割合が今後も高まっていくのではないでしょうか。
いずれにしても、ウクライナや台湾はじめ今年は波乱の要素を海外的にも多く含んでいる中での
コロナ状況というのは、色々なリスクがあるような1年になりそうです。
是非、海外ニュースなども目を張っていきたいと思います。
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