こんにちは、escapeです。
いよいよ、師走の12月に入りました。
あっという間の1年でもありましたが、皆さんいかがでしょうか。
昨日、引退馬についての記事を書きましたが、その後イクイノックスの
引退について報道がなされました。その辺を振り返りたいと思います。
イクイノックスの引退
ある種、既定路線とも言えなくはないですが、昨日引退の発表がありました。
一部、有馬記念も見据えていたような報道もJC後にありました。
結果、疲れなども抜けきらないという事で無理せず引退となりました。
これだけの馬ですから、当然理解もできます。仮に有馬記念に出たとしても
恐らく対戦相手的にも、すでに勝負づけが終わっている馬との対戦になる
でしょうし、勝ってもあまり種牡馬としての価値も上がらないでしょう。
万一、ケガや負けることになる方がリスクは当然高いのではないでしょうか。
獲得賞金も22億を超え歴代1位になりました。本当に素晴らしい活躍です。
金額的には4000万の馬でもあります。これが500口でしたので、1口8万円です。
1口馬主になった方は、相当なラッキーではなかったでしょうか。お父さんの
キタサンブラック同様、馬主孝行の馬ではなかったでしょうか。
願わくば、レース数が少なかったので、もう少し走って欲しかったところも
あります。ベストレースは、今年の秋の天皇賞のレコード勝ちをあげる人も
多いでしょうが、私はやはり昨年秋の天皇賞がベストレースに思います。
あれだけパンサラッサの逃げを豪快な追い込みで捕まえるというのは、非常に
印象的でした。ドバイのように逃げもでき、追い込みもしっかりできるような
これだけの脚質の幅を持った馬は見たことがありませんでした。まさに、どんな
競馬になっても勝てるというような、絶対王者のような馬でもあります。
恐らく、10年に1頭でてくるかどうかというような馬ではなかったでしょうか。
あらためて、JCを観に行って良かったと思う次第です。
これからは、産駒の活躍に期待したいところです。イクイノックスお疲れさまでした。
闇金 ウシジマくんの魅力
さて、話題は全く変わり昨日たまたまyoutubeでウシジマくん一気読みという
動画が入ってきました。漫画自体の存在は知っていましたが、あまり個人的には
関心が薄く、今まで見ていませんでした。ご存知のようにドラマや映画化もされ
漫画自体も50巻弱発売され、非常に人気のある漫画でした。個人的にはその前に
「ナニワ金融道」という漫画は私は好きでよく読んでいたのですが、近いような
存在の漫画なのかという事で割とスルーしていたところがありました。
まず、youtube上で凄いと思ったのは、動画自体はマンガの作品なのですが
吹き出しなどもセリフも声に合わせ合成していたところが非常に手間がかかっている
なと思いました。ほとんど、音声付きで漫画を読んでいるような形でもありました。
結構、バイオレンス的な内容も多く含まれれているのですが、非常に闇金に
頼るような人達の心情心理をうまく描いているように思いました。
そして、人が転落していく典型的な部分がリアルに描かれているように思いました。
正直、自分も読みながら、「私自身への恐怖感」さえでてきたようなところでもあります。
自分もいつか、このような穴に陥ってしまうのではないかというような・・。
少し、競馬の掛け金を自粛したくなるような感じでもあります。
色々なエピソードの話はあるのでしょうが、私が昨日みた「フリーター」という
回は非常に良かった内容でした。いつもは、非情に徹するウシジマくんもどこか
温かみがでていたような内容でもあります。
そして、人間の欲望や裏切りなどについてもリアルな観察眼で書かれています。
著者の真鍋氏も相当多くの人の取材に基づいて書かれているとインタビューに
でていました。15年で1000人以上金融業者や債務者など取材をしてきたようです。
そして、借金をする人の3つの特長というがあるそうです。「自信がない、見栄っ張り、
実行しない」の3つが債務者の印象で多かったそうです。
特に「実行しない」という人が一番多いそうです。口だけで言うのですが、行動に
移せないというのは、結構借金を抱えていない人でも多くいるのではないでしょうか。
恐らく、先延ばしをしてやらないという事も含めてなのでしょう。例えば勉強や運動なども
「明日からやろう」とか思う人であったり、「仕事」も来週からとりかかろうなどと・。
少し、耳の痛い話でもあり私自身もそういう部分は持ち合わせていたりもします。
ただ、何度か私もブログで書きましたが、「運」を寄せるには「行動」しないと
引き寄せられないものなのです。棚からボタ餅的にはほぼないという事なんです。
「行動しない」というのは、周囲の状況が変化して恩恵が自分にくるものを期待
するようなものです。それでは、いつまでたっても状況は好転していかないの
ではないでしょうか。ある意味、そのように話しているのは誰しもそのような
資質は持ち合わせており、誰でも転落していく穴は多くあるのだという事を
言っているようです。そして、作者自身も売れるまで数年間やはり派遣の
バイトなどもされていたようで「未来への不安」を抱え生きてきた時期も
あったようです。牛丼に「卵」をつけるかどうか悩んだと話されていたりも
ありました。だからこそ、こういうリアルな部分が描けるのだと思った次第
です。まだ、読んでいない方おススメです。どこか、読後自分にピリッと
したスパイスを与えてくれるような作品に感じました。
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