こんにちは、escapeです。
身体の成長というのは、大体高校生くらいで一段落が
ついてしまうのではないでしょうか。体重は、歳をとると
ドンドン増えてしまいますが・・。先日もかかりつけの医者には
「20歳くらいの時の体重が理想体重になります」なんて言われました。
すでに20キロ以上オーバーしており、競馬でも前走と20キロ増えれば
大幅増加ではあるのですが・・。ただ、身体の成長は大体止まっても
精神の成長はしていきます。それに合わせて、人生観なども環境の変化
に伴い変化をしていきます。その時に、生きる上で何を重視していたのか
というのが、やはり人生観に色濃くでてしまうのではないでしょうか。
10代の頃の私は、とにかく「楽しく過ごす」という事しか考えていません
でした。それを考えると、あながち回転寿司でイタズラした高校生とは
精神的にはあまり変わらないところではあります。しかしながら、私の
高校生活は、調度実家も商売をたたんだ影響もあり、お金がかなりなかった
時代でもありました。ひたすら、学校終わりにバイトに行き過ごしていた
味気ない生活でもあります。そして、受験も高校3年で一念発起して始めた
ようなもので、あまり青春を謳歌したような高校生活ではありませんでした。
20代の頃は、大学を卒業し社会人になり転職したり、結婚したり、子供が
生まれたりなど目まぐるしく生活環境は変化していきました。とにかく
「お金を稼ぐ」という事に重きをおき、ひたすら生活をしていくのに必死の
ような状況でした。転職した先も「歩合の営業マン」でしたから稼ぐという意味
では適した場所ではありましたが、同時に非常に厳しい世界というのも体験しました。
20代でようやく、社会の仕組みや「働くという事はどういうことなのか」というのが
うっすら理解できたような年代でした。
30代は独立したので、「自由」という事を頭に描きながら仕事を
していたように思います。とはいえ自由というのは裏返しに
何の保障もない事を意味しています。そして、全て自己責任という事でも
あり、違った意味での仕事観というのが芽生えた年代ではなかったでしょうか。
ただ、自由な分余計なストレスは無かったように思います。
40代に入り、実家のゴタゴタにも巻き込まれ事業をすべてたたみ、
再びサラリーマンの世界に出戻るようになりました。
仕事においては、すでに時間も経過している事もあり「組織とは」という事を
非常に考えるような機会にもなりました。そして、大手から零細への
転職も自分の中では非常に納得をしている転職でもありました。
「子育ての完了期」というのも私生活では大きくありました。
子供が成長過程の中で最後の出口に差しかかっていたので、
まずはこの出口をしっかり見届け応援して
いこうと思っていました。どちらかと言えば、父親の子育ての役割と
しては、小さい頃は母親がメインでもあり青年期あたりで父親の重要性
というのはでてくるのではないかと子育てをした感想ではあります。
とはいえ、離婚などもあり子供には少々不自由な部分は与えてしまったかも
しれませんが、今となればこの「距離感」も決して悪かった訳でもない気がします。
「灯台下暗し」ではないですが、近くにいると
見えない、見失っていたことも多くあったようにも思います。
そして、現在の50代はどうかということでしょう。仕事においても
私生活でも「自分らしく」というのをテーマに生きていこうと思います。
周囲ではすでに出世した人やリストラ組など色々でてはきています。
とはいえ、そんな事には振り回されず、周囲から見れば反発もありそうな
自分の思ったままの「生活スタイル」を築いていければと思います。
それには、以前から話しています
「セミリタイヤ」という目標を達成していきたいとは思いますが・・。
このように、私レベルでも10年ごとに振り返ってみると色々その年代
で重視していた事が大きく変化しているようにも思います。
従って、人生観が変化しており、精神的にも成長をしているのでないでしょうか。
皆さんも一度、振り返ってみてはいかがでしょうか。
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