【成功法則】の盲点とは

天邪鬼な考察
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こんにちは、escapeです。

毎年、面倒な事であまり気が進まないもので「確定申告」

あります。今は、基本サラリーマンなので副業の申告程度なの

ですが、それでもどこか億劫になり後回しにしてしまいます。

ただ、時期も来ているので今週末あたり作成しようと思います。

さて、本屋のビジネス本などを見渡すと「成功本」のような

ノウハウ本をよく目にします。どうすれば、成功するのかという

ものです。人によって成功の定義も難しいですが、単純に起業して

成功をおさめ収入を手に入れたものが中心ではないでしょうか。

皆さんもそのような類の本は一度は買ったりもあるのでないでしょうか。

昔、「ビッグトゥモロー」という月刊誌がありました。私もしばし購読

をしていました。そこには、読者の悩みに答えたり、成功した人の生き方

などが掲載され、確か「人間情報誌」というサブキャッチもついていました。

どこか、宗教チックな本でもありましたが、当時それなりに売れていたよう

ですが、今は出版不況もあり休刊になっているようです。

確か、自分が独立した時によく読んでいた記憶があります。

よく、この「成功」に関するノウハウ本というのは、インパクト

があるのでつい悪い経歴の人などが成功しているのを見ると心惹かれ

るものがあったりもします。しかしながら、結論的にはほとんど役に

たたない気がしました。もっと言えば、これを読んでいる時点で成功には

程遠いなと自分で気づいた事もあります。すなわち、成功本を読む事

成功にはならない「盲点」という事になるのでしょうか。

勿論、読み物として読む分には良いと思います。

なぜ、ダメかといえば極めて「属人的」な話にどうしても

みえてしまい、その社長だからとか時期だから成立したとも思える

事が多々あります。

似たような事で言えば「東大合格法」のような勉強本を読むのと近い

ものがあります。それを読んで東大にいけるわけでもないですし、そも

そも書いている人の出身校や偏差値なども自身と乖離していればそもそも

土俵から違う事になってしまうのです。

私は、成功法則を探るより失敗法則を目にした方が勉強になると思います。

以前も記事に書きましたが元プロ野球監督の野村氏が「勝ちに不思議の勝ち

あり、負けに不思議の負けなし」というという格言通り、成功というのは

時代の背景や運や人材などの要素も多くあったりもするでしょう。そういう意味

では、勝ちというのは「偶然」の重なりでなる事も多くあります。

しかし、負けや失敗というのは必ず原因があるわけです。そこを分析して

負けを少なくする事が結果、勝ちに繋がるという事を今では自分自身感じて

います。有名な「マネーの虎」という番組ではないですが、当時社長をして

審査していた方も、今は半数は倒産をしてしまっているというように「偶然」

一時期成功していた可能性の方が高かったのではないでしょうか。

そういう意味では、「しくじり先生」という番組もありました。こちらは、

失敗を中心に語られていますが、芸能人が中心なのでこれのビジネス版が

あると参考になるのではないかと思ったりもします。

私も仕事柄、独立している人や社長さんなどにも会う機会はそれなりに

あるのですが、失敗のパターンは共通しているところが確かにあったり

します。特に3つほどあげてみまますと、まずは①持続力がないということです。

諦めが非常に早いという部分と少し壁にぶつかると止めてしまう事が多いです。

ある程度の年数は、どうしても勉強期間も含め必要です。それが、最低3年以上

経過していれば、「損切り」という発想はあっても良いとは思います。

私のブログなども、半年で8割の方が止めてしまいます。まずは「継続」

思って今も書いているつもりです。

もう少し続ければうまくいったのではという事は多くみてきました。

私自身も、昔「簡易式フィットネスジム」を経営した事がありました。

今は、ジムも流行りではありますが、当時はまだ大型のジムが中心の

時代です。駅ビルのテナントを借りていたこともあり、初月から毎月

莫大な赤字との闘いが始まりました。幸い、本業は軌道にのっていた

のもあり休みの週末だけお店に顔をだしていました。一応、私は「オーナー」

という立場でした。しかしながら、まずは集客と思い毎週末は、開店から

閉店までエスカレーター前でひたすらビラを10時間以上撒いていました。

すると、アルバイトの子も「オーナーも配っている」と思ってくれたのか、

平日でも時間が空くと皆チラシ配りをしてくれました。そんな甲斐もあり、

3年以上お店は継続して続けることができました。最終的には、駅ビルの改装

に伴い撤退をしましたが、その頃は黒字に転じていました。たまたま、ある

マシーンがブームとなり一気に全国的に店舗は増えましたが、あっという間に

ブームが去ると閉店店舗ばかりとなり、9割程は閉店をしていた状況の中続けました。

そもそも、それを作ったメーカーが倒産をしてしまいました。

というように、決して成功例という訳ではないですが継続して工夫をすることで

事業が軌道にのることもあります。②としては、目先の利益に目が行くという事

です。勿論、立ち上げ当初はお金もないので、利益になる事だけに目が行きがち

ですが、そうでない事に重要性が隠れたりもします。先程のジムで言えば、当時

セルフ方式で人をつけないやり方が主流でした。私は、リピート客をつけるには

かえって人が必要ではと感じていたので、赤字でも人を配置して接客方式に切替

を行いました。そして、時給も飲食などと比べてもあえて高い時給設定にして、

良い人材をとろうと思いました。お陰様で1度求人をかけると、沢山の応募

ありました。これが、目先の利益に目がいけばそのような

行動もとれなかったと思います。損して得をとれというのは重要です。営業に

おいても、まず相手に「ギブをどう与えるか」が重要だと営業員時代にも

思った事でした。そして③としては、行動しない、素直な心がないということです。

2つ並べてしまいましたが、失敗する人は行動になかなか移せない人が多いです。

今でも私もたまにセミナーなどをすると、即行動に移している人は1割ほどです。

大体は、良い話を聞いたで終わるか、考えて行動をしないことが多くあります。

そして、素直な心というのは、そのようなセミナーも斜に構えて聞いていない

というところです。「また、escapeさん話しているよ」となれば、うまくいかない

です。むしろ、また同じ事をはなしているから重要だと認識していない人もいます。

学校の授業でも、先生はよく言いましたよね。「大事な事は何回も説明するぞ」と。

そこが、テストに出ていたりするのではないでしょうか。

先程のジムでは、私はフランチャイズではないので、同じ機械を導入している

お店に軒並み電話をした事があります。多分、100軒近くです。大半のお店は、

「うちも業績が悪いんで、教える事はない」での断り文句でした。

たまたま1軒、快い返事を頂き見学に行きました。そして、その時に「接客方式」

の運営をそこだけがしており、真似をしてみようと試してみたのです。

そこで、少し「光」が見えたりもしました。当時の私は、勉強不足も

あり「素直な心」でそのお店の話を聞けたのではないでしょうか。

という事で、3つがよくある失敗パターンと私は思っています。

競馬でも、外れるレースの方が圧倒的に多いのです。なぜ、毎週レース回顧

をしているかと言えば、先週はどこで判断ミスをしたのだろうなどと失敗に

学ぶ視点で行っています。まず、翌週のレースに向かう前にどこで負けたのかを

一度振り返る事は大切ではないでしょうか。当然、負けたレースを振り返る

事は嫌な部分はあります。ただ、競馬は往々にしてまた同じ過ちをおかし、

外すことも多くあるので反省は重要ではないかと考えています。

ビジネスも同様に、失敗事例を多く学ぶ事成功の1歩に繋がると

思います。是非、周りの失敗している人がいたら、話を聞いてみると

参考になる事も多いのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

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