競馬からの学び その8

競馬からの学び
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こんにちは、escapeです。

もう競馬を始めて30年以上経ちますが、先週もあらためて

競馬の「難しさ」を思い知らされたような感じです。

「難しい」という事は、もう何百回も経験はしているのに

それでもこの言葉がよぎるのは何でしょうか。そして「難しい」

からこそ「面白い」のではないかとも思うわけです。

その奥深さに魅力があります。

さて、競馬の学びのシリーズを書いていこうと思います。

人生における第1コーナーは

人生には、それぞれ皆さんターニングポイントというのが

あるのではないでしょうか。今は、人生100年などとも言われますが、

一般的には80年ほどではないでしょうか。これをある程度20年サイクル

ほどで見ていくと、4分割位が人生を分けていくのには適正ではないで

しょうか。正に、競馬も第4コーナーまで分かれているので、しばし人生

と私は照らし合わせる事も考えたりもします。

ピッタリ20年ではないですが、私の個人的なイメージで分割をさせて

もらいます。恐らく最初の1コーナーというのは、25歳まで位の期間

はないでしょうか。仮に大学を卒業し社会に出て3年目ほどでしょうか。

ここは競馬で言えば第1コーナーのようなものかもしれません。

折合いがつかなかったり、ポジションがとれないこともあるでしょう。

志望した学校や会社などに、必ずしも皆さん行けた訳でもないかもしれ

ません。しかし、どんな形であれスタートが切れた事レースに参加

できるという事ではないでしょうか。レース前に放馬をしたり返し馬で

故障が発生したり、落馬をする事も競馬ではあります。

少なからず、どんな学校を卒業しようが、どんな会社に入ろうが、

そこまで辿り着けば、一旦スタートは切れているはずです。

その辺は、悲観をしない事が賢明ではないでしょうか。

競艇では、ほぼ第1コーナーの入りで勝負が決してしまいます。

しかしながら、競馬においてはこの段階ではどうなるかというのは

ほぼわかりません。

やはり、人生は「競馬」になぞらえた方が、しっくりきます。

人生における第4コーナーとは

人生における第2コーナーは、25~40歳位の期間がしっくりきます。

ある程度、この時点で結婚や子供ができたり、転職や独立をしたりという

期間ではないでしょうか。この時点で、恐らく転職や結婚をしない

人はそのままの傾向が強いかもしれません。競馬における第2コーナー

は、大体隊列が決まりペースが落ち着くものです。

人生においても、この段階で生きていくペースが決まって来るので

はないでしょうか。結婚をするしない、転職をするしないというのは

非常に生きていく上でペースが変わっていく事象だと思います。

例えば、結婚をしていなければ、独立や転職などもハードルは低いので

はないでしょうか。逆に結婚をして子供などもいれば、守り

入るような事も多くあると思います。別に結婚や転職を勧めている訳

ではありません。要は環境によって、ペースが非常に変わるという事です。

そして、第3コーナー40歳~60歳位までの期間でしょうか。

今は定年も延長をされていますが、基本的にはサラリーマン

いう事で考えれば60歳というのは一つの節目になるのでは

ないでしょうか。競馬で言えば、ここでマクル馬がいたり

もします。地方競馬などでは、コースも小さい関係もあり3コーナー

からのマクリ競馬はあります。勿論、直線まで温存している馬なども

多くいます。私などは、さながら今マクリをかけているような感じかも

しれません。競馬でも、マクリが決まらないと惨敗する事は結構あり

ますが・・。そして、第4コーナー60歳~80歳位ではないでしょうか。

ここで、まだ直線もがき苦しむ馬もいます。楽々、逃げ切り体勢に入る

馬もいます。最後、差し切ろうと凄い脚で追い込んでくる馬もいます。

人生の第4コーナーは、どんな脚質で最後を締めるのでしょうか・・。

最後の直線は・・。

引退した福永騎手だったような気がしますが、少し曖昧で申し訳あり

ません。「第4コーナーまでの立ち回りで直線は決まる」と言っていた

話があります。勿論、直線で前が詰まったりなどもありますが

、そこまでのポジションでほぼコース取りなども決まっているとの事

です。むしろ、そこからは馬の力でもあり騎手はそこまで負荷をいかに

かけずにエスコートするという事なのでしょう。

人生も最後の直線だけで、当然挽回していく事は難しいでしょう。

いかに、そこまで色んな事を経験し、直線勝負ができるかという事では

ないでしょうか。先日の宝塚記念で、断然人気のイクイノックス

スタートで躓きました。そして、後方の位置取りとなり色々

ルメール騎手も試行錯誤はあったのではないでしょうか。しかしながら、

ルメール騎手の経験から、大外まわしでもしっかり差し切る力という

のは、正に人馬一体のなせるかもしれません。

どうでしょうか、競馬とご自身の人生は重なるものはありましたでしょうか。

私は、どこか「人生という名のレース」で、調度、第3コーナーでもがいている

ような気もします。イクイノックスのように、最後は華麗に差し切り

ゴールを目指したいものです。是非、皆さんも一緒に直線はじけるような

人生を送りましょう!

 

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