こんにちはescapeです。
2021年のデータでギャンブルを巡り依存など何らかの問題を過去1年に抱えた人
が18歳~74歳の2.2%に上ると厚労省が発表しています。
人口に換算すると推計196万人だそうです。アルコール依存が80万人位です。
正直、昔から「ギャンブル依存」
という言葉もあり、全部が依存でないまでも数字的には多いという印象を受けました。
しかしながら、少々最近では傾向がが以前と異なる様に私は思っています。
以前のギャンブル依存というのは、圧倒的に「パチンコ」が多かった状況です。
パチンコは大体そこそこの駅にはどこでもあり、ほぼ年中やっているので打とうと
思えばいつでも打てるわけです。そして、最近はリーチアクションや演出なども
凝ったものが多くそれが原因で依存症になる傾向が強いようです。気軽にできる
というのは、それだけ接触頻度が高くなり陥りやすいのだと思います。
なぜか、パチンコ屋にはギャンブル依存に注意的なポスターがよく貼ってありますが
そもそもの原因はお店にあるのにというところですが。単なる行政側の意向による
注意喚起なのでしょうが。この辺は煙草の注意書きに近い気がしますね。
恐らく、ギャンブルをする人であれば競馬にしても何にしても当たった時に
ドーパミンが放出されその高揚感が染みついていくのではないかと思います。
ギャンブルあるあるですが、負けた時の印象は薄く勝った時のインパクトが
強いので、どこか負けていても以前の勝ちパターンが蘇り「これで取り返せる」
と思ってしまう事が多いのではないかと思います。
私自身は、大学生頃はそれなりにパチンコなどもしていましたが最近はほとんど
やらなくなりました。単純に色々な規制が加わり、お金を使う割とリターンが
低いという事と昔より音量なども大きくなった気もしてあのうるさい環境に
何時間もいることは難しいといつしか思うようになりました。耳栓をしても
限界があるようにも思います。また、ひたすら座って打ち続ける事にもあまり
魅力を感じなくなりました。しかしながら、パチンコ屋さん自体にはよく行きます。
何故かと言えば「喫煙」目的です。ほぼ、今は駅前であっても煙草を吸う場所が壊滅
状態であり仕事柄外に出ることも多いので、なかなか安定的に吸える場所というのは
パチンコ屋さん位しかありません。そういう意味では、ニコチン依存症ではあるのですが・・。
そんな理由で、出入りする事があります。家の近所に出勤の際や帰宅時によく立ち寄る
パチンコ屋さんがあります。そこの喫煙場所は、店の奥目のところにあり中を通り抜けて
行くのですが全体的には年配者が多いイメージではありますが、そこで60過ぎのある
オバサンをよく見かけるようになりました。
私が立ち寄る時には、ほぼ必ずいるので実際は毎日のように、また長時間
打っている様子でした。多分、見かけたのが調度ハマり始めた頃だったのか明らかに
月日を追うごと
に身なりも荒んでいったようにみえました。半年ほどでみかけなくなりましたが、明らかに最後の方
は髪の毛もお風呂に入っていないような油まみれになり、完全目が血走っており挙動もどこかおかし
しくなったようでした。一度、駅前近くで見かけた際にダッシュでパチンコ屋に一心不乱に向かって
いく光景を見たことがあります。完全に依存症になってしまったのだと思いました。このように明ら
かに外見からも変化がでてくれば依存症と判別できるのですが、なかなか普通にしているとわからな
いものです。最近の傾向は何が変わったかといえば、コロナの影響もありますが「スマホ購入」です
。これは、大体毎日公営ギャンブルはどこかでやっていますので、スマホからどこでも買えてしまい
ます。以前の競馬などに依存症が少ないのは、そもそもが中央競馬であれば土日しかやっておらず、
レース数も1日に12レースと決まった枠でしかやっていないからです。手軽にできるものではなかっ
たのです。それが、スマホ購入によりいつでもできる状態ができてしまいました。やはり、気軽に
買えるというのは依存度合も高くなり、よく動画でもそのような内容が多く上がっていますが、
一部演出はありながらもこのペースでやっていれば破綻するなというのは目に見えてあります。
また、機械で買う分あまりお金を出して買っているようにならないのです。
そもそも競馬などは、控除率25%あるわけですから一定の不的中を考えれば数をやるほど不利
にはなります。どちらかというと動画などを観る限りには、もはや儲ける事よりも「買う」事が
目的になりつつあるものあります。ある程度、長くやっている方であれば私もたまにダラダラ
買ったりもしますが、それなりにレースと金額を決めそれ以外はあまり手を出さないという
やり方が身についている人が多いと思います。少なからず、今まで会った人で競馬でそれなり
に儲けている人は、ほぼ共通してレースを絞っています。以前、私が大井競馬に良く行っていた
頃にプロ馬券師的な方がいました。それは2人で来ていて、何度か目にしましたが割と早めの
レースを1,2レースやってメインよりはるか前に稼いで帰るという人達がいました。
従ってそのような形が勝てるパターンだと思います。依存症に話は戻りますが、後は比較的に
真面目な性格の人が陥りやすい気がします。先程のオバサンではないですが、年をとって
はまる人も困りものです。やはり、何でもある程度免疫を若い頃につけないと年をとって
からの方がはまり方が深い気がします。その点では、ギャンブルでなくとも異性にはまった
りも似たような点があるでしょう。後は、熱くなると何事もみえなくなるのでほどよく客観視
できると良いのでしょう。これもよく「恋は盲目」という事からも色々事件に発展したりも
します。程よい距離を保ちながら「ギャンブル」と付き合えると楽しめるのではないでしょうか。
皆さん、依存症には注意をしましょう!
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