こんにちはescapeです。
師走を迎えて、忘年会シーズンに突入かと思いきやコロナの影響もあってか
あまり賑わっていないような感じもします。
私も12月に入り、チラホラ参加はしておりますが正直飲み屋さんもあまり
入っていないような状況にみえたりもし、結構客引きが多くでていたりもします。
私も、以前多い時は12月は2日に1回くらいの頻度で忘年会があった時期もあり
ほぼ日中はアルコールが抜けず、毎日酩酊の中12月を過ごしていた時期も
ありました。正直、昨年は感染が広がっていたのもありましたが、今年も
回数は圧倒的に減りました。もはや「忘年会」という風習自体がなくなり
つつあるかもしれません・・。飲食や特に飲み屋さんにおいては恐らく
12月の売上というのは一番かきいれ時でもあり、ここが厳しいとなると
収益的にはかなり厳しくなるのではないでしょうか。どの商売でも、大半
「繁盛月」と「閑散月」と２つあるものです。中々1年12ケ月安定的に
売れるものは少ないのではないでしょうか。例えば小売り業などはよく
「2月、8月」はニッパチの閑散月と言われていました。12月などは売上が
高いでしょう。習い事系などは「1月、4月」というのが物のスタート時期
などもあり、ジムなども含めよく集まる時期です。究極の季節指数の高い
ものでいえば「海の家」ではないでしょうか。実態はどうかわかりませんが、
夏の時期だけで1年分を稼ぐイメージもあり20代の頃開業を真剣に考えていた時期
も正直ありました・・。実際は調べていくと、権利関係がかなり発生して
新規で参入するのが難しかったり、その期間で建物なども撤去しなけければ
いけなかったりで、冷夏などになったら目もあてられずかなりギャンブル要素が
高いビジネスだなと当時思った次第でもあります。
今は、閉園してしまいしたが「豊島園」という遊園地が都内にありました。昔は
都内のアクセスの良さからも遊園地自体も人気があり、私が小さい頃は「豊島園に行く」
というのは今のディズニーランドに近いような存在であり憧れでもある場所でした。
これも、ディズニーランドができたあたりから、徐々に厳しくなり「プール」を目玉に
運営をしていくスタイルになりました。いつしか、豊島園というのは夏しか人が集まらない
場所になり、私も学生時分夏だけそこのビアガーデンでアルバイトをしたことがあります。
確かに夏には花火などもあり、プールも足の踏み場もないほど混んでいた時期もありました。
学生にとっては、楽しいアルバイトで良かったのですが、やはり季節指数が高いビジネスに
なってしまった分、経営も苦しくなったのか昨年閉園になってしまい、どこか「昭和の思い出」
が消えたようなところもあり、報道を聞いた時には寂しい気分でもありました。
恐らく、昨年の夏といえばコロナが一番蔓延もしていた時期で緊急事態でもありましたから、
営業をしていたら更に傷口を深めていたかもしれません。
とある千葉の場所に、すごく真面目なマスターが30年以上営業していた喫茶店がありました。
椅子やテーブル、床やトイレも老朽化はしているのですが、恐らく真面目なマスターが毎日丁寧に
掃除をしている節もあり、古くはあるのですが全く汚いという印象は受けないたたずまいでした。
年齢的なものもあったのか、2年ほど前に閉店を選択し老後はゆっくり過ごすという事ではありまし
た。その数か月後コロナが蔓延し始めたので、営業を続けていればかなり痛手も被ったのではないか
と推察できます。きっと最後に「商売の神様」が引き際を与えてくれたのではないでしょうか。
どんなに小さい商売でも真面目に継続してやりきるというのは難しくもあり、そのような方に最後
商売の神様が微笑んでくれるのかもしれませんね・・。
コメント