就職は運ゲーなのか①

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こんにちは、escapeです。

昨日は定例の飲みでしたが、なぜかいつもと量が

同じなのに結構酔いが抜けませんでした・。

本日も呑みなので、連日になるので少々控えたいところでも

あります。

さて、最近とある学生から就職の相談をされましたので

就職について考えてみました。

昭和の就職活動とは・・。

今は、ネットで色々情報も拾えるでしょうが、私の頃は時期はいつかは

忘れましたが、ある日自宅にリクルートとマイナビから就職の雑誌が

届きます。それも、1冊が多分ジャンプ位の厚さの雑誌が20冊ほど。

中身は、1ページに各企業の紹介がされ、それが業種ごとにあった記憶

があります。巻末に資料請求のハガキがあり、それで気になった会社

を記載し、後日会社から説明会や試験の案内がくるような流れでも

ありました。まるで、懸賞の応募のようなシステムです・・。

後は、学校の就職センターのようなところに、張り紙みたいなものや

求人ファイルのようなものがあり、それを閲覧するような感じです。

恐らく、何かしらOBや学校と縁のあるような企業が多く掲載をされて

いたように思います。そして、もう1つは自分の所属をしていたゼミに

先輩がきて、企業紹介をするようなものもありました。確か、毎回

5人程来ていた気がします。当時は、まだバブルの終わりの方で、基本

新入社員の仕事は、リクルーターという形で自分の卒業した学校から

いかに後輩を引っ張って来るかという流れがありました。

今のように、エントリシートがどうとか企業インターンがどうか

などがない時代です。いつから、今のシステムに変わっていったのかは

不明ですが、非常にアナログ的な就職活動でした。そして、学校経由

の場合は、説明会に行くというよりもまず、その企業のOBを探し

そこに会社の実情を聞きに行くというOB訪問というのがありました。

そこから、人事に直接つないでもらったり、中には話を聞いて

結構厳しめという判断をして辞退をするなど、これもアナログ的な

活動でもありました。当時は、概ねこのような就職活動が

スタンダードではなかったでしょうか。

好きな仕事につくべきか

会社を選ぶときに、色々皆さん指標はあると思います。興味のある

業界にいくのか、条件が良い会社に行くのか、安定している会社に

行くのかなど様々です。どれが、正解という事もないでしょう。

当時の私は、好きな事を仕事にしたいという感覚を持っていました。

これは、今の学生もでしょうが一番「甘い」感覚なのかもしれません。

なぜならば、仮に好きな業界に行けたとしても自分の興味のある業務に

つけるかは別な話です。営業だったり、総務などの仕事かもしれません。

それであれば、業務的には異業種に行ったとしても大差がないのでは

ないでしょうか。当時、私はマスコミ志望でもあり出版社が第一希望

でした。その中でも、漫画の編集者をしたいというのが夢でもありました。

単に、漫画ばかりを沢山読み漁っていたという安易な動機でもあります。

出版社は、大小いれると非常に多くの会社があります。しかしながら、

漫画を発行している会社は限られています。出版も法律関係や医学書など

専門分野で出版している会社もあります。そのような会社になると、もはや

出版社のジャンルというよりは、そもそも法律や医学に興味がないとできない

のではないでしょうか。また、最近は出版不況もありますが、基本的には

マスコミ関係の仕事は身近でもあり、人気も非常に高い会社も多くあります。

私のバブル時代でも、出版会社は売り手市場ではなく少々、名のある会社は

100倍をきることはなかったように思います。テレビ局なども、何百倍で

あったりもしますので。いずれにしても、高いハードルがありましたが、当時

はその事実自体も把握しないで、玉砕的に受けていた状況です。

ダメな学生の典型

そんな、就職活動も4年頃からぼちぼち始めた呑気な学生です。

最近では、大学1年からある程度就職も視野にいれたような、活動を

する方は多くいると思いますが、当時は3年の終わりころからにわかに

考えるような風潮でした。少なくとも私の周囲はそんな状況でした。

そんな中、競馬やアルバイトにあけくれていた私は、4年次にかなりの

単位を残していたのです。当時、私の大学は比較的卒業要件は厳しく

結構な割合で留年をしている学生も多くいました。

そんな中、私も4年次でツケがまわってきたようなところもあり、通常の

まともな4年生であれば、単位もゼミ位しか残っていない事が多かったと

思います。従って、学校もやや遠方なのですが1限目からスーツをきながら

授業にでて、夕方位に会社訪問などをしてというような結構4年生が大変な

時期にもなってしまったのです。いわゆる、典型的なダメ大学生ではありました。

就職課の方にも、単位残数などもみられ「escapeさん、卒業大丈夫ですか」などと

言われる始末でもありました。当時は、就職は多くの学生が夏前の6月頃には

採用が決まっていた状況です。そして、私は出版社以外に競馬関係の会社

受けたりしました。JRAも勿論受けましたが、1次試験の筆記で撃沈してしまい、

「競馬の問題でないじゃないか」などとバカげたことを考えたものです。

学校に気になる会社の求人が2社きていました。1つは、地方競馬の求人です。

当時の地方競馬は非常に客層もガラが悪く、反社的な人がゴロゴロ

いた時代です。JRAは受けたものの、地方競馬は自分で敬遠してしまい

結果受けませんでした。そして、もう1社は某スポーツ新聞の記者でした。

ただ、求人の備考欄に「月1回の休みの激務に耐えられる方」というのが

あり、流石に私も業務には興味をもったものの、さすがにこれは・・と

思ってしまいました。今でしたら、労基上も問題もあり求人の段階から

ブラック企業ですと言っているような求人内容ですが、当時は許されたのでしょう。

この2社は気にはなったものの、受ける前に敬遠してしまった会社です。

そんな、計画性のない就職活動をしていた状況でした。

続きはまた次回に・・・。

 

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