こんにちは、escapeです。
昨日、電車に乗っていましたら研修中だったのか
メモ用紙を見ながら発着のアナウンスをしている駅員さん
を見かけました。確かにベテランの人と比べれば、声のハリ
もなく、とりあえずマイク越しにアナウンスをしているだけ
にも映りましたが、きっと数カ月も経てば上手になるのでしょう。
恐らく、4月から入社した人が少しずつ現場にだされるような時期
なのでしょう。
基本、仕事は「慣れ」の部分が重要でこの慣れない前に自信を
無くして退社をする人もいる事でしょう。時間が解決する事も
多いので、新人の人には頑張って欲しいところです。
運動も最初に「筋肉痛」になる時期を過ぎれば、「楽」に
なっていく事も多い事でしょう。
さて、少し哲学的な話にもなるかもしれませんが
そもそも「仕事」は誰のためにしているのだろうかという
事です。これは、置かれている環境でそれぞれ答えが
異なってくると思います。結婚していて子供がいれば
「家族」のためという人もおりますし、純粋に「お客さん」
のためという人もいるでしょう。サラリーマンであれば、「会社」
という答えもあるでしょうし、社長であれば「従業員」のため
という事かもしれません。私の答えとしては「自分」のためと
思って働いています。以前、新人教育で「会社のために働くのでなく
自分のために働いてください」と話をしましたら、上役が嫌な
顔をしていたのを覚えています。しかしながら、「自分のために
はたらく事で結果それが会社のためにもなる」というのが私の持論
でもあります。逆は私は成立しにくいと考えています。
「会社のためにしたことが自分のためになっている」という事には
なりにくいのです。少なくともお客の立場にたってみると利益相反
といいますか、会社のためになっている事や利益になる事は、お客に
損が向いている事が多くあります。何かのキャンペーンなどで切り替えましょう、
買い替えましょうというのは一見、お客も新しいものに切り替わるメリットも
ありますが、往々にして金銭的には損を押しつけられているケースもあります。
例えば、会社のコピー機などは通常リース契約で利用する事が多いのですが、
3年、4年でまだ壊れていなくともリースの残額を持ちますので新しい機種に
換えましょうとなります。ただ、そこでまた新しいリース料が一からスタート
になるので、債務的には増えていく事になります。
私が以前いた保険会社なども、基本積立型の貯金に近いものは歩合給が非常に
低かったりもします。また、キャンペーンとして保険の切り替えを推奨する月
も多くあります。保険などは、本来長期商品なので年齢なども上がり保険料も
それにつれ上がるので、何かの更新のタイミングとかではなければ基本お客の
メリットはあまりありません。というように、会社に利をもたらすものは原則
お客の損にも繋がる事は多くあります。また、リコールや粉飾決算や不祥事なども
含め隠す会社は多くあります。勿論、会社のためと思えば隠すことになるのでしょ
うが、結果どこかで発覚しバレた時に共犯者的なところもあります。そこまでは、
悪質でなくとも誰しも多少の嘘やごまかしなどで売った経験などはあるのでは
ないでしょうか。
果たしてそれで会社に利益をもたらしても、自分のためになっているのでしょうか。
特にサラリーマンで働くと上司の顔色と会社の意向ばかりを気にして働いている社員
も多くいます。普通に理不尽で思えることもそれを貫き通さなければいけない
暗黙のルールのようなもの多くあるのではないでしょうか。
少なくとも、私はそういう形で仕事をすすめて行く事が苦手でもあり、サラリーマン
として不向きなのは十分に理解しています。
そして、お金などは追いかけると逃げていくようなところもあり、結果的にお客のために
したような事が最後時間をおいて利益として跳ね返ってくる事も多くあります。
従って自己の利益ばかりを追求していくと、結果自分の損に繋がっていくように
思います。やや、宗教的な考えのようにも思えるかもしれませんが・・。
私も保険屋時代によく「ギブ＆テイク」でなく「ギブギブ＆テイク」だよとある人に
教わったことがあります。2つほど相手にメリットを与えて始めて1つ返ってくると。
ましてや「テイク」から入っていけば「ギブ」は結果遠のく事になるでしょう。
少なくとも、何かのセールスでなくとも「相手の立場」に立つ事は非常に重要にも思います。
そして、この「ギブ」は相手に喜ばれたり必要である事なのかという事も重要です。
それは、物でなくとも情報でも何でも良いのだと思います。
ブログを書いているのも、収益になれば尚良いですが
それはずっと後でも良い事ですし、ベースには読んでもらい多少でも役に立つ人がいたら良いな
という想いもありながら書いています。役に立ったと思った人は、「ポチッ」と応援お願いを
しますねとやや催促気味でもありますが・・・。
話は戻りますが、もし「自分のため」と思って仕事をしていれば、ある意味「勉強しながら
給料をもらっている」と考えられれば、腹の立つことも軽減していくのではないでしょうか。
入社間もないの人は特に、少し「考え」を切り替えながら是非、「5月病」なんかにならずに
頑張って下さい！
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