実家の「やさしさ」とは

徒然なるままに
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こんにちはescapeです。

GWは皆さん、実家に帰ったりなどする方も多いのではないでしょうか。

私自身は、実家もばらけてしまい実家と言える戻る先もありません。

昨日から、少し離れたのところに年に1度遊びにきている状況です。

5月病になるのは・・。

さて、「5月病」になぜなるのだろうかなど少々考えたりもする次第です。

特に4月から新入社員などで入社すると、やはり学生の頃とのギャップ

気づかされます。少なからず、社会の厳しさなども感じる事になるでしょう。

特に転職などもそうでしょうが、新しい環境に慣れていくのもストレスに感じ

ますし最初の1か月目というのはそれが顕著にでてくるのではないでしょうか。

大体、半年くらい経つと違和感がなくなるものではありますが・・。

そんな、環境下の中で連休が続いていく事で「心」にエアポケットができる

のではないでしょうか。5月病でなくとも「月曜に憂鬱」というのはよくあり

ます。「サザエさん症候群」ではないですが、土日の休みを終えサザエさんが始まる

頃には翌日の会社の事について考え始め気持ちがダウンしていきます。

私の場合は、会社というより日曜競馬を終え負けている時などは気持ちは更に

ダウンしていく事になるのではあるのですが・・。

実家の「やさしさ」が原因?

話は戻り、そんな束の間の休息期間として連休が続いていきます。

そんな時に、「実家」に帰った時にふと色んな気持ちがでてくるので

はないでしょうか。基本的に、実家というのは「やさしい」のです。

少し離れた環境で過ごした時に、実家に帰れば親も温かく迎えてくれるでしょう。

そして、食事なども食べ慣れた自分の好きなものがでてきたりもして

至れり尽くせりだったりします。この実家の「やさしさ」を数日味わって

しまうと「無気力」が加速してしまうのでないでしょうか。

藤子不二雄でさえも・・・

藤子不二雄の漫画で「まんが道」というのがあります。藤子不二雄の実話です。

トキワ荘時代の話も当然でてきて私も好きなのですが。

その中で、富山から東京に上京して仕事も段々

軌道にのってきて連載を多く抱える事になります。そして、ある時に久しぶりに

実家に帰ろうという話になりました。数日、リフレッシュしたらまた仕事にという

事で2人で帰省する事になりました。特に、創作活動などはやはり次から次へと

アイデアがでてくる訳でもないので、そのようなリフレッシュは大事なのでしょう。

そして、最初は数日息抜きをしてということでしたが、やはり実家の「やさしさ」

になります。結局は、なかなか仕事の方へチェンジできずに1か月ほど実家に

いてしまうのです。そして、抱えていた連載をすべて落としてしまい、一度漫画界

から干されてしまいます。やはり、漫画家で締め切りを守れないというのは致命的

でもあり、週刊誌であれば毎週描き続けないといけないわけですから、それは非常に

大切な約束事なのです。あれだけの、偉大な漫画家でさえ、このような実家のトラップ

にはまってしまう事になるのです。

心の隙間

結果的には、厳しい環境でしばらく過ごしたときに砂漠のオアシスではないですが

実家の「やさしさ」にふれてしまうと、「心の隙間」が満たされるような感じに

なるのではにでしょうか。そして、連休明けにどこか会社に行きたくなくなり

いわゆる「五月病」のような状況に陥ってしまうのではないでしょうか。

これを防ぐには、やはり特に新入社員の人は最初の1年目は実家に帰らない事

が良いような気もします。いわゆるホームシックになるのかもしれませんが、

それを断ち切った方が良いのでしょう。

どこか、趣味などで気を紛らわす程度にして「やさしさ」にふれない方が良い気がします。

GW明けに、そのような社員の人がでないことを祈るばかりではありますが、、。

ふと、五月病について考えてみた次第です。

 

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