【成るべくしてなる】とは

徒然なるままに
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こんにちは、escapeです。

成るべくしてなる」というのは、一般的に良い意味でも

悪い意味でも使います。例えば、棋士の藤井聡太さんなんかは、

アマ時代から活躍してプロでも活躍していると、成るべくして成った

という感じではないでしょうか。

対して悪い意味では、仮に放漫経営をしていた社長が、倒産したとしても

成るべくしてなったとなるでしょう。基本は行動の延長に「必然性」があるか

でないのではないかと思います。「偶然」ではなくあくまで「必然」ということです。

突然、こんな話をしたのは先週、記事にも書きましたが「競馬最強の法則」

という雑誌が休刊となった事実を私が知りませんでした。記事はこちらから。

昨今の出版不況から、当初は私もいささか仕方がないとの認識でもありました。

競馬雑誌は、最盛期には4,5冊あったようにも思いますが、最終的には最後まで

残った雑誌がこの雑誌になります。28年続いたのである意味大したところでも

あります。今回、最終号を取り寄せあらためて雑誌を見てみました。

久々に見る雑誌に懐かしさも覚えながらページをめくりました。

勿論、最終号なので今までのまとめのような歴史を振り返る的な記事も

多くありました。一見、過去の表紙を並べたようなところもあり、正直

あまり思い入れが感じられないような内容でした。これは、創刊時の編集者が

抜けている事も有り、そのようなテイストがだせなかったのではないか

と思います。どことなく最後らしくまとめたような内容で、中身は全く面白味

に欠けるものでした。読者から見れば、最後は最後でそれなりに期待をしている

部分もあったり、最後だからこそ語れるオフレコ的な内容であったり。

また、最強の法則というからには、馬券を購入する側の視点で書かれていない

と魅力も薄れます。私が購入していた頃は、少々怪しげな必勝法めいた馬券術

の紹介や、対談記事などもあったりもしました。11月号で終了というのも、どこか

最後の秋競馬のG1シリーズで多少でも売上を確保してみたいな部分も見透かされて

しまいます。12月号で終わるのが、非常にキリが悪いようにも思いました。

28年も続いて終わり方が、気概も感じず残念なところです。

また、秋のG1特集もありましたが、それも目新しいものはなく、どちらかと言えば

傾向やデータを並べた類で、その辺は今時ネットで色々でている事でしょう。

わざわざ1000円近く出して購入するような事でもなくなります。ネットにはあまり

取り上げられていないような、隠れネタ的なものがほぼありませんでした。

勿論、この編集者などが抜けてから全てを見た訳でもないですが、新しい編集部の

リニューアル期間も然るべきあったと思うのですが、基本は違う意味で「踏襲」

してしまい変化できていないように見えました。

この雑誌が無くなったのは、単なる出版不況という外部要因だけで部数が減ったので

ない気がします。

読者側のニーズがうまく取り込めず変化できないで終わってしまったというように

私には映りました。

従って冒頭の言葉のように、成るべくして「休刊」になったように思います。

今は、不振の原因をコロナをはじめとした外部要因にすることは容易であります。

しかしながら、本当の原因はもっと違った部分にあったのではないかと思う

ところがあります。これは、今事業をされている方も多いのではないでしょうか。

原因のキーワードは、「ニーズ」と「変化」への「対応」ができていないことが

多くあるのではないかと。

ふと休刊雑誌を読みながらそんな想いを巡らせた次第です・・。

 

 

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