こんにちは、escapeです。
現在の仕事が厳しいと思われている人の割合はどの位なので
しょうか。体感温度的には7割位いそうな気がします。もっと
多いかもしれませんが、少ない事はあまりなさそうですね。
仕事のつらさや厳しさというのは、主に2つあると思います。
体力的に厳しいのか精神的に厳しいのかもしくは2つとも兼ね備え
ているところもあるでしょう。収入が高い低いというのは、2つの
バランスがあって目が行く話でないでしょうか。単に収入の高低だけ
での厳しいかどうかは違う気がします。精神的にも楽で体力的にも楽で
定時に帰れるが、収入は少し低い位であれば、あまり辞める選択にもなら
ないかもしれません。体力的に厳しい仕事というのは、必ずしも力仕事
というわけでもありません。休みや睡眠時間がとれなければ体力的に
厳しいでしょうし、工場のライン工なども単純作業の繰り返しというのは
かなり体力的にも精神的にもきついと聞きます。
精神的に厳しい仕事とは、主に営業職が多いですがやはり月のノルマなど
数字に追われていくというものです。またクレーム対応の仕事なども精神的には
厳しいでしょう。最近は、パワハラという事もありも少なくなったとも思いますが
営業職などは今でも怒声が飛んでいる職場などもあるでしょう。
営業職をしたがる人は少ないとは思います。どちらかというと、厳しいイメージ
が先行しているものです。私も少なからず経験をしましたが、メンタル的には
非常に厳しくもあります。営業も基本はルートセールスという既存顧客をまわる
営業と新規を開拓していく白地営業とに分かれます。
ルートセールスは、関係性が構築できればそれほどは厳しくない部分はあります。
新規営業も今はネットでの入口も多いのでレスポンス営業は比較的楽な面もあります。
ただ、前近代的にテレアポや飛び込みの訪問という営業も未だにしている会社も
あるでしょう。これは、かなり精神的にはきつくなります。
効率は確かに悪いのですが、メンタル面がかなり鍛えられます。
私もその辺は一通り経験をしました。今でも、色んな人にescapeさん
はメンタルが強いと言われます。私も、昔からメンタルが強かった訳
でもありません。多分、若い頃この営業の経験をした事が強くしたので
はないかと思います。本来、武道なども精神を鍛える目的が多くあったと
思います。なかなか、メンタルを鍛える場というのは、ありそうでありません。
そういう意味では「新規営業」というのは鍛える最適の場でないでしょうか。
では、仕事においてメンタルの差はどこにでるかといえば、私は「逃げ癖」がつく
かどうかだと思います。メンタルができていないと、クレームや上司から叱責されたり
少し嫌な事があるとすぐ「逃げ」に移る気がします。
仕事をしていれば、怒られる事や嫌な事は社内、社外問わず
必ずつきものです。最近の風潮で、どこか学校も「不登校」という権利が
正当化している気がします。勿論、自殺にまで発展するような事は考えなければ
いけませんが、何でも「無理に来なくても良い」とか「嫌なら来なくても良い」
という事が変に許容されすぎているように思います。学生時代はまだしも、社会に
でれば嫌な事にいかに打ち勝つかではないかと思います。
つけ麺の神様である山岸さんも「人生の試練に打ち勝て」という訓示を
良く唱えています。まさに、社会とはそういうものだと認識の上だと思います。
そして、大小も含めその試練をどれだけ経験するかでまたメンタルが強く
成長していくのではないでしょうか。
営業に話を戻すと、当時は社内で怒声が飛び交う中、外でもほとんど断られる
営業に耐えいく中で培えたものが自分ではあったように思います。
若いうちに経験できたのは、収入以上の「財産」になったように思います。
そして、営業が染みついてくると「営業脳」になってきます。
営業脳とは、「行動⇒考える」という頭になります。これがない人は
「考える⇒行動」の図式になります。すると、ほとんど行動しないで
終わる人が大半です。成功している社長さんの多くは、行動から
入る人が圧倒的に多いのです。考えたり分析ばかりしていると、評論家
のような感じになってしまい、行動ができなくなってしまいます。
表題に書いたように「無駄方便」という諺は、一見役に立たないことも、
時に役に立つという言葉であります。基本的に私は、良くも悪くも何かを
経験する事は「学べる要素」が必ず含まれているものと思っています。
イチロー選手も非効率な事が実は一番効率的だというこの諺に近い事を
言っています。皆、近道を考えてしまいがちなのですが、実は一見遠回りが
近道になる事も多くあります。正解などは、後になってわかることが大半です
からまずは、非効率でも行動してみるというのが非常に大切です。
今回、このような記事を書いたのも来週になれば、多くの新社会人がでてきます。
そんな人に向けた私なりの応援メッセージでもあります。
是非、5月病などにならず社会人のスタートをきって欲しいと思います。
とはいえ、このブログを新社会人があまり見ているとも思いませんが・・・。
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