こんにちは、escapeです。
少しマイナー雑誌ですが、競馬をされている方はご存知
かとは思うのですが「優駿」という月刊誌があります。
これは、中央競馬会が広報誌として発売しており、80年以上
発刊されている歴史ある雑誌ではあります。
ここに年に1度、エッセイ大賞という応募の受付があります。
それを出してみたところ、今月号に誌面での発表がありました。
今月号は、予選を通過した発表で来月号に2次選考で選ばれた作品に
賞が与えられるというものです。昨日、ふとそのことを思い出し、
大きな書店などでないと置いていないなとも思い、お客さんのところ
へ訪問するついでに寄り道的に書店に寄り手に取ってみました。
そうしたら、誌面に予選通過者の発表をみたところ「私がいた～」と
なりました。応募者は150名ほどあったようで予選を通過した方が15名
でした。当然、ペンネーム受付もしていたのでこのブログの
ハンドルネームの「escape９」でだしたところ、私だけが異質な
ペンネームで少々恥ずかしくも感じたところです・・。
私が、このエッセイ賞を見つけたのは昨年でした。何気なく中央競馬の
サイトをネットサーフィンしていたところ目についた記憶があります。
毎年、夏が締め切りのようで昨年一度出してみました。勿論、内容は
自由ですが競馬にかかわるものです。雑記的に書いたところ、見事に
落選でした。そもそも私自身が、エッセイというジャンルを理解して
いなかった事もあり、賞をとった方の作品がHPにアップされていました。
「これは、自分の形式がだめだ」と気づかされました。小説風に皆さん
文章を書かれていたのです。以前、記事にも書きましたが今年の春に、
自分の本が出版されました。これは、どちらかというと実用書なので、
事実をツラツラ書いたものでした。
私の中で、割とトライ
した時に何かしらの結果をだしたいという思いがあり、来年再度
リベンジしてみようとその時は思いました。そして今年も夏近くに
ふと応募要項に目が留まり、書こうと思いました。しかしながら、
正直小説というジャンルは、そもそも自分で書いた事がなかったので、
あらためてどうしようかなどとも思いました。そうこうしているうちに、
締め切りだけは、頭にあるのですが調度仕事も夏場忙しくなり、筆を
とるのが億劫にもなりました。別に会社で指示されている事でもないし、
「見送ろうか」という甘い考えと「初志貫徹やれ！」という厳しい考え
が頭に交錯していました。分量は、原稿用紙にして10枚程なので書く気が
あれば1日で消化できる量です。迷った挙句、やはり出そうと思いました。
締め切りが、かなりギリギリでしたので仕事の移動中やサウナに入って
いる時などにストーリーをまとめ1日で書き終えました。書き始めると
スラスラいったり、また詰まってみて煙草を吸いながらまた考えたり
などを繰り返し何とか書き上げました。私は、下書きなどは基本せずに
PCの原稿用紙に直打ちしていくような流れでいつも書いてしまいます。
ふと、昨日あらためて何を書いたのかも大分忘れ読み返したところ、
ところどころに誤字脱字がありました。PCで行がすこし変換が変に
なったりなど。その辺は、甘く見てくれたのかなとも思いましたが。
外部の反応は、全くわからないので一応息子に読んでもらい、反応も
イマイチでしたので正直期待感はあまり持てませんでした。
そんな経過も踏まえた上での、予選通過の結果だけでも私にとっては
満足でもあるし、よく選考の俎上に乗っただけでも1つの結果がでて
トライしてみて良かったと思いました。恐らく、応募されている人も
セミプロではないですが、文章を生業にしている方の応募も多く
あったと思います。そこにど素人の自分が試して通用するのかなと
いう疑問はありました。
以前、記事にも書きましたがやはり猪木イズムではないですが、
「出る前に負ける事考える奴いるか」と猪木が記者に怒鳴るように、
どうしても歳もとると先に結論付けて
行動をしなくなってしまう事が多くなります。私も、作家を目指して
いる訳でもないので、この行動自体が自分にとってどういうプラスが
あるかは見えません。しかしながら「行動した」という事だけは、
どこか甘い自分への誘惑を断ち切りできた事で、少し成長ができた
のではないかと思ったりもするのです。来月号発表の賞までいかないと
皆さんに原稿をみてもらう機会はありませんが、少しこんな経過が
あった事だけでも伝えられたらなと思い記事にしてみました。
それとは別に、今週の天皇賞はしっかり的中したいとは思います。
週末の予想に、ご期待ください。
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