こんにちは、escapeです。
本日のタイトルの名言は、以前お話をしました
「闇金ウシジマくん」の名言になります。
どこか、綺麗事の話はよくあります。幸せはお金では
買えないなど。確かに、お金ばかりを追い求めても幸せか
といえば私も疑問にも思います。年収1億と年収1千万の人
で10倍もご飯が食べられるわけでもありません。しかしながら、
人生の多くの悩みも「お金」にまつわる事も多いのも事実です。
中には、命を落とすような人もいるでしょう。
そういう意味では、この名言は非常に含蓄のある言葉に思います。
そんな、漫画のせいかyoutubeのおすすめ動画に「闇金地獄」という
タイトルの動画がありました。これは、実際にノンフィクションか何か
で放送をされたような番組の動画でした。多分20年前くらいに放送された
みたいです。この番組を本日は紹介したいと思います。
それを観てみたところ、多分途中のような動画でした
ので、経緯はわかりません。ある妻子持ちのオジサンが闇金に手を
出し、それ自体は弁護士の様な方が間に入り解決をしました。
クニオさんという53歳のオジサンが主人公です。そこからの再生みたいのを
追ったようなドキュメントです。このオジサンは、以前は公務員をされていた
ようなのですが、借金のせいかわかりませんが、公務員を辞めてしまっていました。
そして、まだ子供産まれたばかりなのか、子供と奥さんと暮らしています。
私が、なぜこの話を書こうと思ったのかと言えば、このオジサンのガッツが凄い
ので紹介したくなりました。実際は観れる人は観ていただくと良く伝わりますが・。
まず、リフォーム会社の営業に再就職をしています。会社の朝礼などのシーンが
少しありますが、恐らくかなりブラックの会社のようです。そして、基本給は
わずかでほとんどが歩合給のような会社です。
ここに、1日300軒ほどの飛び込み営業をかけ、受注していく仕事です。
ただ、このクニオさんは1軒1軒丁寧にまわりながら、契約できるのなんて
「1000軒に1軒位ですよ」と屈託もない笑顔で答えています。
どこか、実直なような人のように思います。
それでも、会社にやらされているいう訳ではなく、これで生活をしていくんだと
という強い信念を感じます。私も保険屋時代に飛び込み営業などもした事も
あるので、厳しいのはよく理解できます。早朝から夜遅くまで非常に真面目に
このクニオさんという方は営業をされていました。そして、この会社にいくの
に自宅から20キロある様で、壊れかけた自転車をこぎながら毎日往復3時間かけて通勤
しています。これも、支給された交通費を少しでも浮かすためのようです。
自宅に帰り、シャワーも浴びますがガスがまだ引けていないようで水のシャワー
で汗を流していました。そして、毎日歩き回るのもありますが、靴がスニーカー
でボロボロでもあります。本当に靴底がすり減り、穴があく1歩手前のようです。
こんな、状況でもへこたれずやっているのをみると、自分も最近甘いのかななど
身につまされる思いでもありました。本人も借金は解決しても、その後の生活が
解決するわけではないから、必死にやるしかないというのがどこか再出発の
意気込みに感じました。そして、奥さんも通常なら離婚をしてもおかしくない状況
の中、一緒にいるには理由がありました。奥さんは小さい頃離婚をして、養護施設で
育ったようなのです。だから、どんな状況でも家庭は壊したくないという想いが
強いようです。どこか、これも奥さんの意気込みが感じられるようなところです。
そして、最後にはその月の歩合が結構入った給料日で、少しお弁当
がいつもより豪華になったのが微笑ましいです。そして、奥さんが病院帰りに
新しいスニーカーを買ってくれ、クニオさんがそれを履いて営業をしている
ところで番組が終わります。
あらためて、冒頭のタイトルではないですが、それでも「全てにお金が必要」
という言葉が正に心に響くようなドキュメンタリーでした。
年月も経ち、今どうなっているかはわかりませんが、幸せに暮らせてると良いな
と感じました。
是非、ご覧なれる方は観ていただくと色々感じるものがあると思います。
コメント