「伝わる力」の3要素

天邪鬼な考察
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こんにちは、escapeです。

今週は、会社で研修の講師をしているので1日しゃべり通しで

結構これはこれで、肉体労働ではありませんがバテます。

そして、以前より年もとったせいか言葉がでなくなることも多く

なりました。話そうと思ったことが飛んでしまう事があります。

勿論、基本のものはパワーポイントに入っているので本筋はおさえ

られていますが、少々アドリブがきかなくなっているようでもありますが・・。

私も、研修やセミナーをする時に「伝わる」という事を一番意識して

話もしています。しかしながら、なかなかこの部分は難しいところもあり

課題ではあるのですが。「伝える」のと「伝わる」では大きな差

あります。伝えることは、ある程度スクリプトや提案フォームが頭に

あればできることだと思います。

例えば、俳優さんのセリフ回しも俳優が変わると大分印象が変わります。

映画でもリメイク版があってストーリーが同じでも以前の作品ほど響かない

事が多くあります。また、古典落語はストーリーは決まっていても、なぜ

二つ目より真打そして名人がするとウケ方が大きくひらくのでしょうか。

これらは、すべて「伝わる力」に差がありできている事象ではないでしょうか。

ビジネスにおいても、なぜ同じ商材を売っていても売れる営業マン売れない

営業マンにわかれるのか。研修で取得した内容で話をしても、売れなかったりなど・。

なぜ、学校の先生よりも予備校の講師の方がわかりやすく感じられるのか・・。

など色々な場面で「伝わる力」が要求されているように思います。

私が感じている「伝わる力」の要素は3つに集約されていると思います。

①枕 ②気持ち ③間 の3つで差が開くと感じています。勿論、表情や

言葉の抑揚など細かい部分はありますが基本この3つと思います。

①枕というのは落語にまくらがあったり、和歌でも枕詞というものがあるように

本題に入る前の前振りに近いところであります。要はしっかり聞いてもらう環境

を相手側につくるという事ではないでしょうか・。ある意味、ほぐすというような

感覚です。運動で言えば、準備体操のようなものですよね。漫才でも最近の気になる

話から本題のシチュエーションに入ったりもします。しかしながら、よく営業マンの

訪問した際に、天気の話から入るのは相変わらずどうかなと思いますが・・。以前

ホリエモンもその辺を否定はしていましたが、。いずれにしても、導入は大事でしょう。

そして、本題については気持ちが入っていないとやはり情熱感も薄れ、相手に伝わり

にくいと思います。本当にそれが自分で良いと心の底から思っているから伝わる部分

はあります。予備校の講師などは非常に情熱的に話をしますよね。だから伝わるの

だと思います。競馬の場立ち予想屋さんも実に情熱的です。

皆さんもご経験はあると思いますが、先日免許の更新に行きました。

30分事故の映像も含め講義を聞かされますよね。当然、聞く側も「早く終わらないかな」

という中で、説明する人も「ただ時間内に終われば良い」というだけで覚えた内容を

ひたすら語るだけです。「寝てしまった場合は、もう1度続けて受講いただきます」と

冒頭話をしていましたが、私からすれば「寝てしまわない内容に工夫しなさい」と

思ってしまいます。最初にこれを話すのは、注意喚起というより寝てしまう位つらない

ですと言っているようにも思えてしまいます。

全く気持ちが入っていない話は、内容以前にやはり聞く側も敬遠してしまうのでない

でしょうか。来月は、参議院選挙があります。ご存知の方もいると思いますが、

最近非常に「参政党」という面白い政党がでてきています。私も注目していますし、

やや陰謀論的な話もありますが、非常に今までにないような観点で街頭演説など

しています。私も個人的には好きな科学者の武田先生や経済アナリストの松田先生なども

参加されています。youtubeなどでもアップされていますが、非常に気持ちのこもった

演説ではないでしょうか。こういうところがやはり大衆を動かしていく部分があり、

「伝わる力」が備わった政党に思います。期待したいところではあります。

俳優さんがよくセリフを何度も言い直して撮り直している事がありますよね。

単純にセリフにつまっただけでなく、やはり気持ちのこめ方が不足していたり

など多くあるようです。それだけ、気持ちを込めるという事は重要ではないでしょうか。

同時に本質的な部分を強調できると良いと思います。話には大抵、核心的な部分「コア」

なところがあります。最大限、ここを強調し気持ちを込めていく部分ではないでしょうか。

③は「間」でありますが、これは少しの間隔やその人独自の語り口調などで変わってきます。

従って、いくらスクリプトを覚えても再現制が少ないものはやはり「自分の間」

落とし込めていないのではないでしょうか。これによって、漫才なども笑いが大きく

変わると言われています。それだけ、この辺を身につける事は難しくもあり大切なの

でしょう。これは、諸刃の剣ではないですが、最近はプレゼンと言えばパワポの資料

に沿った説明が中心です。勿論、冒頭の私のように「忘れてしまう」事を防げる便利な

ツールではあります。しかしながら、これをひたすら読み上げるだけでは資料を渡すだけ

で良くなってしまいます。この辺は、以前お話をしましたがソフトバンクの孫社長の決算

発表などは非常にうまく見えます。数字的な資料はパワポで映しながら、本質的な分は

しっかり語って訴求していく。私もそんな事を意識しながら、研修続けていこうと思って

います・・。是非、皆さんも参考にいただき意識していただけると変化がでると思います。

 

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