こんにちは、escapeです。
今まで、色々雑記的に競馬に関するものからニュース的
なものまで書いていましたが、新たに「競馬からの学び」という
カテゴリーを増やしてみました。このブログのコンセプトでも
ある競馬からどのような考えを持つかという部分に近いです。
競馬から学んだ事なども書いていこうと考えました。
共感できる方は、たまに見てみて下さい。
競馬から学ぶ事とは
競馬は、単にギャンブルということだけでなく自分の生き方に
通ずるような事を多く競馬で学びました。
勿論、競走馬や騎手の部分からもどこか学べるものもありました。
ここに、競馬の奥深さがあるようにも思ったりする次第です。
引退はしてしまいましたが、以前ご紹介した大井競馬場での場立ち
予想をされていたゲートインの吉富さんは、人生訓のようなものを
場立ちで唱えていたような方でもあります。
その流暢な語りは、予想を聞くだけでなくさながら、
有名予備校講師の授業を聞いているような気分にもなります。
きっと、的中だけでなくそのような部分が人を惹きつけ人気予想家
となったのではないでしょうか。
とはいえ、それだけご本人も多くの事を予想をやりながら学んだのでは
ないでしょうか。
そこまで私は立派な事は言えませんが、私なりに想った事を書きたいとは
思います。
負けから学ぶ
恐らく、長く競馬をされている方であれば何度かは「競馬を止めよう」と
思った人は多いのではないでしょうか。それだけ、当たりまくるという事は
ないはずです。ただ、その都度競馬の付き合い方も変えながら、継続している
も多いのでないでしょうか。私も当然その一人です。連敗が多く続いたり、
それなりの金額を賭け負けてしまったり、大事なお金を賭けて負けて
しまったりなど、止めたくなることは多くあったと思います。
そんな経験もふまえ、今はマイルールのもとに付き合い楽しんでいるところ
でもあります。それでも、たまにそのルールも破られてしまう事はありますが
大きく逸脱する事はありません。
何事も「勝ち方」という事にこだわる人も多いでしょう。よく相撲でも8勝7敗で
勝ち越すのか、野球でも打たせて勝つのかなどと戦術的にも色々あるでしょう。
それは、プロの世界でも常に全力でやり続ける事は難しく、体調も万全でない事も
あるでしょう。そういう時に、手を抜くのと意味合いは異なりますが、それでも
そこをしのぐ術を一流選手であれば皆持っているはずです。
競馬であれば、圧倒的に外れる確率の方が高い訳です。競馬はむしろ
「負け方」を身につけないと、身を滅ぼしてしまう事にもなりかねません。
そんな、「負ける」という事に常に対峙をしながら馬券と戦っていく事に
他なりません。フジテレビの競馬番組を観ていると、競馬評論家の井崎氏
がいつも少額の馬券の買目で予想をしています。むしろ、司会者などもそれを
揶揄するような言い方でもあります。番組的には大きく的中などした方が
派手さもあるのでしょうが、それをいつも冗談を交え話しているのは私は
違うスタンスで視聴者に訴えかけているのではないかと思っています。
恐らく、50年以上競馬をされており競馬の連載なども多く抱え、お金が
ない訳ではないはずです。それでも、どこか「こういう楽しみ方をしなさい」
という先人の知恵的なもの発しているいるようにも映るのです。
人生も負けの方が多い
人生においても、大概良い時期というのは短く、悪い時期の方がトータル的には
圧倒的に多いのではないでしょうか。私も、まだ50歳半ばあたりではありますが、
悪い時期の方が良い時期より圧倒的に多かったです。
時には、人生のどん底と思えるような事も数度ありました。それは、単に
お金だけではなく、人の裏切りでもあったりと。
競馬においても、1番人気で絶対と思えるものでも裏切られた経験は
皆さん多いのではないでしょうか。単にオッズ的にも絶対と思っている
だけであり、本来はいつ裏切られてもおかしくないという状況なのです。
ある種の思い込みでもないでしょうか。人においても、この人はと信じた人に
裏切られる。競馬同様、思い込みではないでしょうか。結果的に自分以外は信用でき
ないという事を私は、何度か体験をしています。
基本的には、私は人と付き合う時にどこか懐疑的な部分を必ず持ち合わせて
います。よく「恋は盲目」と言われるように、恋愛の最中はその人しか見えない
事などもよくあるでしょう。競馬をしていれば、よくその裏切りを目の当たりに
するわけです。
競馬において、この「負ける」という事から自己を見つめ直すような事に繋がる
ように思いました。もう1度、負けたレースを振り返り予想のどこがダメだったのかと。
従って、このブログにも必ず「レース回顧」をするようにしています。
その「負け」から学び次の「勝ち」に繋げるためにも振り返りをしています。
まずは、私が競馬を通じて一番多く学んだことはこの「負ける」という事について
自分がどう向き合うのかという事を教えてもらいました。
是非、皆さんも「負け」についてあらためて考えると、次に繋がるのではないでしょうか。
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