倒産ラッシュの到来か

徒然なるままに
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こんにちは、escapeです。

本日は、少々競馬ネタから外れ経済情勢に。

皆さんの働かれている業界の景気はどうでしょうか。

私の業界も、構造的なものもあり決して景気が良いわけ

ではありません。最近は、全国的にも倒産件数が増加しています。

その辺を本日は、見ていきたいと思います。

過去の倒産との違い

現在、16カ月連続で倒産件数は前年より増加しており7月は

758件で前年より5割程増えた状況です。

過去においては、バブル崩壊やリーマンショックなど大きな倒産の節目が

ありました。その時は、金融機関の破綻から火がつき倒産が増加していった

ように記憶しています。いわゆる、貸し渋りなども含めてです。

今回は、あまり金融機関からの影響という感じではありません。

単純に本業の営業が不振になってきているケースが非常に多くみえます。

16カ月連続とはなっていますが、実はコロナ禍の中では倒産は非常に低く

押さえられていました。これは、ゼロゼロ融資政府の協力金支援なども

あり、何とか持ちこたえていたところが多くあったはずです。

現在、倒産が増加しているのはこの副作用的なところで増加しています。

そして、本業の営業としては以前より回復はしたものの、コロナ以前より

売上が上がったというところは、かなり少数ではないでしょうか。

それは、色々な意味で生活様式も変化してしまったような部分もあります。

例えば、リモートワークなどは大分浸透したのではないでしょうか。

当然、それにより会社に行く機会出張なども減ったりします。それによる

ホテルや交通、飲食など色々な損失もでているのでないでしょうか。

飲み屋さんでいえば、私も良く呑みにいくので、客足は以前より大分戻った感じもします。

しかし、遅くまで呑むことが少なくなりどこか、10時を過ぎれば飲み屋さんも

空いている印象もあります。また、ファミレスなども含め24時間営業を

止めたお店も多くなったのではないでしょうか。

それだけ、生活様式が変化してしまったように思います。

倒産要因の4重苦

現在の倒産要因は、4つ大きくあると言われています。

①はゼロゼロ融資の返済開始。一定の猶予期間はあったものの、

この返済が夏頃から本格的に開始している点があります。当初は

早期に回復が見込まれていたものの、国の度重なる緊急事態宣言

などもあり実質3年ほど長引きました。私は、今でもこの緊急事態

は意味がなかったと思います。特にそれで感染者が減るわけでもなく

余計な行動制限でした。いずれにしても、本業に大きく影響を与えた

ことは間違いないでしょう。

②は物価の高騰です。これは、デフレの日本では今までなかった現象です。

円安や戦争の影響などもあり、

ガソリン、電気を始めたとしたエネルギー価格の高騰やそれに伴う原材料の

高騰です。そして、それによる価格転嫁がうまくできない問題点です。

マクドナルドでさえ、3回ほど値上げをしています。ただ、普通の会社は

なかなか、そこまで値上げをしていく事は難しいのではないでしょうか。

③は人員不足と人件費の高騰です。全体的には人手不足が深刻なことに

なっています。特に建設業や運輸業などは人手不足がずっと言われています。

それに伴い、最低賃金の引き上げや給与水準を上げていく方向に国も

かじ取りをしています。しかしながら、大手企業でもない限り、先程の

価格転嫁がなかなかできない中小企業で、給与水準を上げていく事は

難しいのではないでしょうか。この辺が、原材料とあわせてコストアップ

要因になっています。④は先程述べたような本業不振です。生活様式の

変化なども伴い、以前の売上を確保する事が難しくなりました。そこに

おいてのコストアップです。業種にもよりますが、会社の利益は最後の3割程の部分

利益になる事が多くあります。すなわち、何とかやれていた企業も3割程

売上が落ちれば、ほとんど利益がでないような状況になります。恐らく、以前より

回復したとはいえ、以前の7割程に戻ったくらいが多いのではないでしょうか。

倒産の加速化

現状、コロナは5類に移行されたことから、国では終息したという動きになっています。

という事は、ある程度融資なども選別され今後業績が良いところにしか貸し出しはしなく

なるでしょう。ゼロゼロ融資というのは、今までの銀行融資と逆の形態のものでした。

通常の銀行融資はある程度業績が良いところしか貸さないです。これが俗に言う、

晴れの日にしか傘を貸さない」と言われるものです。今回のゼロゼロ融資は、

コロナにより業績が落ちたところが対象になりました。従って、普段は融資が厳しい

会社も融資が実行されたのです。この事から、ゾンビ企業を生んだと言われてました。

本来、潰れていてもおかしくない会社を延命させたという事です。

基本的には、無担保無保証という条件なので、国が保証の肩代わりをする事にも

なっているので、銀行は貸し倒れリスクはないのです。

このような経緯から、今後の追加融資などはハードルも高く厳しくなることが

見込まれています。一部、借り換え支援などもでていたりはしますが、効果の程

はどうでしょうか。そして、冒頭書いたように今回の倒産は金融機関の破綻を

伴っていません。しかしながら、私はこの後に金融危機が世界的に大きな波で

くると予測しています。それも過去最大のもので来ると思います。

そうした場合に、恐らく倒産は加速化するのは避けられないでしょう。

今は、序章に過ぎないような気がします。そのように、書くと危機をあおって

いるようにも見えますが、以前書いたような基軸通貨の切り替えなども

出てくる流れはあります。当然、私自身の会社も吹けば飛ぶような会社

なので、他人事ではありません。今は、その日がきても生き残れるように

何本か事業の柱をつくる事が重要に思います。そして、その嵐の

後は再びチャンスが訪れる社会に再編されるのではないでしょうか。

いずれにしても、波にのまれないように頑張りたいところです。

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