金融恐慌はくるのか?

徒然なるままに
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こんにちは、escapeです。

最近、年もとったせいか忘れ物をするようになりました。

昨日も携帯を事務所に忘れ、また取りに行ったり書類も同時に置いて

きてしまったりと老化現象が出ている今日この頃です。

さて、先日アメリカのシリコンバレー銀行の破綻について書きました。

記事はこちらから。その後、欧州に飛び火をしてクレディスイス銀行

も窮地に追いやられました。スイスの金融機関のUBSが急遽、救済合併を行いました。

この救済も、当然債務をすべて引き継ぐ訳もなくAT1債2兆3000億円を無価値

で引継ぎをしました。AT1債というのは、私も詳しくはないですが単純にいえば

社債のようなものです。少々、矛盾があるとすれば株を保有している人は買収で

救われてているのですが、社債の方は紙くずになってしまっているという状況です。

また、先日のシリコンバレー銀行の破綻処理で、政府が全額預金保証をするという

救済措置がでました。今回の買収や政府保証も含め、この決済が異様に早く

連鎖的なものは一旦は収まった感じではあります。とはいえ、今も信用不安は残り

ドイツ銀行などの株価も大きく下落したりもします。

今回は、対応も早いのですが破綻までの日数も非常に短いというが特徴でもありました。

しかしながら、これは当然氷山の一角の出来事であり、まだまだ全てを解決できた

わけでもないです。今回の破綻の要因に関しての火種は、FRBのインフレ対策における

急速な利上げの要因でもありました。先週のFOMCでの金利政策では、一旦この銀行

破綻を受けて利上げをストップするのではという観測もでていましたが、パウエル

議長の発言も利上げをストップという発言には至りませんでした。

むしろ、インフレが収束するまでは継続的なニュアンスでした。

一旦は、政府の方での対応もありましたが、今後かなりの金融破綻が続いた場合に

財源的にもこの保証も限界があるのではないかと思います。

このような流れからも、金融恐慌という可能性は私は大いにありえると考えています。

現在の「信用創造」によって膨れ上がった破綻のレベルは、1929年の世界恐慌

比ではないほどの影響が世界各国を駆け巡るのではないでしょうか。

もう一つの流れとして、ドルの崩壊の可能性も私は考えています。

以前よりの円安は収まり傾向にありますが、現状130円台です。しかしながら、ドルの

暴落が始まればかなり円高にシフトをしていくと思います。

20世紀初頭までは、世界の基軸通貨は、ご存知のようにイギリスのポンドでした。

その後2つの世界大戦をはさみ、ドルに移行をしていきました。

そして、70年代金本位制から移行をしました。これにより、ドルの発行が事実上

どうにでもなる体制になりました。しかしながら、信用の裏づけとして石油の

決済はドルでという裏付けをとりつけました。これが、ペトロダラー体制でも

あります。しかしながら、この状況が段々崩れつつあります。この体制の

協力国でもあるサウジアラビアは年明け、ドル決済以外も視野にというような

発言を財務省がだしています。これは、昨年末の中国との話からの流れのようです。

要は、人民元での決済も可能にしてくれということでしょう。

さらに、戦争中のロシアでもエネルギー系の決済はルーブル決済に移行しました。

結果的に戦時下における経済制裁はあまり

効果が薄くもなりました。最近、このルーブルもデジタルルーブルに移行を

する動きになっています。すでに人民元はデジタル人民元も動き始めています。

このような流れの中で、ドルの支配体制は厳しくもなり実質世界の覇権とは

通貨を軸にして考えた場合に、アメリカの覇権は崩れていくのでないでしょうか。

中国とロシアは、先日の会談でも良好な関係を考えると大きくそちらに今移行を

始めている時期のようです。インドも中国側につく可能性も高く、すると人口的

な巨大国家が結び付くと現状の西側の体制は大きく構図が変わるはずです。

日本もいつまでもアメリカにくっついていく外交姿勢は厳しくもなるのでしょう。

ここ数年のうちに大きな世界的な構図が変わる可能性が大いにあります。

この辺の移行を一気に進めるせめぎあいが水面下で行われている状況です。

少なくとも今年は、この金融に端を発した動きが大いに出てくる

のではないでしょうか。決して、日本も対岸の火事ではないので、

この影響は、少なからず不況を招く事にも繋がります。

今後も世界の動きに注視していきたいとは思います。

 

 

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