こんにちは、escapeです。
まだ、連日の暑さは消えなものの、気づけば8月も
終わりに近づき、ローカル競馬も終わりに近づいています。
どこか、先週の札幌記念が終ると夏競馬も終盤にきたような
イメージです。セミの鳴き声が減るのと同じようなイメージでしょうか。
さて、本日は最近の競馬のニュースなども含め感じたことを書きます。
悲しい知らせでした・・
8月の上旬に放牧先でアスクビクターモアが熱中症で急死しました。勿論、人間でも
命を奪われる人もいるので注意なのでしょうが、馬で熱中症が原因でというのは
あまり聞いた事がなかったです。アスクビクターモアはダービーでは3着でしたが
菊花賞はコースレコードで勝っており、長距離で期待をしていました。春競馬は
残念ながら力が発揮できず、天皇賞、宝塚記念とも惨敗でしたが、秋に期待をして
いた1頭でした。ダービーは、少し離された3着でしたが、ドウデュースと
イクイノックスと闘っての3着でもあり価値ある3着ではなかったでしょうか。
地方競馬で船橋所属の左海騎手がいました。今年から、調教師となりスタートを
きりましたが、今週の日曜日に急性心筋梗塞で亡くなられました。
特に持病がないようでしたので、余計に個人的にはワクチン関係ではないかと
思ってしまうような死去でした。左海騎手は、地方では2000勝以上勝っており
中央の重賞も3勝しています。直近では、一昨年アランバローズという馬で
東京ダービーも逃げ切り勝ちをしており、騎手としても一定の成績を残していました。
個人的にも、よく大井で穴もあけていた印象もあり、好きな騎手でもありました。
まだ48歳と若いため、非常に残念であります。
ご冥福をお祈りいたします。
今年の凱旋門は・・・。
10月1日に今年も凱旋門賞があります。今年の日本の登録馬は、サリエラ、スルーセブンシーズ
、ドゥラエレーデの3頭となりました。小粒なメンバーですので、正直厳しい感じは否めませんが
どうでしょうか。そもそもが、芝の適正自体が日本競馬と全く異なる中での競馬でもあるので、
求められる能力が異なります。逆に凱旋門賞帰りで、その後調子を落とした馬もいます。
日本競馬の悲願という部分はあるでしょうが、仮に勝利しても価値は高くならない気もします。
ただ、JCの方は最近は外国からの参戦は少なく、ほぼ日本馬同士のレースにもなっている
のでその辺もJCの価値自体も薄くなっている気もします。
賞金的には、ドバイが高額ですがそれは歴史も浅く価値が少し劣ります。
その辺を考えると、あまり国際競争の位置づけも近年は微妙な感じもします。
いずれにしても、凱旋門賞をいつか日本馬が制覇した時点で、その後はあまり
参戦も少なくなるのではないでしょうか。
全国行脚の天才騎手
私が今一番注目している騎手は、地方競馬の吉原騎手です。
もともとは、金沢競馬の所属騎手ですが、近年金沢ではあまり
騎乗機会を与えられていないようで、全国的に動いている騎手です。
高知で乗っていたかと思えば、大井で騎乗していたり、門別にいたり
など非常に動きが活発です。場合によっては、海外でも騎乗している事も
あります。成績も2800勝とそれなりの成績でもあります。
当然、遠征した時は1日に２，3レース程の騎乗しかないない事も多くあります。
当然、調教などから乗ることは難しくそれなりに結果を出すことも大変ではあるのです。
そんな中今年の連対率は4割を越え3着内率においては、6割を越えています。
まさに、地方版ルメール騎手です。
一部、ネットでは金沢での騎乗に問題ありという人もいますが、技術がなければ
このような成績を収める事も難しいでしょう。つい、2日前のスパーキングサマーCという
重賞もしっかり勝利しています。
色々な理由で、地元では干されたような状況かもしれませんが、少ない騎乗機会で
馬券内に持ってくる力は正に天才的なところがあります。
それだけ、一球入魂ではないですが1鞍に「魂の騎乗」で挑んでいるのではないでしょうか。
是非、中央の騎手もこのような騎乗心構えで挑んで欲しいところです。
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