こんにちはescapeです。
本日は、私も若い社員などによく聞かれるのですが「学び」とは
どうすれば良いのかという事で私なりの考えを述べたいと思います。
普段、仕事で忙殺されている方も多いとは思いますが、その中で
更に新たに学んでいくという時間はとりにくいと思います。
勿論、「資格」などの学びというのは時間をかけて勉強をしていくしか
ないのですが、社会人で仕事の片手間に資格の勉強というのはハードルも
高く、極力時間のある学生のうちに取得が望ましいでしょう。仮に運転免許
1つでもなかなか会社にいきながらというのは大変なものであります。
今回の「学び」というのは、そういう勉強ではなくどちらかというと前にお話し
をしたように仕事を通じて自己の「積み上げ」をしていくことになります。
現在、専門職や技術職の方はその部分を磨いていけば良いのですが、ほとんどの方が
そうでない職種についている事が多いはずです。仮に30歳前に転職をするのであれば
あまりこの積み上げがなくとも未経験の職種の応募や採用も可能になると思います。
逆に年を重ねる毎に特に40歳以上の転職などは、何かしらの専門性を見出したりした
「積み上げ」がないと収入的にも厳しい転職先しかないのではないでしょうか。
仮に40歳以上経験不問的な仕事はあったとしても、条件的にかなり厳しいはずです。
営業ノルマが厳しいフルコミッションであったり、体力的に厳しい仕事であったりなど。
通常、大手であるほどゼネラリストでありその会社のみで通用するルールや看板で成立
するような仕事が多かったりします。仮に転職した際に一段、二段規模の劣る会社などでは
そもそも看板自体が通用しないので、その際に苦労をしたりもします。
では、社会人での学びとは①経験 ②人 ③セミナー ④本 などから学ぶしかありません。
特に①と②は重要であり、「経験」は成功体験よりも失敗体験の方が活きる場面が多くあると思い
ます。「人」については、社内以外の人といかに接しているのかも重要です。特に異業種も含め
て取引先などもです。社内で完結する人脈はほとんど辞めた瞬間から活きてきません。意外なとこ
ろで声がかかったりという事もあります。私も転職を数回していますが、基本人材会社などは介さ
ず自分の伝手などから派生したものばかりです。また、社外の人と接する事は非常に視野も広がる
事も多いので積極的に動くほうが良いでしょう。セミナーに関しては、最近はオンラインや動画な
どにも上がっているのもあり、以前より参加はしやすくなりました。また動画のものも参考になる
ものも多く上がっています。リアルのセミナーはやはり名刺交換などができるメリットなどはあり
ます。本については、私も最近老眼が入ってきており以前より読書の割合は格段に減りました。
やはり形に残り、勉強などをしていく部分においては「読書」というのは必要かと思います。
ただ、競馬にしても他の娯楽的な要素でもそこに学びの視点を持って取組むと大きく見方も
変わります。ブログ内(あしたのジョー)にも入れていますが、仮に本が「漫画」であっても
学ぶものは多くあります。
学校の勉強もですが、その場しのぎの勉強というのはあまり身になっていかないことが多く
あります。そういう意味では「どう学んでいくか」という事が重要ではないでしょうか。
すぐには役にたたないことも、どのような視点で学んでいくのかが重要で、ただ答えをひたすら探
していくようなことは本質的な勉強にならないとは思います。
また、私は仕事を通じて学びを得ていく上では、そもそもの仕事自体が「作業」なのかどうか
を識別しています。仕事の中でもルーティン的な事や指示が出されているものは「作業」に近い
です。そうでないもので、自分で創意工夫をしていくものが「仕事の学び」と思います。
この仕事の学びが蓄積していくと「積み上げ」となり、場合によっては業種が異なっても
通用する力が自分に培われている事があります。
少々、給料が安い、勤務体系に不満がある人も視点を変え「お金をもらいながら学んでいる」
と思えば腹が立たないこともあるのではないでしょうか。
誰かの話でも、「聞き流している」のと「何かを学ぼう」と思って聞くのでは自ずと同じ話でも
自分に対して話の内容が変わっていきます。
従って、主体者の自分がどう仕事に取組むのかで身についてくる部分が必然的に変わってくる
ことでしょう。
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