こんにちは、escapeです。
ご存知のように日曜日にガーシー氏が急遽、帰国する
事になりそのまま逮捕という事になりました。
このニュースについて、考えてみたいと思います。
何故、要請に応じたのか。
かなり、騒動にはなっていたようでした。結構、親しい存在である旧NHK党の立花氏も
今回の帰国は知らされていなかったようです。
議員の時に、再三の帰国要請にも応じず今回の帰国については当然、自主的なもの
ではありません。警察の方での事実上の強制送還のような形での逮捕のようです。
勿論、UAEの方での協力を得てでの帰国となりました。
では、なぜこのような要請に応じたのかが謎でもあります。
単に逮捕かどうかであれば、当然議員の立場で戻ってくれば不逮捕特権もある
ので基本逮捕という形にならなかった事でしょう。
身柄については、ある程度ドバイでもどの辺に住んでいるかなどは当然把握も
されていた事でしょう。1つは、UAE側の方でももし逮捕となれば、海外での逮捕
であれば正直、環境的にもどうなるか罪もどうなるかなどの不安もあったので
ないでしょうか。一部では、お金が尽きたからという考えもあったようですが、
そこは考えにくいようにも思います。確か、議員の辞職に伴い立花氏からも
数億円報酬を得ていた事なども考えると、無一文という状況ではなかったはず
でしょう。もう1つ考えられるのは、帰国しても良い状況になったのではないかと
いう事です。
警察の目的は・・。
ガーシー氏は、「逮捕」よりも「帰国」できる環境かどうかの方が
問題だったのでないでしょうか。恐らく、色々な暴露をする中で恨みは
かっているはずです。特に芸能界においての色んな闇の部分を暴露して
いたようですから、ある程度闇の勢力に狙われていたのではないでしょうか。
海外にいたのも、その辺の事情が強かったはずです。その辺が、ある程度
解決したような事もあり、要請に応じたように私は考えています。
そもそもが、脅迫であったり名誉棄損での罪状であるのでそれほど罪として
は重い訳でもなく、実刑になるまでのものかと言えば微妙ではないでしょうか。
なったとしても、それほど長い期間刑務所に入る訳でないことを考えると
「逮捕」については本人もあまり問題意識はなかったようにも思います。
では、警察の方に視点をあてると何故今回、このような罪で海外の協力
も得ながら警察も動いたのでしょうか。
少し見せしめのところはあったのでないでしょうか。ドバイというのは
色んな犯罪者の逃げ場ではないですが、引渡し条約の関係もあり隠れる
場所として利用されていたことは多くあります。
以前、給付金詐欺のような主犯格の人もドバイにいたように記憶しています。
特に、金融犯罪的な人が行くようなイメージもあります。
そのような部分を、警察も重く見てある程度影響力のある人を逮捕する事
でそのような事が簡単にできないとアピールしたかったのでないでしょうか。
もう1つは、警察の「威信」ではないですが、以前もカルロスゴーン氏を
国外に簡単に逃がしてしまった事もあり、名誉挽回的なところもあったのでは
ないでしょうか。そんな背景もあり、今回は警察も力をいれていたのではないかと
考えています。
今後の展開と立花氏の思惑は・・。
先程、述べたように罪としてはそれほど重くない事から、仮に実刑になった
としてもそれほど長期間刑務所にいる事にはならないはずです。
今回の件で、立花氏もあらためてガーシーの話題性というところに着目をして
いるようです。立花氏とガーシー氏は関係性が壊れていたと私は思っていました
がどうも、そうではなかったようです。逮捕直前まで、ラインなどもされていた
ようでした。
今年中に、衆議院の解散総選挙という話も噂にはなっています。
再度の選挙で、立花氏も擁立を考えているようではあります。旧NHK党も
内紛や地方統一選挙の惨敗から、次の選挙の目処があまりたっていない状況
でもあるようです。そんな中今回のような騒動は、チャンスと立花氏は考えて
いるようです。また、ガーシーに対する一定の支持者もいるようです。
しかしながら、私は前回の参議院で見ての通り、全く何もしないで除名と
なった人を再度擁立してというのは、正直モラルに欠ける行為とは思います。
当選するかどうかは別にして、少なくとも国政政党でもあり、立候補するに
値する人を立てるべきではないかとは思います。
いずれにしましても、ここ1か月位で動きもあるのではないでしょうか。
こういった事象でも、チャンスに捉えていく立花氏の行動力だけは評価
したいところではありますが・・。
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