こんにちは、escapeです。
昨日に続いて有馬記念の考察をしていきたいと
思います。本日は、3歳馬をテーマにいきます。
今年の3歳馬の実力は
昨日も、有馬記念は世代間争いであり3歳馬の活躍に
ついて書きました。今年の3歳馬はあまりレベルが高くない
という評判は大きいです。
理由の1つとしては、あまり3歳馬の活躍がなかったり、
今年のダービーの勝ちタイムも2分25秒2ということでもあります。
前週のオークスのリバティアイランドの勝ちタイムは2分23秒1で
した。2着のハーパーにしても2分24秒1で、ダービーより速い決着
です。
もう1つの指標としては、ダービー4着であったべラジオオペラは
先日チャレンジCでの重賞を勝ちました。ただ、2着はボッケリー二
でもありハナ差の勝利でもありました。ボッケリーニ自体も7歳馬
でもあり、実質G2レベルの馬である事を考えれば、確かに3歳馬に
疑問が残るところもあります。
ただ、菊花賞のタイムをみれば決して遅い優勝タイムでもありません
でした。過去10年では3番目に速いタイムであり、決してダービーの
タイムだけでのレベルではかれないようなところはあります。
競馬におけるタイムは当然、ペースや馬場なども影響をしてくるので
私的にはタイムは絶対的な指標にはいつもしていないところはあります。
勝ったドゥレッツァは今回出走しませんが、春のクラッシクにはでて
いない馬でもあり、ルメール騎手がうまく乗ったという印象が強い
レースでもありました。
ソールオリエンスについて
春の段階では、この馬が一番強い印象がありました。
特に皐月賞での勝ち方は鮮やかでもありました。
しかしながら、秋のセントライトで2着、菊花賞も3着と
正直、成長力としては今一つ疑問が残るような結果でも
ありました。菊花賞では外まわしでの追い込みがきかず
という流れでしたが、どこか皐月賞は勝っているにしても
中山のこの舞台には疑問が残る気がします。皐月賞のような
前潰れのような展開にならないと厳しい気もします。
今回は、横山騎手から川田騎手への乗り替わりがプラスに
はたらきそうなところでもありますが、川田騎手の関東での
G1レースも正直あまり信用がない気がします。
秋3走目という事を考えれば、そんなに大幅な良化も見込めない
気がします。イクイノックスの引退でキタサンブラック産駒の
価値を更にあげれるかはこの馬の活躍によるところもあるでしょう。
とはいえ、現時点では私は3着候補というようにみています。
タスティエーラについて
3歳馬としては、タスティエーラの方を買いたいところです。
皐月賞でも先行馬が軒並み崩れたレースで、この馬だけは2着と
残りました。ダービーでも先行力からダービー馬に輝いている
ので、今回の有馬の舞台の方が非常にあっているように思います。
菊花賞は、いつもよりは後方での位置取りでしたが2着にくる
底力は評価したいところです。そして、ダービー以来の出走を
考えれば、今回の方が伸びしろがありそうでもあります。
ソールオリエンスよりは、タスティエーラの方が上と個人的には
みています。あとは、ムーア騎手との相性もありますが、新馬戦で
は乗っているので手腕に期待したいところ。とはいえ、2番人気
くらいにはなるでしょうから、枠順も含め考えたいところではあります。
やはり、3歳の斤量差のアドバンテージは意識したいところです。
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