フェブラリーSの思い出

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こんにちはescapeです。

今週は、ようやくダートのG1フェブラリーSがあります。まだ春のクラッシック

には時間がありますが、どことなくこの時期のG1フェブラリーSが始まると

春競馬の足音が聞こえてくる感じになります。

現在、ダートのG1はチャンピオンズカップと2つになります。チャンピオンズカップ

の前身はジャパンカップダートですが、それでも2000年からなのでフェブラリーは

1984年からありましたのでそれなりに長い歴史があります。ただ、G1に昇格したのは

1998年からなので、そういう意味ではチャンピオンズカップと大差がないかもしれません。

やはり、私が競馬をはじめた頃はどこかダートというと1枚格が落ちるような部分と基本は

地方競馬のイメージもあったので、今ほどは当時は盛り上がっていませんでした。

歴代の勝ち馬をみると、私がはじめた頃はカリブソングが勝った年あたりです。第7回

となっていました。カリブソングはどこかいぶし銀的なイメージもあり、芝でも目黒記念

なども勝ったりしており、芝の重賞ではそれなりに活躍していました。

そして、天皇賞秋では一応2着にも来たりして私もお世話になりました。「一応」

というのは、メジロマックーンが降着をしたレースです。不良馬場で5馬身ぐらいの

ぶっちぎりで制したマックイーンでしたが、まさかの18着の降着という中で

プレクラスニーとカリブソングで50倍近くつきました。フェブラリーなので天皇賞の

話は中断し、それほどカリブソングという馬はダートと芝の二刀流でした。

第13回の勝ち馬、ホクトベガも印象深いです。デビュー数戦はダートで勝ち

それなりに適正もありましたが、芝のクラッシク路線にでていました。

そして秋の当時3歳の3冠目の位置づけであったエリザベス女王杯を勝ちました。

有名な実況の「ベガはベガでもホクトベガ」というやつです・・。

しかしその後は芝では今1歩というところで、

どこか善戦ホースのイメージもあり重賞で2着、3着的なレース

が続きました。

そして、再びダートに切り替えてから連勝街道が始まり、特に地方との交流戦なども

始まったころで5馬身以上ぶっちぎるレースも多くありました。ついた称号は「砂の女王」

でした。この馬も二刀流という感じの馬でした。

第16回の勝ち馬、メイセイオペラ地方の星という馬です。16回の頃にはG1に昇格もされ

オグリも始め地方から中央に転厩した馬での勝ちはありますが、このメイセイオペラは

地方競馬所属のままG1を制した馬であります。しかも、通常は地方でも南関東が今でも

レベルの高さは誇っていますが、メイセイオペラは岩手競馬の所属です。

メイセイオペラは、フェブラリーにもう一回でていますが、その時は4着でした。

ただ、本当はこの時期メイセイオペラの最大のライバルは地方にいたアブクマポーロ

でした。地方での対戦成績もアブクマの方が勝っていました。ただ、マイル戦や中央の

ダートの適性を考えてか、フェブラリーにはでてきていませんでした。

いずれにしても、地方馬が中央勢を倒したという功績はデカかったと思います。

どうしても、判官びいきの性質か地方VS中央の構図になった時に、地方馬の応援

したくなるものです。

そして、近年荒れるレースもしばしばある中で人気サイドで決まるのか、はたまた

大波乱になるのか注目の1戦です。今年最初のG1レース、最近の競馬成績は良くないですが

是非スタートを決めたいところです。

 

 

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