こんにちはescapeです。
今年も大晦日を迎え、皆さん色々バタバタしているのではないでしょうか。
私の方も、年賀状を作成しようと思えばインクが切れていたり、年末に
入りクレームなどの処理もあり、正直掃除も含めやるべきことができずに
いる中で、昨日年内最後の忘年会もあり余計に時間が厳しくなりました。
ブログだけは何とか続けようと思い書いている次第です。
特に飲食店になりますが、やはり繁盛しているお店というのはそれなりに
小さな工夫がされているように思う事があります。
例えばコメダ珈琲などは、珈琲を注文すると何故かピーナッツがついて
いたりと・・。ただ意外に珈琲にあったりもします。
埼玉に「珍来」という老舗ラーメンチェーン店があります。ここは待っている
間に最初に「ゆで卵」がでてきます。何となく得した気分にもなったりします。
創業から70年以上たっています。ラーメン屋の廃業率からすれば驚異的なの
ではないでしょうか。仕事に行く道すがら、それなりに入っている餃子屋さんが
ありました。看板には「営業中」ではなく「営餃中」となっていました。
最近は「からあげ」ブームであちらこちらに唐揚げ屋さんがあります。
一時期の「タピオカ」店のように乱立しているように思います。タピオカより
は日常食でもあるので、からあげはブーム的になくならないと思いますが
それにしも数が多く過当競争のようにも思えます。
そんな中私は「からやま」というお店に良く行き、中で定食が食べられるので
よく利用しています。このお店は「かつや」というとんかつチェーンが展開して
いる唐揚げ業態なのですが、通常「おしんこ」などはサービスで置いていたりは
わかります。牛丼屋でいうところの「紅ショウガ」でしょうか。ここは、おしんこも
置いてあるのですが、定食を頼むと無料で「いかの塩辛」がなぜかついてきます。
唐揚げに合うのかどうかもわかりませんが、ついご飯にのっけてしまう事もあり
利用はしています。そのおかげという事ではないですが、席も比較的に混んで
いるように思います。一度店員さんに、ついている事は有難いのですが、「なぜ、
いかの塩辛なんですか?」と聞いたところ、店員さんもわからなかったようです。
きっと、何か理由はあるのではないかと思いますが・・。
現在は、どの業種もある程度成熟産業であり、商品自体で「ダブルスコア」つく
ようなものは少ないのではないでしょうか。しかしながら、今紹介をしたような繁盛している
お店には何かしらの工夫があり、それが少々魅力であったりもします。みえる部分で
この工夫があるという事は、きっと他にも色々な工夫がされているのでしょう。
有名なところでいえば、「BOOK OFF」というのは以前から古本屋さんはあった
わけですが、それを古臭いお店のイメージを刷新して買取価格を明確にしたこと
であれだけのチェーンとして大きくなったわけです。これは、少しの工夫では
ありませんが、過去にあった業界でもブラッシュアップして見せ方を変えるだけ
でも需要がとりこめるという良い例ではないでしょうか。
余程、独占的なものでなければ、必ず「同業他社」というのは存在するわけですが、
大きな差をつけるためメニューなどを刷新するより、小さい工夫でどこまでできるかや
売り方の工夫を少しするだけで、結果も大分変るようにも思います。この小さい工夫の積み重ね
が商売では大きな差を生むのではないでしょうか。一番、経営的に愚かな行動というのは
「価格を下げる」という行為です。価格を下げることは簡単であり、誰でも真似ができる
経営戦略です。しかしながら、これはセールも同様、最後は自分の首をしめる行動になります。
昔、家の近くに「ケネディ」というステーキ屋さんがありました。チェーンで展開もしていたの
ですが、ここのステーキはたまにポスティングで半額セールをしていました。しかし、段々
半額のサイクルの頻度が高くなり、ついには半額が常態化をしたような状況でした。
数年前に、この会社は倒産してしまい理由もやはりこの値下げが原因のような事が記事で
書かれていました。年に数度のセールは良いでしょうが、常態化するとその反動で定価の
時が全く売れなくなるものです。お客もしばらく経てば、半額になるだろうという点と
その商品自体も「半額」が価値になってしまいます。
まずは、小さい工夫でその商品を「適正価格で販売する」というところに、頭に
汗をかいた人が最後は勝ち残るような気がします。今の仕事に「ひと工夫」する癖を
私もつけようと思います。そこが、付加価値ではないでしょうか。付加価値をつけ
適正価格で売れるビジネスを目指していきましょう。
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