こんにちは、escapeです。
以前、この記事にも書きましたように1か月ほど娘と
暮らしていました。明日、調度帰るのでこの1か月の
感想を語りたいと思います。前回の記事はこちらから。
父と娘の難しさ
以前、書いたように娘が1か月ほど教育実習で泊まりにきています。
今までも、正月などで会ったり、受験の関係で泊まったりなどは
ありました。ただ、1か月という長期間を2人で過ごすことはなく、
離婚して離れ離れで暮らすようになり、約10年ぶりに過ごした1か月
でした。私の中で、この1か月は平穏に暮らそうと考えていました。
しかしながら、1度些細な事ではありますが、大きな喧嘩となりました。
短期の泊まりでしたら、見過ごせたことかもしれませんが私自身も少しずつ
ストレスになっていたのでしょう。そして、2週間が過ぎた頃爆発してしまいました。
喧嘩というより、私が一方的に怒鳴り散らしたという形でした。
恥ずかしながら娘は、女子力が低く率先して食事の準備や片付け、洗濯などがほとんどしない
娘です。当然、一緒に暮らしていれば何でも私がする訳にもいきません。
そんな中で、あまりに見かねて些細な事をきっかけに怒ってしまいました。
部屋も別部屋という感じでもなく、ふすまで軽く仕切られている程度です。
もともとは、私が独りで暮らすために借りている部屋なので、余剰スペース
が多くある訳でもありません。そんな喧嘩の後、重い空気の中狭い部屋に2人
でいなければいけないというのは非常に気が重くもありました。
これが、普段一緒に暮らしている母親ならば、うまく対応もして注意
していたのでしょうが、私にとってはこのような対応しか難しかったのです。
いずれにしても、父親と娘がうまくいかないケースも多い中で、距離も空いている
分非常に関係作りが難しかった1か月に思いました。
常につきまとう食事問題
1か月、毎日頭を巡らせたのは食事の問題でした。
食べ物も非常に好き嫌いもあり、私も娘が食べれないものなど
把握をしているわけでもありません。そんな中、酒を呑んで帰る日も
多々あり、お金だけ渡し食べてもらったり、準備していたら友人と食べて
帰るなどの連絡がきたりなど、空振りになった事もありました。
一度、寒くもなったので「おでん」を作ろうとそれなりに作り置き的に
多く作ったら「おでん嫌いなんだけど・・」という返答が・。
未だに、その処理を自分でしている状態であったりもします。
他人から見れば、なんとワガママな娘とも思う事でしょう。私も実際に
そう思います。馬で言えば、メイケイエールような気性の荒い牝馬です。
しかしながら、これで育ってしまった以上今更変わる事も
少ないでしょう。1か月ほどで、「相手の立場にたて」という事が少しでも
理解できたのであれば、この1か月はそれだけでも私にとっては「有意義」
なのですが、どこまで伝わったのかは疑問でもあります。
兵どもが夢の跡・・
明日は、元妻が迎えにくる事にはなっているのですが、
私は仕事で夜遅くなるので、行き違いにはなります。
従って、今日が実質最後にはなります。昨日は、本人も疲れて夕食後
寝落ちしていました・・。最後に多少、ブラウスとスーツにアイロンかけを
しておきました。どこか、最後の親心だったのかもしれません。
こんな、喧騒の中での1か月ではありましたが、きっと
明日いなくなれば普段の独り暮らしに戻るわけです。
恐らく、どこかダービーや有馬記念が終わった日曜のような、ポッカリ穴の
空いた気分になるのではないかと想像してしまいます。
親子でありながら、どこか不思議な気分で過ごした1か月ではありましたが、
本人には10年空いた距離が多少うまったのであれば、良かったのですが・。
いずれにしても、こんな時間を娘と持つことも今後ないので、最後の「親心」
に気づかされた1か月ではありました。
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