こんにちは、escapeです。
昨日は、前の会社で付き合いのあるお客さんとの
呑みがあり、昔話に花を咲かせたところでもあります。
さて、昨日に続いて就職について語っていきます。
昨日の記事はこちらから。
最終的な決め手は
私は、ややそんな流れに身を任せたような就活をしていました。
そんな中、競馬関係では、1社馬主の会社に内定をもらいました。
ただ、当たり前なのですが牧場なども所有していた会社で、当然
然るべき転勤が前提になっていました。併せて、私は馬が好きという
のでなく、競馬が好きなだけでありその辺も考え、辞退をしました。
もう1社、選考がすすんでいた出版社もありました。こちらも、
テレビ番組や芸能に関する出版をしていた会社ですが、どこか途中で
興味が持てなくなり、途中で辞退しました。
そんな事をしていると、秋風が吹いてくるような季節にもなりました。
そんな中、とある百貨店の求人が目に留まりました。別段、ファッションに
興味があったりしたわけでもありませんが、なぜ目に留まったのか。
「楽しそうな会社」のように見えたからです。給与水準などは、当時大卒の
初任給などは横並びで、あまり条件の差はありませんでした。
そんな安易な決め方でと思われるかもしれませんが、もはやこの時点では
漫画の編集者や競馬関係の会社というのも挫折していたので、基準は
職業の中身より「環境」にシフトしていました。
そんな、動機らしい動機もなく会社の説明会にいきました。ただ、すでに大卒枠の
選考は終わっており、専門学校などを含めた枠の時期であったようなのです。
ただ、幸い大学の卒業生が2人程勤務していた実績などから、追加枠として受けさせて
もらいました。結果内定をもらうことになりました。
ただ、どうも前年に私の大学の先輩が内定をもらいながら、最後留年
して卒業できず入社に至らなかった事実を知らされます。人事の担当者も、同じ学校
を2年採用して同じ理由で入社を辞退されてはと思ったのでしょう。内定後も人事から
定期的に単位の取得が大丈夫かの連絡をもらいました。前回書いたように、普通の
残りの単位数であれば人事も心配ないでしょうが、明らかに私の場合危険水域でした
ので余計に心配をされた記憶があります。
そんな経過はありましたが、無事卒業もでき入社をする運びとなりました。
環境における順応性
結果、入社をして4年勤務する事になりました。最初のイメージ通り
「楽しい会社」という部分は概ね、ズレていなかったように思います。
同じ店舗に配属された同期は、15人程いたでしょうか。色々聞いてみると、
基本的には皆、流通業界に絞りこんできていた人達が大半でした。私のように
全く関係のない業界を志望してきてたのは、ほぼいなかったようにも思います。
最近、少し不定期ながら同期の人達と会うようにもなりましたが、
会社は皆移ったものの、異業種に行っている人はほとんどいませんでした。
いずれにしても、会社というのは、いくら外側からみていても結果、中に入って見ないと
わからない事は多くあります。ましてや、一緒に働く人がどうなのかと
いうのは余計にわからないことでもあります。
その後、私は全く畑違いの業種でもあり、保険会社の営業の仕事につくこと
になります。ここは、前職とは全く異なり非常に「厳しい環境」に身を置く事
になります。1年以内の離職率90％のようなところに入ります。
ここに、5年ほど在籍していました。周囲の環境は、私が一番若く自分より1回り
以上の人達に囲まれ仕事をしていきます。場合によっては。2回りほど違うような
年齢の人もいました。当然、顧客も法人保険などを中心に扱っていたので、会社の
社長が多く、年齢も非常に離れていた状況でもありました。そんな、環境ではあり
ましたが、非常に勉強になった事も多くありました。
そこで、顧客の繋がりの縁から、全く異なる業種ですが今の業界におさまっている
状況です。従って、私は社会に出て全く違う業界を３つ渡り歩く事になりました。
それぞれ環境や仕事内容、人なども全く異なりましたが、その環境に順応できた
事が今に至っているように思います。
運ゲー要素が高い
日本には400万社ほど会社があります。
職種も15000以上あると言われています。若い頃の一時期に、自分に何の仕事
があっているかなどは、正直判断できないのではないしょうか。
私も現在の仕事を当時学生の頃想像をしていたかと言えば、全く皆無でした。
勿論、終身雇用でずっと同じ会社で勤めあげる方もいるでしょう。
私のように、流れに身を任せながら動いていく人もいるでしょう。
そのこと自体が、人生でもあるのですからなかなか決まった形で40年以上
というのは難しい気もします。従って「運」や「縁」の要素が非常に高い
部分があります。私自身も、今学生の頃に時間を戻したらまた違った道を
選択していたでしょう。その時の社会情勢もあります。
転職を繰り返していくと、尻上がりに在籍期間が短くなる事が多くあります。
最初に勤めた会社が一番長いという事は往々にしてあります。
私の場合は、今の会社が５社目になりますが結果一番長く働いている事に
なります。そして、今も基準においているのは、実は新卒で会社を選んだ
時と同様に「楽しく仕事ができるか」という1点になります。会社の規模や
給与条件などはあまり優先をしていません。
そこが欠落してしまうと、長く続かないのではないでしょうか。
そして、負けたりなんだはしても「競馬」も楽しいから、続いているのです。
「楽しさ」を追求していく事が、何事も継続できる大きな要因ではないでしょうか。
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