こんにちは、escapeです。
昨今、少子化がすすんでいる事は皆さん色々な報道でご存知の事かと
思います。昨年も過去最低の出生数でした。今年も恐らく、更新する
流れで来ています。しかしながら、増加してる問題で「不登校」の人数
が急激に伸びている傾向があります。本日はこの問題を考えてみます。
急増している不登校児
そもそも不登校の定義としては、年間30日以上欠席をした生徒という
事になります。一時、小学生で不登校のユーチューバーが話題にはなり
ましたが、中学3年生になったその子は、最近学校にも行きはじめている
ようです。勿論、この子の影響で不登校児が増加したという事はありません
が、数字をまず見てみましょう。
今から3年前の令和2年度の小、中学生の不登校児は、19万6127人です。
このうち、中学生は16万人以上いて中学生の割合は高いです。
そして、昨年度は29万9048人です。僅か、2年で1.5倍に増加しています。
恐らく今年も、増加をするのではないでしょうか。
昔から、一定数不登校という生徒はいました。私の時代で言えば、クラスに1人
いたかどうかの印象であったりもします。
なぜ、これほどまでに増加してしまったのでしょうか。理由は、勿論1つという
訳ではないでしょう。明らかに、影響している要因の1つとしては、このパンデミック
が流行り始めその数が急激に増加しています。
私なりに理由を考えたいと思います。
学校要因ではない
以前、不登校の原因の多くは、いじめ等の学校への問題で行けなくなった
事は多くあるのではないでしょうか。今も、それは少なからずあるでしょうし、
私もそこは無理にいく必要もないと思います。
では、この期間にイジメが一気に増えたという事はないでしょう。
では、そうでない場合に何故これだけ短期間に増加したのか。理由はあまり公表
はされていませんが、私なりの推測では「行かない事に慣れた」という事では
ないでしょうか。緊急事態宣言の関係で学校の休校措置も多くなり、パンデミックの感染
で休む人も当然多くでました。非常に学校が休みやすくなった気がします。
そこに、オンラインなども混ざり必ずしも行かずとも勉強をすすめる事は可能にも
なりました。やはり、人は環境に慣れると緩くはなるのでないでしょうか。
例えば、満員電車で早朝から働いているサラリーマンが、収入的にはあまり
変わらずリモートワークなどで仕事ができるとなれば、以前の環境にもどり
たくなくなるでしょう。夏休み明けの学校に気だるさを感じたのは、やはり
長期の休みの後に日常に戻り、昔からそのタイミングで学校に来なくなる生徒
も一定数いました。
毎朝通学する事などが避けられ
時間が自由に活動ができるのであれば、そっちに流れる事も一定理解は
できます。そんな、状況に甘んじられるのであればと不登校になった生徒も
多くいるのではないでしょうか。
後は私も感じた事ですが、感染した後に異様な倦怠感があった時期があります。
場合によっては1日中でも眠れてしまうような・・。最初は私もまだ、完全に治って
ないのかなども最初感じましたが、数か月続いた記憶があります。今は、特に
ないのですが、当時ネットで調べると同様の症状にみまわれた方も結構いたようです。
このような事が絡んで、一気に不登校が増加したようにも思ったりもします。
今後の怖さ・・。
当然、学校というのは勉強だけの場ではありません。友人や部活など、人と交わる
いわば、社会に出る前の練習みたいな場でもあります。
しかしながら、仮にこの状況が続いた場合に学生であればそれで済まされることも
ありますが、社会に出られなくなる子供が急増しないか不安でもあります。
今でも、一定数「ひきこもり」という事で親の年金を頼りに、ずっと家に居てしまう
中年男性も多くいたりもします。いわゆる8050問題と言われる、80歳が50歳の面倒
をみるというような現象です。一度、社会から分断されると復帰するのは非常に難し
かったりもします。将来的に、そのような状況にならないことを祈るばかりではあり
ますが・・。いずれにしても、これだけ増加してくるとある意味社会問題化していく
事ではないでしょうか。
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